こんにちは!
GP法のTenです。
今日は、「その痛み、もしかしたら内臓かも?内臓の関連痛を知っておこう!」というテーマで、話をしていきたいと思います。
普通痛みって、痛い場所に痛みが出る原因があって、痛みが出るって思いますよね。
でも、痛みを感じる場所と、痛みを出す原因の場所が違うことがあります。
関連痛って言って、実は違う所が痛いはずなのに、痛みを感じちゃう。
内臓疾患とかがあって、その内臓と離れた場所にあるのに、皮膚とか筋肉に痛みを感じたり、過敏になったりする場所ってあるんですね。
整体院に来るお客さんとかで、カラダのいろんな場所の痛みを言われた時に、
あれ?これってもしかして?
そんなふうに思えるように、なんとなくでもこの関連痛の位置関係を知っておきたいですよね。
ということで、今回は、この内臓の関連痛についての話をしてみたいと思います
痛みって、例えば皮膚をつねったりしたら、その皮膚の部分の痛みのセンサーが刺激されて、
その場所が痛いっていうふうに感じるように、
普通は、その場所の痛みのセンサーが刺激された時に、それが脳に伝わって、そこが痛いっていうふうに感じますよね。
ココが刺激されたって信号が脳に伝わって、脳の中の、底の痛みを感じる部分が刺激されて、その場所が痛いって感じる、
痛みを感じているのは脳なんですが、脳が、この刺激された部分が痛みを感じているって認識するんですね。
こういうのを投射っていうんですが、
脳の中に、カラダの地図みたいなのがあって、それを見てどこが痛いか認識してるみたいなイメージだとわかりやすいかな?
なので、例えば幻肢痛何ていうのがありますが、幻肢痛っていうのは、例えば事故とかで腕を切断した人が、無いはずの場所に痛みを感じるっていうのは、
この以前痛みのセンサーがあった場所からつながってる神経のルートのどこかで、その神経が刺激されることで、脳に、本来ない場所の痛みとして感じるみたいな感じですね。
同じように、内臓に炎症が起きているのに、それとは関係なさそうな場所に痛みを感じたりすることがあります。
それは、脳のエラーなんですが、
内臓の炎症などで起きる内臓の痛みの信号と、
筋肉とか皮膚の痛みの信号と、
痛みが発生した場所が違うんですが、
似たようなルートをたどって脳に行く時に、
皮膚とか筋肉とかの感覚神経の繊維が、内臓の感覚神経の繊維の数より圧倒的に多いことから、
脳が勘違いして、近くにある筋繊維の痛みとして勘違いしちゃって、皮膚とか筋肉の痛みとして感じちゃうんです。
その関連痛の部位が、だいたいこんな感じになってるんですが、
例えば、肝臓は右肩とかっていうのは結構有名だと思いますが、
肝臓でいうと、背中の右側の肩甲骨の斜め内側辺りとか、前側だとみぞおちのちょっと右側もそうですよね。
後は、心臓は、左の胸のあたりから、腕の小指側のライン、いわゆる心経、心臓の経絡に沿ってるって思うと覚えやすいですよね。
それと、背中のちょっと左側、胸椎の4番あたりですよね。
肺とか横隔膜は、肩と首の間、
胃は、前側だとみぞおちの真ん中あたり、背中だと、胸椎7番あたりのちょっと左側、
膵臓は、みぞおちのちょっと左側、
小腸は、へそのちょっと上、
大腸は、へそのちょっとした、
膀胱は、へその下と、お尻の部分ですね、
虫垂、盲腸ですね、これは、右下腹部、
そして、腎臓は、下腹部全体です。
女性の場合は、以外に思うかもしれませんが、卵巣は、へその横辺りなんですね。
実際には、体の痛みって、これ以外にも内臓の低下から痛みが出ることって多いんですが、それは、全体の緊張のバランスの崩れから、実際にそこに痛みが出るようなものですが、
こういう、実際にはそこには何もないのに、痛みとして感じることもあるってことと、
大体の場所を覚えておくと、役に立つことって多いので、なんとなくの場所だけでも知っておくと良いですよね。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
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