こんにちは!
GP法のTenです。

さて、今日は、水をテーマに、話をしていきたいと思うんですが、

最近うちの整体に来る人の傾向で、水が足りてない人が多い気がしてるんですね。

そして、試しにそういう人に水を飲んでもらうと、その場で動作痛が変化したり、
圧痛が変化したりします。

水の大切さってわかってるつもりですが、なかなか取れてない人が多いので、今日はそんな水の話をしてみたいと思います

人って水がないと生きていけないってことは皆さんわかってるとおもいますが、

普段、普通に生活していて、水が不足しているなんてことを考える人って少ないと思います。

でも、足りてない人って思った以上に多いんじゃないかなって最近思ってます。

そもそも、人の体って、半分以上が水ですよね。

だいたい、60%位が水で出来てるって言われてますが、これ、年令によっても結構違っていて、

お腹の中にいる時は、ナント!体重の90%が水、

赤ちゃんでは、75%位、

おとなになると、だいたい60%位、

老人では50~55%位

って言われています。

年令によってカラダの中に蓄えられている水の量って違って、年齢が上がるとともに、水の量って減っていくんですね。

逆に言えば、カラダの中に蓄えられる水の量が増えれば、より若々しい細胞を維持できるってことでもあります。

そして、その体の中の水の、だいたい3分の2が細胞の中にあって、

3分の1が、細胞の外にあるって言われてます。

細胞の外の水分、いわゆる細胞外液には、血液とか、細胞の周りにある間質液とかですが、

カラダの中にある水の多くは細胞の中にあるってことですね。

そして、この細胞の中にある水分っていうのがとっても大事で、

この細胞の中の水が十分にないと、いくら細胞の中でエネルギーを作ろうとしても十分に作られなかったり、ちゃんと伝達できなかったり、そんなことが起きちゃうんですね。

そして、筋肉も、神経も、免疫細胞も、みんな当然細胞ですから、

こういう細胞に水がしっかりないと、筋肉もちゃんと働けないし、
神経もちゃんと働けないし、
免疫細胞もしっかり働けなくて免疫も落ちちゃうし
っていう感じで、いろんな問題が起きちゃいます。

その一番わかり易いのが、体の痛みなんですね。

最近、この水が足りないのが気になる人が多くて、

もしかしたら季節的なものなのかもしれないし、今まであまり意識してなかったのが、最近意識するようになったから目立つようになったのかわからないんですが、

水が足りてないことで問題が起きてる人が結構多い気がしてます。

先日始めてきたお客さんも、やっぱりそんな感じで、

なんとなく乾いてる感じだなと思って、施術の前に、前屈とか後屈とか、体を動かしていろんな動作痛とかをチェックした後に、

試しに水を飲んでもらったんですね。

そして、もう一度、動作痛のチェックをすると、なんと、痛みがほとんどなくなってたんですね。

ああ、やっぱり水が足りないですね~ってことで、水と栄養の話をさせてもらったんですが、
意外とそういう人って多いです。

他にも、さっき来たお客さんは、施術をしてて、だいぶ良くなったんだけど、まだちょっと痛みが残って取り切れないところがあったんですね、

具体的にはお腹の圧痛が取れないところがあったんですが、

でも、カラダ的にはもうOKで、特に今の段階ですることなくなって、

普通だったらそれで終わりにするんですが、もしかしてって思って、水が足りてるかどうかをGPテストでチェックすると、やっぱり足りてない。

あ~、やっぱり水が足りてないねってことで、

じゃあ、試しにってことで水を飲んでもらったら、

もう一度寝てもらって、お腹の圧痛を確認したら、

さっきの硬さもなくなってるし、痛みももうほとんど無いっていうんですね。

色々話をしてみたら、やっぱり最近水分取れてないってことで、

これも、1日にどのくらい取ると良いですよって話をして終わりにしたんですが、

結構こういうケースってあるんですね。

施術をしている人も、一般の人も、
なかなか良くならない症状の裏には、もしかしたら水が足りてないってこともあるかもしれないってことを頭の片隅に入れておくと、良いかもしれないですね。

ということで、これから水が足りてるか足りてないかのチェック法と、
じゃあどのくらい水を飲んだら良いのか?っていうのを紹介しますね。

まずは、水が足りてるかどうかのチェック法ですが、

GPテストが出来る人は、GPテストでやればよいですし、
そうじゃなくても、いわゆる筋反射テストですね。

Oリングテストで説明すると、

まずは、水が足りてるかどうかを調べたい人の指で、Oリングを作ってもらって、現状確認ですね。

開こうとしてもらって強かったらOKで、

この状態で、相手の髪の毛を軽くつまんで、
その状態で、Oリングテストをします。

これで弱くなってたら、水が足りてないってことですね。

水か足りてなかったら、まずは水を飲みましょう。

そして、もう一度、同じチェックをして、強くなってたらOKです。

でも、普段から水をしっかりとって、細胞に蓄えてる水を増やしておくってことはとっても大事なので、
普段から意識をして水を飲むようにするのは大事ですね。

じゃあ、どのくらい水を飲んだら良いのかって言うと、

だいたい、食事とは別に体重1キロあたり、300ml必要って言われてます。

体重が50キロの人だったら、1.5L、
60キロの人だったら、1.8Lってことですね。

これに、汗をかいたりすることが多い人は、さらに必要になるので、必要に応じてプラスすると良いです。

水を飲むタイミングも大事で、出来れば、食事の前後、
食事の前30分くらいから、食後2時間位は避けて、それ以外で、これだけの水を飲むようにすると、更に良いです。

なんで食事の前後が良くないかって言うと、食事と一緒に水を取りすぎちゃうと、胃酸とかが薄まっちゃって、消化を邪魔しちゃうし、

腸の中でも、食べたもの以外に水がいっぱいあると、薄まっちゃってカラダの中に栄養を吸収するのが薄められちゃって、栄養を十分にカラダに取り込みにくくなっちゃうからです。

なので、食事の前後を避けて、それ以外の時間に、水をいっぱい飲むようにしましょう。

この場合の水って、水分って意味じゃなくて、水です。

お茶とかジュースとかコーヒーとかじゃなくて、水です。

お茶とかコーヒーとかは、利尿作用があるので、飲んでも、他の水分まで引き連れておしっこで出ちゃいますし、

ジュースとかも、カラダの中に入った余分な栄養素を薄めて外に排出するために、水が一緒に外に出ていっちゃうから、

肝心の細胞の保水率を上げる役には立ちにくいからです。

なので、出来れば水やお白湯、それが難しかったら、せめて麦茶くらいですね。

それ以外は水分にはカウントしないほうが良いと僕は思ってます。

カラダの不調の原因には、意外にも、水が足りないせいってこともあるので、

健康のためには、こまめに水を飲む習慣をつけるようにしましょうね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。