当院に来る人に、色々と体操とか家でのケアの方法をお教えしたりすることがあるんですが、
その中で結構良く教えるのが八段錦。
まあ大抵が最初の1~3段までと最後の8段なんですが、
Tenが知ってるのは結構古いスタイルの八段錦らしく、一般に日本でやられてるのとは全然違ってたりして、ネットで検索したりしてみても同じやり方でやってるのは見たことが無かったりして、本とかで見たので唯一近いなと思ったのが古式八段錦と言ってやってるグループのものだったりするんですが、
古いものだけに結構余計なものが含まれてなくってシンプルで覚えやすくてやりやすいという僕的には非常に気にいってるものなんです。
ところが、先日とあるお客さんに教えてて・・・、
そうか、そうなっちゃうか~、
ってなことがあって・・・、
ちょっとした所を誤解すると、というかカラダが固まってて動かないと見た目の形は一緒でも上手く出来ないことがあるんですね~。
今までそういう人がいなかったので全く想定外だったのでどう説明したら良いのかなと思ってたんです。
ところが、さっき外をふらふらと散歩してたらふと、
何年も前に某Y先生のところに遊びに行ったときに、その先生は治療家向けにカラダの使い方の基本としてこのくらいは常識として知っとかなくっちゃね~みたいな感じで八段錦をやってたらしいんですが、そんな話をしてたら、
T「あれ?それってそうやるんだ。」
Y「え?普通はこうでしょ?・・・、まあ、色んなやりかたあるしね・・・」
みたいな話をしたことがあったのを思い出した。
そっか、あのやり方だったら構造的にそう動かすしか無いから誤解のしようもないよね。
あれも普通日本でやられてるものとは違うものみたいだったから多分古いものだと思うおけど、あれも良いんだな~。
って事で、今度からそれを教える時にはそっちのバージョンでやることにしようかなと。
ホントは習った形を勝手に変えるのって良くないんだけど、別に伝承を目的にしてるわけじゃないんだから良いよね。(^_^;)
ってことでちょっとだけバージョンアップしましたのでこれ読んで思い当たる人は質問してくださいね~。
でもそういうことを考えてると色んなやり方を知りたく成っちゃうよね。
そういえば小日向白朗がやってた八段錦とかも知ってる知人もいたし、あの時はまだあまり興味がなかったので流しちゃったけど今度機会があったら改めて色々聞いてみようかな~。
そういう所から色々と発見もありそうな気がするし。