こんにちは!

Ten整体院 院長のTenです。

今回も過去の動画から紹介したいと思いますが、

今回のテーマは、胃下垂を改善してポッコリお腹を解消する簡単な体操です。

胃下垂っていうのは、文字通り、胃が正常な位置よりも下に下がったような状態で、

無症状な人も多いみたいですが、実際には、胃が下に押し下げられたら、その下にある小腸とかも当然下に押し付けられるし、

それによって、下腹がぽっこり出たような感じになる事もあります。

また、胃も腸も筋肉で出来てますから、下に垂れ下がって引っ張られちゃうと、血流だって悪くなるでしょうし、

胃の蠕動運動が弱まって、消化不良にもなりやすいですよね。

消化にも影響がでたら、自覚症状はなくてもそれによって色んなものが低下しますよね。

例えば、肌荒れだったり便秘だったり。

また、消化不良をなんとかしようとカラダが頑張ると、消化できるように胃酸を多く分泌するようになると、胃酸過多になって、

それによって、胃炎とか胃潰瘍になりやすくもなるとも言われています。

さらには、胃下垂によってお腹が冷えたり、血流が悪くなると、

冷え性だったり、子宮などの生殖器の血行不良から、婦人科系の疾患の原因の一つにもなりかねないです。

ってことで、できればこれは改善したいですよね。

ということで、胃下垂を改善する簡単な体操を紹介します。

人の体をシンプルに考えると、

お腹、内蔵っていうのは、袋にくるまれていて、それが、上と下から引っ張り合って、ちょうどよい位置にいるって考えると、

内蔵が下に下がっちゃうっていうのは、上から引っ張る力が弱いから、下に引き下げられちゃう、

そんなふうに考えれるんですね。

この上から引っ張っているラインっていうのがあって、

それは、東洋医学の経絡でいう、大腸経なんです。

大腸経っていうのは、別の言い方で、内蔵挙上作用反応線とも言うんですが、

手の人差し指から鼻の横まで伸びてるラインなんですが、

今の一般的な経絡のラインには無いのでもしかしたら僕が昔学んだ系統の独自のものなのか、それとも昔はそういう考え方があったのかわかりませんが、

途中で枝分かれして、カラダの中心を通って、横隔膜を抜けて大腸をまとうラインもあって、

それによって、内蔵の挙上作用に影響を与えるってことみたいです。

それで、この大腸経のラインに力を集めるために、こんな体操をします。

肩幅くらいに立ったら、

人差し指を意識して、この人差し指を天井に突き刺すようなイメージで、思いっきり上に伸ばします。

この時、指はこんな形、4本の指をくっつけて、親指は曲げます。

そしてその時、足のカカトも意識して、足のカカトと人差し指がお互いに反対側に引っ張られるようなイメージで、

なおかつ、お腹、丹田のあたりにも力を込めて、腰は反らさずに、人差し指をグッと上に伸ばす感じです。

これで、だいたい2~3秒、グッと伸ばしたら、下ろします。

コレを5回から10回をワンセットにしてやるだけです。

この体操の効能としては、胃下垂などの内臓下垂はもちろん、鼠径へルヒアや、婦人科系の疾患や、便秘や下痢、不妊症なんかにも効果があるって古い書物には書かれてます。

もしこれにもう一つ加えるとすると、今度は小腸経ですね。

小腸経っていうのは、内臓の脊椎への牽引作用反応線友いわれているので、

先程の大腸経は、内臓の挙上作用でしたが、小腸経は、脊椎への牽引作用なので、

これも合わせでやると、より良いです。

小腸経っていうのは、今度は手の小指からスタートして、耳のちょっと前辺りで止まる経絡です。

この小腸経の体操は、今度は小指に意識を持って、カラダの斜め後ろにグッと伸ばす感じです。

小腸というのは、腸間膜によって覆われていて、その腸間膜が脊柱に止められているような形になっていますが、

その脊柱と小腸の関係が良くなることで、消化器の調子も良くなり、お腹の血流も更に良くなり、栄養の消化吸収も良くなるって言われている体操です。

続けてやる場合は、まずバンザイして、そのまま手を前からおろして、斜め後ろにグッと伸ばす、

この2つの動作を5回から10回繰り返すのをワンセットにすると良いです。

簡単な体操ですが、これはメチャメチャ良い方法なので、ぜひこの体操を普段の生活に取り入れてほしいなと思います。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。