こんにちは!
GP法のTenです。

今日は、カロリーゼロのジュースのダイエット飲料のほうが糖類イッパイのジュースよりも糖尿病になりやすいって話をしてみたいと思います。

最近っていうか随分前からですが、ヘルシーっぽいことを謳い文句に、カロリーオフとかカロリーゼロとかっていうジュース、いっぱい売ってますよね。

でも、甘みって結構感じると思いますが、あれって、人工甘味料がいっぱい入ってるジュースですよね。

僕は基本ジュースとかは飲まないで、普段は基本水しか飲まないし、

もし飲むとしても、その場でフルーツとかから絞った生搾りのジュースしか飲まないようにしてますが、

結構、ダイエットのためとか、血糖値のコントロールのために、人工甘味料のジュースを飲んだり、

砂糖とかを使う代わりに人工甘味料を料理とかに使ってる人って多いんじゃないかなと思います。

でも、実はそれでは血糖値のコントロールも十分出来ないし、ダイエットも上手く行かないんですね。

今日はそんな、人工甘味料についての話をしてみたいと思います

これについては結構いろんな研究があるんですが、

たとえば、フランスで、約6万6千人のフランス人女性の飲み物の習慣を14年間にわたって調査した結果、

カロリーのある糖類を使用した飲み物を飲んでる人も、
人工甘味料の入ったカロリーゼロの飲み物を飲んでる人も、
ともに糖尿病リスクを増やすという結果で、

さらに、人工甘味料の入ったカロリーゼロの飲み物を1週間に500ml飲んだ人は、カロリーのある飲み物を1週間に500ml飲んだ人よりも、糖尿病のリスクが、15%も高かったっていう結果が出ています。

さらに、 人工甘味料の入ったカロリーゼロの飲み物を1週間に1.5L飲んだ人は、カロリーのある飲み物を1週間に1.5L飲んだ人よりも、糖尿病のリスクが、ナント、59%も高かったっていう結果が出ています。

また、日本でも同様の研究がされていて、富山県の工場で働く2037人の男性を7年間追跡調査した結果、
人工甘味料の入ったカロリーゼロのペットボトルを1週間に1本以上飲んでた男性は、めったに飲まない男性に比べて、糖尿病のリスクが1.7倍になったっていう研究もあります。

こんな感じで、人工甘味料を使った食べ物や飲み物をとっている人が、糖尿病の増加に影響しているってことが分かってきてるんですが、

まだこの理由ははっきり分かってきていないんですが、

人工甘味料を取ることで、
腸内細菌に影響を与えて、血糖値が上がりやすくなるということが分かってきています。

例えばラットでの実験にこんなのがあって、

抗生物質をあたえて、腸内を無菌状態にしたマウスに、人工甘味料を摂取したマウスの腸内細菌を移植したところ、マウスの血糖値が上がったという研究があります。

また、普段、人工甘味料を摂取していない7人の健康な若者に、1週間、人工甘味料を摂取してもらいながら、
継続的に血糖のをモニタリングした結果、
7人のうち4人の血糖が上昇し、腸内細菌の構成が変化したことが分かったんです。

そして、その腸内細菌が変化した人の腸内細菌を、
無菌状態のマウスに移植をしたら、

やっぱり、マウスの血糖値が上がったっていう結果が出てるんですね。

つまり、人工甘味料っていう、人の体も、腸内細菌も、上手く処理するシステムを持ってないような、新しい甘味料をとっちゃうと、

カラダも腸内細菌も、上手く処理できなくて、色んな問題を起こしちゃう、

その一つが、血糖値のコントロールが上手くできなくなっちゃう、

つまり、糖尿病リスクをあげちゃうってことなんですね。

実はそれだけではなくて、人工甘味料を使っているということでの心理的な問題も指摘されていて、

アメリカのテキサス大学の研究では、
ダイエットソーダを毎日飲んでいる人は、飲んでない人に比べて、メタボや糖尿病が発症する可能性が高いということを指摘しているんですが、

その理由には、人の行動パターンが影響していて、
人工甘味料だから、カロリーが無いんだから、その分安心して食べても良いと考えている人が多くて、
なおかつ、人工甘味料は、天然の甘味料よりも強い甘みを持っているために、人工甘味料を取り続けると、さらに甘いものを食べたくなる欲求が高まる。

だから、かえって肥満や糖尿病を促進しているということを言っているんですね。

これ、なんとなくわかるような気がしますよね。

発泡酒なんかでも、カロリーゼロとか糖質ゼロとかっていうのもいっぱい出てて、

糖尿を気にしてる人とかが飲んでたりしますが、

糖質ゼロだから大丈夫~とか言いながら飲んでる人たまにいますよね。

糖質があるまともなビールだったら、糖質取りすぎないように節制するかもしれないけど、

糖質ゼロだから、どんだけ飲んでも大丈夫みたいな感じ飲んじゃってたりとかね。

そんな事考えるんなら飲まなきゃ良いのになんて僕はつい思っちゃいますが、

でも、気持ちはわからなくもないです。

そして、それがかえって逆効果で、糖尿病リスクを上げてるなんて、もう目も当てられない話だなと思いますが、

そういう人にはぜひこの動画を教えてあげてくださいね。

そして、どうせ飲むんなら美味しい本物のビールを飲みましょうね。

他にも、生理的な作用として、

人工甘味料をとると、カラダは騙されちゃうんですね。

糖分をとったっていうふうにカラダは勘違いして、血糖値を下げようと、インスリンを分泌しちゃいます。

ところが、人工甘味料では血糖値が上がらないので、インスリンによって、血糖値が下がり過ぎちゃいます。

するとどうなるかと言うと、

低血糖っていうのは行き過ぎると命に関わるので、カラダは非常警報を出しますよね。

すぐに血糖値を上げなきゃいけないので、交感神経は緊張します。

カラダが戦闘モードに入っちゃうんですね。

戦闘モードって、闘争逃走反応ですから、カラダは興奮して、場合によってはイライラするかもしれないし、

そして、肝臓では糖新生っていって、糖を作ろうとしますし、

そして、血糖値を上げるために、空腹感がでて、食欲はそれ以前よりも増えたりします。

結果として、何かを食べ過ぎちゃって、っていう悪循環ですよね。

そしてそれが続くと、だんだん人工甘味料では騙されなくなってきます。

人工甘味料に騙されなくなるだけなら良いんですが、血糖値が上がる普通の甘味料にも反応しにくくなっていっちゃうんですね。

ホントの糖質をとっても、インスリンを分泌しにくくなっちゃうんです。

そして、インスリンが分泌しにくくなることで、脳内のセロトニンの分泌まで抑制されちゃいます。

糖尿病一直線って感じですよね。

セロトニンって、幸せホルモンとかって言われてるもので、これが出にくくなると、う抑うつ状態になりやすくなります。

うつっぽくなりやすくなるってことですね。

人工甘味料を沢山取ってる人には、抑うつ状態の人が多いという研究もありますが、これはこんな理由から起きるんですね。

そして、脳内の神経伝達物質のバランスが狂うことで、

記憶の低下とか、知能の低下とか、視力障害とか、色んな問題の原因の一つにもなると考えられています。

また、これはあくまで動物実験での結果で、人間にはどのくらい影響があるのかというのは分かっていないんですが、

脳腫瘍やリンパ腫や白血病なども、人工甘味料との関係が指摘されています。

もう数え上げたらきりがないですが、こういう問題があるんだよということを知った上で、糖分の入ったジュースを飲むのか、あるいは、人工甘味料の入ったジュースを飲むのか、あるいは、水にしとくのか、

または、糖質の入った美味しいビールを飲むのか、糖質ゼロの美味しくない発泡酒を我慢して飲むのか、

ちゃんとこういうリスクを考えて選択したいですよね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。