32e9287b20337c22246593bec4ff4427_s最近、やはり季節の変わり目だからなのか、急性の腰痛の方が良くこられます。

そういう方を見ていると、仰向けに寝ている状態から起き上がってもらおうとした時に、おもいっきり腹筋を使ってグイッとまっすぐに起きあがろうとする人が多いんですね。

そして、朝目が覚めて起きあがろうとした時に痛みが出るという方が多いようです。

若い人でもお年寄りでもそういう人は多いです。

これってとっても腰に負担のかかる動作だってこと、知ってましたか?

普段はなんの気なしにやってるかもしれませんが、カラダの調子が崩れてる様な時にこのような負担のかかる動作をすると腰を痛めやすいんです。

じゃあどんな動作だと負担が少ないの?というと・・・、

それはやっと立つことを覚えた位の小さな赤ちゃんの起き上がり方です。

赤ちゃんはまだ筋肉が十分に発達していないので負担のかかる動作がそもそも出来ないんですね。

だから、自然と負担のない一番よい動作をすることが多いんです。

なので、もし近くに小さいお子さんとかがいたら、仰向けに寝た状態から起き上がってみてもらうとわかりやすいかもしれません。

子供が起き上がる時の様子を見てもらえるとわかりますが、体に負担のない起き上がり方って、まずは横向きにゴロンと転がって、それから手をついて体を持ち上げて、それからハイハイのような四つん這いの姿勢みたいな形になって、それから立ち上がる事が多いと思います。
(もちろん子供の成長の過程もあっていろいろバリエーションはあると思いますが・・・)

でも、子供も成長とともにだんだんと周りの大人の起き上がり方を知らない間にマネてだんだんと負担のかかる起き上がり方になっていっちゃうんです。

子供はなんでも真似することから学習していきますからね。

なので、小さなお子さんのいる方は今から負担の少ない起き上がり方を覚えると子供に遺伝しなくって良いかも?ですよ!

自分自身の健康のためにも、子供のためにも、子供が大人の悪い癖を覚える前に子供から学ぶってことも必要なのかもしれませんね。