前回まで、パソコンのメモリに例えて脳のリソースについて書いてきましたが、
今回からはそのリソースが足りなくなる一番の原因について何回かに分けて書いて行こうと思います。
その前に、必要な知識がいくつかあるので順番に解説していきますね。
まずは、良く「潜在意識は否定語を理解しない」ということを心理学などでは良く言いますがこの事についてちょっと説明しましょう。
例えばこんな感じです。
- 「ダメですからね!絶対にダメですからね!」
「すっぱ〜い梅干しの事なんか・・・、」
「想像しちゃダメですよ!」
「もう、すっぱくって口に含んだ瞬間にツバがジュワ~ッ!と出て口の中に酸っぱい味が広がって全身キュ〜ってなるような、すっぱ〜い梅干しの事なんか・・・、」
「絶対に!想像しちゃダメですよ!」
な〜んていわれたとしら・・・、
どうですか?
想像しちゃダメ!って言ってるのにしちゃった人います?
そしてちょっとだけツバが出たりとかってしませんでした?
でも・・・、
「まったくも~、想像しちゃダメだって言ったでしょ!」
「あれだけダメって言ったのになんでしちゃうの?」
って怒られたら・・・、
そりゃあしょうがないよねって思いませんか?
実はこれ、結構皆さんついついやっちゃうし、やられてきてるんですよね~。
ちょっと置き換えてみましょうか。
- シーン1)
「○○ちゃん、汚しちゃダメって言ってるでしょ!」
「まったくも~、いっつも汚しちゃダメってあれだけ言ってるのに、」
「なんであれだけ言ってるのに汚しちゃうの!」
「まったくなんでこの子はまったくいうこと聞かないんだろうね!」
とか・・・、
こんなの小さい頃に言われたような見覚え無いですか?
又はついつい言っちゃってませんか?
この例え話、大事なので次回に続きます。