当院には以前から何故だかうつ病の方ってよく来られるんですが、
うつ病って、パソコンで言えば裏で色んなプログラム動かして、リソースが足りなくなって不安定になったり、しまいにはフリーズしちゃうようなもんだよって説明をすることがあるんですが、
結構な確率で、
パソコンのことわかんないよ〜って言われちゃうんです。(T_T)
僕的には凄くわかりやすいと思うんだけど、パソコンわかんない人にはトンチンカンな話なんだよね〜。
で、もっと良い例えって無いかなと以前から思ってたんだけど、
先週のナイナイアンサーで仁さんが良い例えしてました。
うつ病って、電気のブレーカーが落ちちゃうみたいなもんで、
コンセントにタコ足配線でいっぱい電化製品をさし過ぎててたら、ブレーカー落ちちゃうでしょ?
それと一緒で、頭の中で色んなことをグルグル考えすぎちゃって、ブレーカーが落ちちゃうんだから、
それは病気じゃなくて、ブレーカーが落ちたっていう正常な反応なんだよって。
それはあなたの脳がちゃんと正常に働いてたってことなんだよ。
電気のブレーカーが落ちなかったら、例えば火事になったり大変なことになるのをブレーカーが落ちることて防いでいるんだけど、
それと一緒で、うつ病って、ブレーカーが落ちなかったらもっと大変な事になるのを防いでくれてる正しい反応なんだよ。
だから、タコ足配線でいっぱい使ってるのを抜いて行けば良いんだよって、
よくするために何かをしようっていう足し算じゃなくて、しちゃってる事をやめるっていう引き算をしようって、
そんなような話でした。
これ、凄くイメージしやすいよね。
しかも、どうしたら良いのかってのもイメージしやすい。
今度からこれ、採用しよう。
以前書いたお客さんに渡す用のうつ病に関するコラム、ちょっと書き直さなくっちゃかな。
あれ、実は某ミニコミ紙で連載中なんだけど、その対処法まで書いてたらものすごい長いシリーズになっちゃって、しかもまだ継続中だから、ひと段落した見直して短くまとめなくっちゃです。