最近、風邪を引いていたのですが、それがずるずると長引いてました。

そんな先週の土曜日の事。

何となく、右側の上の歯がおかしいな~って、金曜日の夜から思っていたのですが、土曜日の朝になって右側顔面が突然しびれ出した。

僕は変なもの(魚とか貝とかのふるいのとか?)を食べるとすぐにそんな感じで軽く唇周りがしびれたりする人なので、

また変なもの食べちゃったかな~、ま、ほっときゃ治るわぃ。なんて思ってましたが、

これがどんどん酷くなって、右側のほっぺた辺りまでしびれてきて、

こりゃあおかしいぞと思い、歯周病かもと思って歯の周りをマッサージしたりクラニオ風に緩めてみたりしたらその時は治まりました。

とおもったら、次の日曜日。

今度は左側が同じようにしびれ出した。

また、少しいじれば治るだろうと、歯茎と上顎を少しいじっていましたが、一向によくならない。

どんどんしびれの範囲が広がって、ほっぺたを通り越して上は下マブタ、外は耳の辺りまで痺れが広がってしまった。

う~ん、日曜日だし、病院にも行けないし・・・なんて思いつつ、色々やってもなかなか治らない。

暫らくして、ふと思いついて、仰向けに(全身がリラックスしやすいように膝に枕をしたり肘や脇に枕を置いたりして調整して)寝た状態から、

頬骨と鼻骨・篩骨、上顎骨などに一度に触れながらクラニオのようにゆっくりとリリースしていったら、

「じゅるじゅる~」

って音が鼻の奥のほうからして、

それからすっきり治ってしまいました。

実は前の日から、痰や濃い鼻水が鼻の上の方まで出るようになっていたのに気にはなっていたのですが、多分これが鼻腔の方まで行ってしまったのだと思います。

あのときは治ったのだけど、今又違和感があるので、何とかしなきゃ。

病院にいって洗浄してもらうのが一番手っ取り早いけど、自分で鼻のうがいをしたりしてケアします。

でも、いままでこんな事になったこと無かったのでかなりびっくりしました。

ところで、しってました?

顔面神経痛って、厳密にはそんな病名は無いんです。

なぜなら「顔面神経」っていうのは知覚神経ではなくって運動神経なので、これが痛みや痺れを感じることは無いからなのです。

正確には三叉神経痛というのが正しいです。

今回、あまりにもしびれの範囲が広かったので、この三叉神経の神経支配を思わず見直してしまいました。

上顎骨や頬骨・篩骨等の関係なら例えば今回最初にしびれたのが上顎神経の支配域だったので、ここから外れるところがしびれたりしたら脳の問題を考えなきゃなとか、いろんな事を考えてしまいました。

でも、おかげでクラニオでこの辺りを緩めるとっても良い手のポジションを見つけちゃいました。ラッキーでした。