こんにちは!
GP法のTenです。
さて、今日は、「腰痛を良くしたかったら、これは絶対やっちゃダメ!」というテーマで、話をしていきたいと思います。
うちの整体院に来るお客さんでも、腰痛で来られるお客さんって非常に多いですが、
国の調査でも、腰痛に悩まされてる人っとホントに多いんですよね。
国の国民生活基礎調査でも、だいたい2800万人位いるっていうので、
日本の人口が1億2千万人位なので、だいたい4分の1位、
実際には、日本の人口には子供や赤ちゃんも含まれるので、大人で考えるともっと割合は高いってことですよね。
そして、意外に多い、腰痛を自分で良くしようとしてかえって悪化させちゃってる人。
腰痛を良くしようとして、ある運動をしちゃって、それでかえって悪くなってたり、そういう人って意外と多いんです。
その運動って何かって言うと、腹筋と背筋です。
今回は、腹筋と背筋が何故ダメなのか?っていうのと、
自分でできる腰痛を改善するために出来る簡単な方法をお伝えしたいと思います
日本人の腰痛って、だいたい2800万人くらい、4人に1人は腰痛があるってことになりますが、
病院に行って原因が分かるものって、そのなかのたった15%しかなくて、それ以外は、病院の検査では原因がわからない、
非特異的腰痛って言われています。
実際にはヘルニアとかも、病院にいって画像診断したときに、たまたまヘルニアがあったからって、ヘルニアのせいにされてるだけで、
ヘルニアが腰痛の原因になってることはあまりないですからね。
ヘルニアって、ある程度年齢が言ってたら、ほとんどの人にあるのが普通で、ヘルニアがあることと、腰痛があることにはそんなに深い関連はないって統計的にも分かってるんですが、
古い勉強しかしてない人は、未だにヘルニアがって思ってるっていうか、そうしないといけない大人の事情もあるのもわかりますが、これは、どうかと思いますよね。
もちろん、ヘルニアによって大きな問題を起こすことも無くはないので、全てがってわけではないですが、安易にヘルニアのせいにしているお医者さんは多いので、そこは知っておいたほうが良いかもですね。
ちょっと脱線しましたが、そんなわけで、ほとんどの腰痛は病院の検査では原因がわからないって思ってもらって良いです。
原因がわからないので、当然良くすることも出来ませんよね。
なので、お茶を濁すように、筋力がないから鍛えましょうとかって言って、
腹筋とか背筋とかをするようにすすめられたりする病院が今でもあるってたまに聞きますが、
もう、アホかと思いますよね。
だったら、腹筋も背筋もまだ十分に発達してない、あるき出したばかりの赤ちゃんは腰痛持ちか?
って思いませんか?
そんなことないですよね。
腰痛ってそもそも筋力があるとか無いとかの問題じゃないんですよ。
人の体を真ん中で切った横の断面の絵ですが、
腰の筋肉がここですよね。
そして、腰椎、腰の骨がここにあります。
そして、腹筋はここで、
ここには、小腸とかの内臓がありますよね。
そして、小腸って筋肉でできてますから、色んな理由、
例えばストレスとか腸内環境とか、普段の姿勢とか、色んな原因で固くなります。
ここで、この距離を考えてもらうと、
腰の骨からこの腰の筋肉の距離と、
腹筋の距離、
そして、小腸はこの辺なので、ここまでの距離を考えてもらうと、
断然こっちのほうが距離ありますよね。
ってことは、テコの原理で、距離が遠いところで引っ張ったほうが、弱い力で引っ張れるんですよ。
そして、この腰の骨って、生理的湾曲って言いますが、こういうふうにちょっとカーブしていることで、上半身をうまく支えてるわけなので、このカーブを維持したい。
そうなると、前側でこう引っ張られると、それに対抗して、腰の筋肉が頑張んなきゃいけない。
でも、こっちの力のほうが圧倒的に強いので、負けちゃうんですね。
だから、この腰の筋肉がへばっちゃって、痛みが出たりするんです。
ここで、腹筋をやったらどうなるか?
もう、一目瞭然ですよね。
お腹側が引っ張ってるおかげで、腰の筋肉に負担がかかってるのに、
そこでさらにお腹側を引っ張ったら、悪くなるに決まってますよね。
これは背筋を鍛えるってことも一緒で、もう、これまでさんざん頑張ってきて、働きすぎでもうどうしようもないくらいバテてるのに、休んでる暇ないんだからもっと頑張れよって、
もうどんなブラック企業だって話だよね。
ちょっとは休ませてやんなさいよって思いませんか?
でも、真面目な人は頑張っちゃうんですよね。
そして、良くもならないのに真面目にやりすぎると今度は何が起きるかって言うと、
前側でギューッと引っ張ってますよね、
そして、後ろ側でもギューッと引っ張ってる、
そうすると、この腰の骨って、上下に圧縮されますよね。
そうすると、この腰の骨と骨の間には、椎間板があるんですが、当然これも圧縮されます。
そうなんですね、ヘルニアを自分で作っちゃうこともあるってことです。
もう、悪くなる理由しか思いつかないですよね。
なので、腰がいたいからって、腹筋とか背筋とかは絶対にしないでくださいね。
じゃあ、腹筋をしない代わりに何をしたら良いのか?
これも単純で、逆のことをすれば良いんですね。
悪さをしているのが、腹筋と、この辺りの内臓、主に小腸ですが、これが固まってることが原因なので、
それを緩めてやれば良いんです。
あとは、内臓の緊張が原因っていっても、そのさらに原因っていうのは、ストレスとかもあるし、色んな原因があるので、実際にはちゃんとそういう事がわかった整体とかで調整してもらうのが一番ですが、
まずは、家でも簡単にできる方法としては、腹筋と内臓のストレッチですね。
ここをストレッチするためにどんなことをしたらよいかというと、2つありますが、一つは何かにぶら下がるです。
昔、ぶらさがり健康器ってありましたが、ああいうのにぶら下がって、お腹の力をとにかく抜いていく、脱力していくってことをすると良いです。
これが一番ラクで良い方法ですが、
ぶら下がる場所がない場合にしたら良いのは、バンザイです。
ただバンザイするだけでも良いですが、さらに効果を上げるために意識してほしいのが、手の人差し指です。
人差し指って、経絡でいうと、大腸経になるんですが、
大腸経って、別の言い方で、内臓の挙上作用の反応線ともいって、
内臓って、重力によって下に引っ張られてどうしても加水しがちになって、
それによって、結構が悪くなったりして、固くなりやすいんですが、
この下垂を改善するために、このラインを伸ばしてやると良いんですね。
なので、バンザイする時に、この人差し指を意識して、
天井に指を突き刺すような感じで、真上に人差し指をグーッと伸ばしていくと、更に良いです。
これを、時間がある時に、グーッと上に伸びて、おろしてっていうのを繰り返すだけで、お腹はだんだん緩んできます。
簡単な方法ですし、場所を選ばないので、これを毎日、1分で良いのでやると良いですね。
是非試してみてくださいね。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
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