ども、Tenです。

さて、今日のテーマは、1万の法則。

皆さんは 1万時間の法則って聞いたことありますか?

マルコム・グラッドウェルの「天才-成功する人々の法則」って本に出てくる話で、

かなり色んな人に引用されてるのでもしかしたらご存知の人もいるかもしれませんが、

何かの技能に卓越するには、だいたい1万時間位、それを練り上げる訓練をしなきゃいけない。

って言うか、実際には逆に、卓越した技能を持っている人を調査したら、ほぼ全ての人が1万時間を超えていたって調査があって、

それを元に色んなジャンルの成功者を調査すると、様々なジャンルで一流と呼ばれる人は、そういう時期を経た人しかいなかったという調査があったそうなんですね。

本当にその技能が血肉になって、創造性を発揮できるには、そのくらいの修練は必要だってお話です。

これと同じような話が色んな業界にあるみたいで、

例えば武術の世界では、その昔、南郷継正という人が、

量の修練が質に転化するのは最低1万回だって言っていましたし、

古いあん摩の先生とかについて修行しとことがある人はもしかしたら聞いたことあるかもしれませんが、

あん摩では、かつては、延べでもいいので1万人に施術をして、ようやく手が出来てくるなんてことを、複数の人からその昔聞いたことがあります。

守破離って言葉が、能の世界ではありますが、

この、1万っていう数字が、守から破にたどり着くための1つの目安なのかな~?
なんて、最近思ってたりします。

もちろん、ただ漠然と、1万回や1万時間や、1万人やったってもちろんダメなんでしょうけどね。

自分の経験を考えてみても、それってあるんじゃないかなと思ってます。