ども、Tenです。

前回、ちょびっと上達論的なこと書きましたが、

今回はこんなお話を。

皆さんはパレートの法則って聞いたことありますか?

良く「2:8の法則」って言われてるもので、

「全体の8割の結果は、2割のものが生み出している」

という法則のことで、

例えば、

売上の8割は2割の顧客が生み出している。

とか、

仕事の成果の8割は、費やした時間の2割の時間で生み出している。

とか、

試験問題の8割は、全ての試験範囲の2割から出題される。

とか・・・、

そんな感じで、

「8割の結果を出しているのは、その集団の2割になる。」

という法則なんですね。

Tenがこれを初めて知ったのは、大学受験で浪人してた頃。

これを知って、

「おお!全部やらなくてもその2割を完璧にすれば8割行けるんだ~!(^^)」

って思ったのをよく覚えています。

まんべんなく全部に集中するのは難しいですが、

どこか狭いところに集中するのって結構簡単で、

この知識は受験勉強だけでなくその後のいろんな事にかなり役に立ちました。

これ、何にでも適応出来るんですね。

例えば、施術に置き換えると、

「来院するお客さんの症状の8割は、全身の2割の特定の場所を施術することで解消出来る。」

とかね。

面白いと思いません?

そして、これをもう一歩進めると、

8割の8割、つまり64%の結果を出す要素は、
         ^^^^^^^^^^^^^^

2割の2割、つまり4%の中にある。
         ^^^^^^^^

ってなるんです!

要するに、

例えば施術に例えると、

64%の人に結果を出すためには、全ての施術方法の4%の方法を使えばOK!

ってことになるんですね。

もちろんこれは経験則で、こんなきれいな数字に出るわけではないですが、

でも、これに近い所に収束していくことが多いです。

実際、Tenがセミナー等でお伝えしているGP法でも、

かなり多くの方法をお伝えしていて、分かってくるとその応用は無限に広がっていくと思いますが、

普段の施術で使っているのは、たしかにほとんどが全体の4%位の方法だな~って思いますからね。

多分、実際の臨床を重ねていくと、

その4%がどこにあるのか?

っていうのが段々見えてくると思うので、

そこに意識を集中して、そこを磨いていくとが、少ない労力で最大限の効果を出していく事につながるので、ちょっと意識してみると良いかもしれませんね。