身体に関する感覚というのは、磨けば磨くほど微細な感覚が判るようになります。
スポーツなんかでも同じだと思いますが、武術などを行っていると、自分の身体に聞きながら、細かな状態を作り上げていきますから、自然と身体感覚は鋭敏になって行きます。
そうすると、どういうことが起こるかと言うと、ほかの人よりも健康状態が良くっても、感覚が細かいことまで感知出来てしまうために、ちょっとした不調にも敏感に反応してしまったりします。
実はこの様に敏感に反応する事のほうが健康的で本来の姿なのです。
ですが、現代社会で普通に生活を送る事を考えると、ある程度、感覚がを鈍くて、ちょっとの変化には気づかない状態の方が楽だったりします。
でないと、変化の大きい今の生活では、ちょっとした身体の変化で一々色んな変化に気を使ってしまい大変です。
だからと言って、感覚を鈍化させたままというのは、健康にも、その人のいろんな意味で、「気づき」の機会を奪ってしまうので、ある程度の鋭敏な感受性というのは必要です。
実は、当院で行うような繊細な施術方法を行っていると、身体の歪みが取れていくのにしたがって、感覚もどんどん鋭くなっていくので、(ある程度まで行くと、それなりに自分で歪みを修正できる感覚が身についたりもしますので、良いのですが、)ちょっとした身体の変化に敏感になりすぎてしまう人もたまにいるみたいです。
この辺りの感受性(感度)のバランスと言うものも、療術を行ううえでは考える必要があるのではないか?と最近は考えるようになりました。
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コメント有難うございます。
感受性って人によっても違いますし、同じ人でも
状態が違えばそうとう違ってきますから、難しいですよね。
自分の身体感覚もコンディションで違いますから。
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なるほど~!患者さんで良さそうな状態の身体なのに、本人はものすごく不調を訴えていたり、逆に、つらそうだなーというような身体なのに、本人はたいしてつらくなかったりすることってよくあります。感受性の個人差というのも考慮する必要がありますね。(^.^)