薬を沢山くれる医者?

先日、知人から聞いた話。

この地域で結構流行っているという病院。

僕の廻りでは直接そこの評判は聞いたことがなかったけど、結構評判が良いらしく、その病院に通ってる人は非常に多いんだそうな。

知人のお母さんはそこの病院にずっと通っていたんですが、何かのきっかけで違う病院に変わった所、違う病院の医者は、
「えぇ~!!こんな強い薬今まで使ってたんですか!」
と驚いたんだそうです。

結局、そのお母さんの症状にはそれほどの強い薬は必要ないし、良く無いからという事で、弱い薬に替えたそうです。
最初から強すぎる薬を使っていたら、現在の症状からもしも悪化した時に、次に出す薬がなくなるという事もあります。

そもそも、多くの薬は異物であるし、症状を抑えるものなので、本質的な治療にはならないですから、極力薬は使わないor減らせるものは減らす方向というのが今の考え方。

何も知らない患者さん達は、強い薬を出されれば、その時は症状が治まるので安心するし、喜びます。
ですから、アソコに行きさえすれば良くなるという評判も立つんでしょうね。
そうなれば、定期的に通ってくれますよ。病院としては嬉しいことでしょう。

ですが、それってホントに患者の事を考えてるんでしょうか?

以前にメルマガで風邪の話を書いた時にも書きましたが、症状を抑える薬というのは、サラ金からお金を借りるようなもの。
今の安心を得るために、高い利子を払ってお金を借りるようなものですから、わざわざ必要以上のものを借りて大きな利子を払うのは馬鹿らしいですよね。

もちろん全ての薬がそうなわけではないですし、どんな薬でも必要な場面はあります。それに、ちゃんと勉強と経験をつんでる医師が殆どでしょうが、やはり自分のからだは自分でケアする癖をつけないと。


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