なんだか一部で話題になってるみたいですが、読売のニュース、

「柔道整復師、食い違う請求」

まあ、なんちゅうか・・・、

これ書いた記者さんの中でも接骨院ってマッサージするところって認識しかないんだね。

接骨院での保険適用の6割以上が本人の訴えと請求が違ってたんだって話なんですが、

まあ、要するに不正請求って話です。

保険が認められない症状に対して違う疾患名をつけて不正に保険を請求している所が多いと。

骨折、脱臼、ねん挫、打撲、肉離れしか保険の適用対象にはならないんですから。

一般の人の認識でも接骨院って保険が効くマッサージって感じみたいだし・・・。

肩こりや腰痛などの慢性症状はそもそも保険適用外で、これを無理やり捻挫とか肉離れとかにして保険適用にして不正に儲けてる所があまりにも多いわけですが、

単純に適用すると国民医療費のうちの三千億円以上が接骨院などで使われてて、そのうち6割強が不正請求してるってことだよね。

ま、その中の全てが不正請求ってわけではないと思うけど、まあほとんどそうなんだろうな。

僕としては意外に少ないなって感じもしましたが・・・。

っていうか実際にはもっと多いだろうね。

いくらでもそう思わせるように誘導なんて出来ますから。

僕が普段勉強会やセミナーなどでご一緒する柔整師の先生たちはちゃんとやってる人ばかりなので普段は自費で、保険なんて月に2~3人かな~?って人が多いのが現実。
スポーツ障害を専門に見てるとかそういう所だったらもっと来るでしょうがそんな所は逆に少ないですから。

これだけ医療費がかさんでどんどん保険料が上がってるってのにまったくこんな所で使わないでほしいもんです。

これからまた年寄りの自己負担額が増えるってのにね。

まともな腕があれば保険外でやっても十分人は来ます。

逆に言えばそういう事をしないといけないってことは・・・、

それだけの腕もないって事を大きな声で宣伝してるようなもんなんだけどね~。