普段、整体の施術をしていて良くお客さんに言うことがあります。
っていうか、Tenは結構おしゃべりで、施術の間じゅうひたすらしゃべり続ける事も多いんですが・・・、(^_^;)
その中で一番良く言うのが、
「力を抜いてね!」
って事。
っていうか、
「今ここに力が入ってるって事わかる?」
って感じかな?
あとは、
「これ、変わったのわかる?」
とか。
多くの人って自分に力が入ってても、自分がリキんでいても、自分が力を入れてしまっていることに気がついてない人って非常に多いんです。
でも、例えば部屋の明かりがつきっぱなしだったらスイッチを誰かが入れてそのままになってるってことと一緒で、脳がその筋肉のスイッチをオンにしたそのままになっちゃってるってことなんです。
でもカラダの場合、筋肉の緊張のスイッチをオンにするのは誰でもできるけど、オフにするのって実は難しかったりするんです。
なので、色んな方法で、自分が自覚もなく力を入れてそのままにしてしまっているって事に気がついてもらうような言葉かけを良くします。
だって、力が入ってるって事に気が付かなくっちゃあ、抜くことも出来ないもんね。
自分が力を入れてしまってるって事に無自覚な人にいくら力を抜いて!って言っても力を入れてるって自覚が無いから全く無駄なことで、
実際良くあるんだけど、
「力なんて入れてません!」
って言われるのがオチなんです。
だって本人はそもそも入れてるつもりが無いんだから。
なので、まず、力が入ってるんだよ!ってことを自覚してもらわないと意味がないんです。
ヒトのカラダって非常に良く出来てて、その人が、というかその人の脳が、悪いところを認識したら、勝手に治そうと働き出すように出来てるんですよ。
ところが、感覚が鈍っててどこが悪いのか?って事を自分の脳が認識出来なかったら、治そうという働きが出てこないんですよね。
だから、どこが悪いのか?どこが鈍ってるのか?どこが痛いのか?どこに力が入ってるのか?
そういうことを先ずは感じ取る事。
それが一番大事なんですよ。
感じ取ること!
考えるんじゃなくって感じ取るんです!
気づくんです!
Don’t think! Feel!
ってかつてブルース・リーも燃えよドラゴンの冒頭で言ってましたが、大事なのはカラダで感じ取ることなんですね~。
っていうか、実はそういう感受性を取り戻すことさえ出来れば、カラダと脳って非常に優秀なので、あとはほっぽっといたら勝手に良くなっていくんですよ。
実はTenが普段してることって、
これも良く言うことなんだけど、提案してるだけなんですよね。
相手のカラダと脳に向かって提案してるんです。
「この方が楽なんじゃない?」
って。
相手のカラダが
「お!それイイね~!」
って受け入れてくれたらカラダって良くなってくれるんですね~。
気づくことってとっても大事なんですよ!