医者から「椎間板ヘルニア」って言われたからって信用しちゃ駄目よって、良く、うちに来るお客さんや友達なんかには言っていました。
でも、なかなかこういう場所でそれを書くのにためらいを持っていたのですが、実際のお医者さんが書いてるのを見て、ちょっと安心しました。
空を歩く
↑ココ。
そうなんですよね~。
医者に椎間板ヘルニアって言われたって、青い顔してやってくるお客さんに、
「どんな検査しました?」
って聞いても、大概、レントゲン撮っただけで、そう診断されましたって言われます。
要するに、腰痛で治せないものはとりあえずヘルニアだって言っておけば良いという免罪符的な使われ方をしているんですね。
僕は9割以上はヘルニアでは無いと思ってます。
大概は、一度の施術で痛みは八割がた軽減されますよ。
腰椎と仙腸間接の状態、梨状筋、腸腰筋、大腿四頭筋、ハムストリングス等の状態を適宜調整すれば殆どが劇的に改善します。
医者に手術をしなければ治るすべが無いと言われていても、大抵は改善していきます。
我々はレントゲン等の近代的な機器を使うことが出来ないので、ある意味原始的な「手の感覚」で色んな状態を判断します。
この「手の感覚」というのも、実はそれほど習得が難しい物でも無いので、整形外科医がこれを覚えれば無敵の整形外科医が誕生するのではといつも思ってしまう。
(それより持ってる理論のベースが違うのでそっちの方が難しいかも知れないが)
膨大な医学知識と5分間診断とまで言われる非常に洗練された問診の技術。
なのに、触診はいい加減。
患者側の立場に立つといつもそんなことを思ってしまう。
でも、そういう事が出来る医師が増えてくれれば、我々の立場ももう少し良いものになるのになと思います。