こんにちは!
GP法のTenです。
細菌、腸内細菌にハマってて、色々本を買ったりして勉強してて、
最近続けて腸内細菌の話をこのyoutubeの中でもしてますが、
今回は「大腸からウツを改善する方法」というテーマで、話をしていきたいと思います。
うつ病について、栄養療法的な話も以前にしていて、
必要な栄養を取ることで、改善していくことも出来ますよって話もしたことがあって、
その中でも、腸内環境がすごく大事でって話をしましたが、
実際に、うつ病患者と、そうじゃない人との腸内細菌との比較研究っていうのも最近は結構されていて、
うつ病患者とそうじゃない人とは、実は住んでる腸内細菌が違うってことがわかったんです。
今日は、そんなうつ病と腸内細菌の話と、
腸内細菌を整えてうつ病を改善していくために出来ることについて解説してみようと思います
最近よく聞く言葉で、「腸脳相関」って言葉がありますが、聞いたことありますか?
腸の問題が、そのまま脳に影響を与えるし、
逆に脳の問題、ストレスとかもそうですが、そういうのが腸にも影響を与える、
お互いに影響を与えあう、そんな関係があるよっていうのが、腸脳相関ですが、
その理由はいくつかあって、
その一つは、大腸には、交感神経とか副交感神経っていう自律神経につながった神経細胞がメチャクチャいっぱいあって、
その影響で、お腹の調子が悪いと、脳にストレスがかかって気分が沈んだりとか、
逆に、脳にストレスが掛かることで、その自律神経を通して大腸の働きを低下させたり、そういう事もありますし、
もう一つは、リーキーガットですね。
腸の事をガットって言いますが、
まあ、焼き鳥のガツですよね。
あれですが、ガットが、リークしちゃう。
テニスのラケットのガットを想像してもらうと、
網の目状になってるので、
この網目よりも小さいものしか通さないようになってるんですが、
これが、この穴が大きくなっちゃって、本来通さないものまで通しちゃう、
すると、それってカラダの中に入っちゃうと異物なので、それを排除するために、体の中の免疫が働いて、色んな所で炎症が起きちゃったりするんですが、
それが続くと、実は脳にもいっちゃうんですね。
脳はとっても大事なところなので、異物を脳内に入れないように、
脳には、腸の壁と一緒で、脳血液関門っていって、
やっぱり血管に網の目のような働きがあって、必要なもの以外を通さないような仕組みがあるんですが、
この、脳の血管の網の目も広くなっちゃう、
リーキーブレインっていう状態になりやすくなるんですね。
そうするとどうなるかっていうと、
本来脳内に入らないはずの異物が脳内に入ってきちゃって、
それによって、脳内で微小な炎症が起きたりする、
そうすることによって、ウツとかの原因になったりするんですね。
腸と脳ってそんな感じで、色んな所で関わり合ってて、影響を与えあっているんですね。
っていうことは、腸内環境っていうのが、うつ病にものすごく原因を与えてるんだよってことは何となく理解できるんじゃないかなと思いますが、
じゃあ、具体的に、うつ病患者とそうじゃない人との腸内環境って何が違うんだろう?
そんな研究があって、
じゃあ具体的に何が違ったかって言うと、
一番大きいのは、うつ病患者にはビフィズス菌が圧倒的に少なかったっていうんですね。
そしてもう一つが、乳酸菌の中でも乳酸桿菌っていわれる、ラクトバチルスも少なかった。
これは、ビフィズス菌が少なかったからうつ病になったのか、あるいは、うつ病になったから、ビフィズス菌が少なくなったのかっていうのはわかってないそうなんですが、
でも、先ほど説明した腸脳相関を考えてもらうと、
ビフィズス菌と乳酸菌を増やしてくことで、大腸の環境を整えて、
自律神経の変な緊張を取り除くことで、脳の余分な緊張を鎮めたり、
リーキーガットを改善していくことで、リーキーブレインも改善して、
脳内の微小な炎症を鎮めていったり、
そういうことは出来そうですよね?
ということで、ビフィズス菌とラクトバチルスを増やしていくこと、さらには他にも必要な善玉菌を増やしていくこと、
そうすることで、うつ病の原因を2つ減らすことが出来るので、より改善しやすくなります。
さらには、以前の動画で説明したような必要な栄養をしかりとって、
ホルモンのバランスと自律神経のバランスを取りやすくしていくことで、
うつ病はかなり改善されます。
それ以外の栄養については解説すると長くなるので、以前の動画を見ていただけたらと思いますが、
今は、ビフィズス菌やラクトバチルスなどの良い菌を増やすために出来ることですね。
これは3つあって、
1つは、プロバイオティクス、良い菌を外から取るですね。
乳酸菌やビフィズス菌や酪酸菌っていう良い菌を、サプリなどでとることです。
特にビフィズス菌が欲しいので、良いビフィズス菌を探してみましたが、
グリコから出ている、BifiXっていうヨーグルトは良さそうですね。
僕は基本的にはヨーグルトはオススメしてないですが、
このグラフを見てもらうと分かるように、
これは一般的なビフィズス菌をただ飲むのと比べても、腸内でビフィズス菌が増えるっていう結果も出ているものなので、
もちろん人によって相性はあると思いますが、
良いんじゃないかなと思います。
あとは、他のビフィズス菌のサプリを色々試してみるっていうのも良いですよね。
そして、2つ目は、プレバイオティクスです。
腸の中の善玉菌のエサをしっかりと補充するってことですが、
主に繊維とオリゴ糖ですね。
野菜類や、根菜類や、きのこ類や、海藻類、
あとは、冷えたご飯とかのレジスタントスターチ、難消化性のデンプンですね。
そういうのをしっかりと食べることで、腸の中の良い菌を増やしていくことが出来ます。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
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