こんにちは!

Ten整体院 院長のTenです。

今回も過去の動画から紹介したいと思いますが、

今回のテーマは、色んな病気の原因になると言われている、カンジダ菌について。

カンジダ菌っていうのは、常在菌として腸内に普通にいるものなんですが、

これが凶暴化すると、いろんな症状の原因になります。

どんなのがあるかというと、

・化学物質過敏症
・自閉症
・消化器異常
・婦人科疾患
 PMS、生理不順、倦怠感、イライラ、不妊、抑うつ、頭痛、性交痛、膣炎等
・男性疾患
 勃起障害、前立腺炎、いんきんたむし等
・自己免疫疾患
 クローン病、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、多発性硬化症等
・低血糖症
・精神疾患
 パニック、うつ病、統合失調症等
・アレルギー疾患
 アトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギー、花粉症等
・栄養吸収障害

等など、いっぱいあるんですね。

じゃあ、なんで、カンジダ菌がそんな悪さをするのか?

そして、それをやっつけるためにはどうしたら良いのか?

というお話です。

カンジダ菌っていうのは、腸内の常在菌で、
普通に人の腸内に住んでるんですが、
ちゃんと腸内細菌のバランスが取れていれば悪さはしないんです。

カンジダ菌はその環境に応じて「酵母形」と「菌糸形」の2つの形態を持っているんですが、

腸内細菌のバランスが取れているときには、おとなしい「酵母形」なんですね。

ところが、

環境が悪くなったり、カンジダ菌の餌が増えると、

「菌糸形」になって凶暴化するんです。

「菌糸形」のカンジダ菌は、菌糸の先端を腸壁に侵入させて、腸粘膜を突き破り、腸壁のバリアを破壊したり、

カラダの中に侵入したり、
毒素をだして、自分が育つ環境を良くするために働きだすんですね。

そして、どんどん増殖して、色んな所に入り込んでいく。

リーキーガットの原因にもなるし、

体の中の色んな炎症の原因にもなります。

そして、このカンジダ菌が凶暴化して増える原因はいくつかあるんですが、

①砂糖などの単糖類~二糖類の糖分によって病原性が増加し、菌糸形になって腸壁を攻撃してしまいます。

②抗生物質

抗生物質は悪い菌もやっつけますが、いわゆる善玉菌も抗生物質によって減少させられちゃうんですが、
カンジダ菌って真菌類、いわゆるカビの一種なので、抗生物質に影響って受けないんですね。
だから、抗生物質を飲むことで、善玉菌は減るのにカンジダ菌は減らない。
なので、今まで押さえつけてた敵がいなくなるのでカンジダ菌は勢力を増やして、どんどん増殖するようになっちゃうっててことですね。

③そして、ストレスや免疫の低下でもカンジダ菌は繁殖しやすくなります。

ストレスによって副腎からコルチゾールが分泌されると、血糖値が上昇し、免疫も低下し、カンジダ菌の増殖に有利な環境を作っちゃうんですね。

さらに女性の場合だと、
④ピルなんかもこのカンジダ菌の増殖に関わると言われていて、
膣カンジダもピルによって増殖しやすくなります。

そして、腸内でカンジダ菌が勢力を伸ばすと何が起きるかというと、

一つは、栄養の吸収を阻害します。

鉄だったりカルシウムだったりっていうカラダに重要なミネラルをカンジダ菌が奪っちゃうんですね。

さらに、リーキーガットになると、

全身の免疫にも影響を与えたり、
腸管から侵入する様々な物質によって肝臓に負荷がかかったり、
肝臓の処理能力が一杯になると、
毒素を十分に分解できなくなり、全身の様々な症状を引き起こす原因にもなっちゃいますし、

色んな病気の原因の一つにもなっています。

じゃあ、このカンジダ菌をやっつけるためにはどうしたら良いのか?

薬とかを使わずに出来る方法をこれから順番に紹介していきます。

まず1つ目は、避けたほうが良いものです。
①精製された糖質、
砂糖とか、果糖ぶどう糖液糖などのいわゆる水以外のほぼ全てのペットボトル飲料に入ってるものですね。
コレを避けましょう。
②小麦
パンや麺類など
これは、グルテンによって、炎症を起こしやすくしちゃうので、カンジダ菌があるなしに関わらず避けたいものではありますが、
カンジダ菌をやっつけるためにはコレも避けておいたほうが良いですね。
③牛乳や乳製品
これも、乳製品の中に含まれるカゼインが悪さをすることがあるので、避けたい食品になります。
④オメガ6系の油
いわゆるサラダオイルですね。
痛め物や揚げ物で使う油はほぼこのオメガ6系の油になるので、
出来ればオメガ9系のオリーブオイルを使うと良いです。
これも、カラダの中で炎症を促進しちゃうので、避けたほうが良いですね。

そして、カンジダ菌をやっつける働きがあると考えられているものがいくつかあるのでコレを紹介しますね。

・ニンニク
 抗菌・抗カビ作用
・梅肉エキス
 強力な殺菌作用、抗カビ作用、カビ毒(マイコトキシン)の抑制
・グレープシードオイル
 抗カビ作用、抗酸化作用、加熱調理にも使える。
・ココナッツオイル、MCTオイル
 抗カビ作用、抗酸化作用
・ローズマリー
 抗カビ作用
・シナモン
 抗カビ作用、腸内環境を整える効果
・オリーブの葉
 抗カビ作用
・バウダルコ(タヒボ、紫イペ)
 抗カビ作用、抗菌・抗ウイルス・抗アレルギー作用
・リンゴ酢
 抗カビ作用
・エキナセア
 免疫力増強、抗カビ作用、抗ウイルス・抗菌作用
・ブラックウォールナット
 腸内環境改善、抗カビ作用、寄生虫駆除作用
・ワームウッド(ニガヨモギ)
 抗カビ作用

もっといっぱいありますが、手に入りそうなものだとこんな感じですね。

面白いのが、民間療法的にガンに効くって言われてるものが多いんですよね。

カンジダ菌によって、カラダの中に微細な炎症が起きるわけで、それを抑制することでそういうこともあるのかな?なんて、
根拠はないですが、そんなことも思っちゃいます。

僕はオリーブリーフのサプリが使いやすいので、気になった時はオリーブリーフを飲むことが多いですが、

あとは、梅肉エキスとかリンゴ酢とかも使いやすいですよね。

相性もあると思うので、いくつか試してお気に入りを作っておくと良いと思います。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。