こんにちは!
GP法のTenです。

さて、前回まで「霊療術聖典」っていう本のなかから、

野口整体の邪気払いのルーツ、松本道別の深息法のなかの邪気呼出法や、
野口整体の深息法のルーツ、生気吸入法や、
野口整体の邪気払いと関係があるかも知れない、邪気吐出法や、
野口整体の活元運動のルーツの一つかもしれない、活元治病法や、
野口整体の合掌行気のルーツの一つかも知れない、洗心流靈氣療法の霊氣能力のアップ法や、
生道霊掌術の身心一致瞬間鍛錬法
などを紹介してきました。

今回は、ちょっと違う本からまた霊術の技法を紹介してみたいと思います。

今回は、松原皎月の「霊術大講座」って本です。ああ

こんな感じで、メチャメチャ分厚い本が2冊あるんですが、スゴイいろんな内容が書かれてるんですよね。

分厚すぎてとても読みきれない感じなんですが、かなり色んな事書かれてて、見てるだけでも面白いんですが、今日はこの本から。

この本の著者の松原皎月っていう人は、以前、霊氣能力のアップ法っていうのを紹介しましたが、
昭和4年に出た、
福来友吉がとりまとめた「全国新興精神療法家番付」
では、桑田欣児と並んで横綱とされた人で、
現代ではあまり有名じゃないですが、当時としては霊術の中ではトップスター的な人だったみたいなんですよね。

この本も、かなり色んな霊術の集大成的な内容なので、また面白そうなものを順番に紹介しようかなとも思いますが、

今回はこの本の中から、多分こういうの興味がある人多いんじゃないかな?っていう、不問診断霊鑑法っていうのを紹介したいと思います

この方法は、この本によると、
「我が心霊治療の独占的秘法である」
とか、
「能力や才能がなくても誰でも、笑いながらでも出来る方法」
として紹介されていて、
黙って座れればピタリと病患部を的中することが出来る方法
って書かれてる方法なんですね。

なんか、そう言われるとすごく興味持ちません?

僕もその昔、これを読んだ時、ワクワクしたもんですが、やり方もホントに簡単なんですよね。

これは、患者さんの右手で見るんですが、

右手のそれぞれの指に意味があって、順番に、

・親指:脊髄病、遺伝病、憑霊病
・人差し指:胃腸病
・中指:首から上の病一切
・薬指:肺、心臓、腎臓、肝臓のいづれか
・小指:腰から下の病一切

っていう感じなんですが、

僕は、この手の指の4本の指の長さの順番に、
一番長い中指が頭で、
次に長い薬指が胸部、
次に長い人差し指が腹部、
一番短い小指が腰から下で、
親指が背骨って覚えたんだけど、

考えてみたら指の長さって人によって違ってて、
人によっては薬指よりも人差し指のほうが長い人もいるので、僕はこう覚えたよって話ですが、
まあ、僕と同じように薬指のほうが人差し指より長い人はそうやって覚えておくと覚えやすいかなと思います。

ということでやり方ですが、

まず、患者さん側の右手を左手で持って、
右手を小指だけ伸ばしてこんなふうに握って、
目をつぶって、この小指で、肩からトントンと指先まで来ると、
どこかの指に行くんですね。

これを3回やるんですが、試してみると面白いですが、
結構同じところに3回とも行くんですよね。

そして、それがどの指に行ったかっていうので、例えばそれが中指だったら、頭だし、人差し指だったらお腹の問題だしっていうふうに見るんですね。

これ、ほんとに簡単な方法なので試してみると面白いですが、

あとは、この指のもつそれぞれの意味を覚えておくと良いのが、

例えば普段の施術で、僕たまにあるんですが、
GP法で、うつ伏せになった状態で背中の施術をしてたりするときに、
ふと手の指を見ると、指がピクピク動いたり、
どこかの指だけがぐいっと曲がってたりする人っているんですよね。

そういうときに、
例えば人差し指が曲がってたら、
ああ、お腹になにかあるのかもね~なんて感じで思うことあるんですが、

そんなふうにも使えるので、これもちょっと頭の片隅に入れておくと良いと思います。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。