こんにちは!
GP法のTenです。

最近、LINEとかで整体をされてる人からいろんな質問を頂くんですが、
それがだいぶたまってきたんですね。

多分、整体をされてる人なら同じような疑問や悩みを持ってる人もいるんじゃないかなって質問もあると思うので、

今日は、そういういろんな質問に答えてみたいと思います。

では早速、始めて行こうと思いますが、今日は皆さんから頂いた質問に答えていきますね。

まず1つ目は、
★質問
「整体の道に入り2年程度なのですが、専門学校などでなく直接整体院で技術だけ教えてもらい、知識も覚える必要ないと言われその時はそれでいいのかと思っていましたが、今になり自分に基礎や土台がまったくないことに気づきました。
なにからやればいいのかもわからず困っています。整体師としていったいなにから学んでいけばいいのでしょうか?」

っていう質問です。

えっと、整体のテクニックだけ覚えて知識を覚える必要ないなんて言う人いるんですね。
ちょっと考えられないですが、まあ、なんていうか、
それ、ホントに整体なの?って思っちゃいますよね。
っていうか、整体じゃなくてリラクゼーションなんじゃないのかな?
知識って絶対必要です。
どこにどんな筋肉が、どんな方向に付いてるかって分かってなきゃ、施術してても的を絞れないよね。
そして、それが相手のカラダにどんな影響をおよぼすかっていうのもわからないですよね。

なので、最低限、どんな筋肉とか骨ががどんな風になってるかって知らないと話にならないと思うし、
内臓についても知らないとだし、なので、解剖学は必須ですよね。
あとは基本的な生理学も必要です。
まあ、どこまで詳しく知る必要があるかっていうのは、その人がどこまで深くやるかによっても変わると思いますが、こういう勉強っていうのは絶対必要ですよね。

そして、体のことって細かく見ていったら際限がないので、常に勉強は必要だと思います。

まずは、ネッターとかプロメテウスとか、そういう本を身近に置いといて、

例えば新しいテクニックを覚えたら、それがどこにアプローチしてて、
そこには何があるのかとか、
ちょっと疑問に思ったことがあったら、ここ、どうなってるんだっけ?とか、
そういうのを、しょっちゅう、見るようにすると、だんだん覚えていくと思います。

僕もそうだけど、うちの副院長も、お客さんいなくなるとしょっちゅうねったー持ってきて、
これってどうなってるの?とかって聞いてきて、いつも勉強してるので、
そういうのの積み重ねで、だんだんと深い知識になってくんですよね。

あとは、基本的なことがわかる、わかりやすいおすすめの本としては、最近見つけたんですが、これなんか良いですよね。
絵が多くて、見やすいし、理解もしやすいと思います。
●解剖生理

もうちょっと詳しく知りたかったら、この本なんかも良いです。
●構造と機能

こういう本をちょっとずつでも読んでいって、ちょっとずつ理解していくっていうのも大事ですよね。

ご自分でも
「自分に基礎や土台がまったくないことに気づきました。」って言われてますが、
こういうのの積み重ねが土台になっていくので、
こういう土台をちょっとずつ積み上げていくと良いですよね。

ということで、整体をやるときは、テクニックを覚えるのも大事ですが、
やっぱり解剖生理とか体のことをしっかり知るってことがまずは大事ですよってことですね。

ということで、次の質問いきますね。

★質問
「感性の良い、悪いというのがあるかと思います。技を習う上でも感性の悪さで苦労することがありますが、感性といったものはどうやって鍛えれば良いのでしょうか?」
っていう質問です。

整体だけに限らないんだけど、何かの技術を学ぶときに、やっぱりすぐに出来るようになる人と、ちょっと時間がかかる人って、やっぱりいます。
感性って、そういう、技術を学ぶ時のことだと思うんですが、

こういう感性って誰でも最初っから持ってるわけじゃないと思うんですよね。
それには、ベースになる知識と経験が必要で、

ちょっと良い例えが思いつかないですが、

例えば日本刀ってありますよね。
刀をいきなり普通の人が見たって、それが良い刀なのかどうかなんて、絶対わかんないですよね。
で、刀に興味を持って、いろんな刀をいっぱい見ても、ただ見てるだけじゃやっぱりわからないんですよね?

まずは、刀って、どんな構造をしてて、
例えば刃紋っていって、刀の刃のところに模様みたいなのがあるんだけど、
そういうのがどんな形をしててとか、
それはなんでそんな風になってるのかとか、
あとは、刀を作る人、刀工にはいろんな流れ、流派があるんですが、
その流派による特徴とか、
そういういろんな知識があって初めて、これってどこどこのなんていう伝のいつ頃の時代の刀だよねみたいなのが分かるようになってきて、
そういう知識が深まれば深まるほど、
脳の中のニューラルネットワークがビシビシつながって、色んなことが分かるようになる。
それが、他の人から見たら、感性が鋭いね、みたいな話になるんだと思うんですよね。

だから、感性があるとか無いとかって、結局は、そのベースになる知識がどれだけあるか、
そして、ただ知ってるだけじゃなくて、それをちゃんとどれだけ腹に落ちた状態で自分のものにしているか、そういう事だと思うんですよ。

しかも、そういうときの知識って、雑多な雑学的な知識じゃなくて、ちゃんと筋が通ったと言うか、
一つのことを深く掘り下げたような、体系だった知識っていうか、
そういうのがまずはあって、
それがあった上で、それに色んな経験が乗っかって、色んなことが分かったり見えるようになるんですよね。

だから、感性がいい人って結局、その人がそれまでに色んな事をしっかり学んで、
そして、それをちゃんと一つ一つ掘り下げて自分のものにして、
そして、それをただ知識としてだけじゃなくて、活かせるものにしている、そういうことだと思うので、

最初は、感性がどうこう言う前に、まずは知識が重要です。

もう一個例えを言ってみると、
算数の問題、例えば方程式みたいなのを解くのだって、まずは九九を覚えてないと、どんなにセンスがあっても解けないですよね、
まずは、そういう基本になる知識を覚えて、
それを使いこなせるレベルまで使い込んで、
その上で、応用問題を説いて、
そうしてくうちにやっと、人から見たら感性がいいねって思われるような、問題が解けるようになるとかね。

そういうことだと思います。

なので、感性を磨くっていうのは、まずは、知ることですよね。

そして、そのときに、自分の変なフィルターをかけて見ないで、そのまま、ありのままで受け止めるってこともすご~く大事です。

技術を学ぶ場合って、自分の中途半端な知識や経験が邪魔をしてかえって習得を妨げる人も良くいますが、
そういう人って、中途半端な知識なのに、それに固執して、そのままあるものを見ないで、
勝手に変えちゃうので、なかなか習得できないんですよね。

っていうか、別に固執して勝手に変えてるって意識はないと思うんだけど、
脳って仕組み的にそういう風にできてるから、意識してないと勝手にそうなっちゃうんですよね。

整体でもそうだけど、武術を人に教えたり、人が誰かに教えてるのを見てても、
例えば、
こうやってこうですよ、って言うと、
なるほど、こうですね、
とかって、全然違うことする人って、メチャメチャ多いんですよね。

そこで、
いやいや、そうじゃなくて、これって、こうやってるでしょ?こうだよ?
とかって言うと、
でも、この方が良いですよね?
とかって、平気で言う人って、結構いるんですよ。

今の例は極端ですが、それに近い人って非常に多いし、
僕も気をつけないとやっちゃうので、多分多くの人はよっぽど注意してないと、それに近い状態になっちゃうんじゃないかなと思うんだけど、

自分の狭い知識と経験の中だけで判断して、勝手に変形させちゃう。

今時分の中に無いものを学んでるはずなのに、自分の中に答えがあると勘違いして、
その中から近いものを探そうとしちゃって、ぜんぜん違うことをしちゃう、
そういうことですよね。

これもやっぱり、知識と経験が不足しすぎてて、見えてないからなんですよね。

なのでやっぱり、感性があるとか無いとかって、まずは、知識が重要で、それに加えて経験だと思います。

では次の質問いきますね。
次の質問は、GP法の施術に関する質問ですが、

★質問
GP法の是極で、うつ伏せで、患者さんの手の甲を足方へ引き、体側につけて、腰が痛いなら腰に当てて揺らすと言う手技なんですが、体側の手側だけ揺らして、患部に触れている手は揺らす事はないんですか?」
っていう質問です。

この人はDVDを見られたのか、それともプロモーションのときの無料動画とかそういうのを見たのか分からないんですが、
DVDの中ではこの説明多分してると思いますが、
3教の形ですよね、あの形に持っていったときに、圧痛点の痛みが取れる位置に手を持っていったら、ゆらゆら揺らしていくわけですが、

その時、圧痛のあった場所に触れている手は、あくまでモニターで、触れてるだけで、
揺らすのは、反対側の手を持ってる方で揺らします。

まあ、圧痛側の手で揺らしても効果はあるんだけど、やっぱり効果は落ちますよね。

なので、基本的には痛いとことに触れてるては揺らさないって覚えておいてもらうと良いと思います。

では、次の質問いきますね。

★質問
「私は理学療法士なんですが、今後自宅で開業したいと考えています。整体院と名乗っていいのか、整体院を開くには何か協会に所属しなくては行けないのか等、開業するにあたり気をつけなくてはならないことを教えていただきたいです。」
っていう質問です。

理学療法士、PTさんで整体で開業してる人って結構いますが、
PTって基本的には開業権無いので、PTの資格を持ってても、
開業する時には資格は関係なくなりますが、

逆に、整体って何の資格もないので、誰でも開業できちゃいます。

なので、特にどこかの協会に属さないといけないとか、そういうのは全く無いんですね。

なので特にそこは気にしなくて良いですが、
ただ、やっぱり横のつながりってとっても大事なので、
縁のあるところに入るのも良いかもですよね。

僕的には、整体って、あん摩マッサージ指圧とも違うし、柔整のやる骨接ぎとも違う、ジャンル的には療術になるんですが、

日本でも一番古い団体である、療術師会に入るのもありかなって思うので一応紹介しておきますね。

日本の全体の団体としては、全国療術師協会っていうのがあって、その傘下として、各県に、例えば僕だと愛知県なので、愛知県療術師会なんですが、
そういう感じで傘下の会があります。

そういう会に入るのもありですよね。

後は、開業するにあたって気をつけたほうが良いことの一つとしては、保険ですよね。
療術師会でも会員は保険に入れるんですが、
そんな感じで、いろんな教会で、保険も入れるところがあるので、
そういう意味でもどこかに所属するっていうのはありかなと思います。

それと、開業するにあたって気をつけることで、まずは考えておいたほうが良いのは、
やっぱりお客さん患者さんにいっぱい来てもらわないとやってけないので、
そういう経営とか集客とかの勉強を事前にしっかりしておくってのも大事ですよね。

ということで、これまで頂いた質問に答えてみました。

LINEの方で施術家向けの特別動画を無料でプレゼントしていますが、
LINEに登録していただいた方の質問にもできるだけ答えていきますので、
まずは概要欄からLINEに登録してくださいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。