こんにちは!
GP法のTenです。

今日は頭痛の中で最も多いと言われている緊張性頭痛の話です。

緊張性頭痛は、緊張性って字がついている通り、緊張によって起きる頭痛なんですが、

特徴としては、片頭痛のように、ズキズキと拍動する感じが無いというのも特徴で、

パソコンなどでの事務仕事だったり、スマホやゲームだったり、
あとは、長時間の車の運転だったり、

そういった一定の姿勢を長時間続けることなどによって疲労がたまって筋肉が緊張したり、
または色んなストレスなどによって筋肉が緊張して、血管が圧迫されることによって起きると言われています。

こういった色んな原因から固まった、上部頸椎、首の上の方の骨ですね、

主に頚椎2番と、その周りにある、いわゆる後頭下筋群の過緊張によって、血流が悪くなることによって起きています。

この上部頸椎の緊張から来ているわけなので、この緊張を取っていくことで、緊張性頭痛は良くしていくことが出来るんですが、

ここが歪んだり緊張したりする、大本の原因っていうのはホントに色々あって、その人によって違います。

なので、実際には、その大元になっている原因を突き止めてそこにアプローチしないといけないんですが、

今回は、自分である程度緩和できる方法ということで、

3つの方法を紹介したいと思います。

どれか、当てはまるものがあると思うので、まずはこの紹介する3つの方法を試してみてくださいね。

ということで、1つ目は、目の疲れを取る方法です。

実は上部頸椎と目って関係が深くて、

目が疲れると、上部頸椎は緊張するし、上部頸椎が緊張していても、目って疲れやすくなります。

逆に言うと、目の疲れが取れるようなことをすると、上部頸椎の緊張も和らぎます。

なので、目の疲れを取る方法がとっても役に立つんですね。

方法としては、例えば、蒸しタオルっていって、タオルを濡らして、電子レンジでチンして、目の上に乗っけるって方法もあります。

これは、メチャメチャ気持ちが良いので、近くに電子レンジがある環境の人はコレをぜひやると良いと思いますが、

電子レンジとかが身近にない場合、

パーミングという方法があります。

パーミングのやり方ですが・・・

こうやって、目を覆うときに、ポイントは、眼球を圧迫しないで、ちょっと、手と目の間にスキマを開けることと、

目を開けても、どこからも光が漏れてこないようにしっかりとおおうってことですね。

そして、しっかりと目をおおったら、

ゆっくりと目をつぶります。

こうして、しばらくゆったりしているだけなんですが、だんだん、目の緊張が取れてきます。

感覚の良い人は、目の緊張が取れてくるのと一緒に、首や頭の緊張も取れてくるのを感じれるかもしれません。

そして、この方法は、ただ眼球や目の周りの緊張を取るだけではなく、
視覚からの入力を遮断することで、視神経や脳の資格にかかわる神経の緊張も和らげることが出来ますから、

ストレスから来ている緊張にもとても有効です。

パーミングをしていると、こうやって目を覆っていても、

なんとなく、光がモヤモヤ動くような感じがしたり、色が見えたり、色んなのが見えるような感覚が出ることが多いんですが、

これって、

視神経に光が入ってきてないわけですから、本来なら真っ暗で何も見えないはずなのに、何か見える気がするというのは、

視神経とか、その先にある脳の神経が緊張していて、ノイズが出ちゃってるってことなんですよね。

なので、この光がモヤモヤ見えたりするような感覚がなくなるまでやると、そういう神経的な緊張も取れるので、良いです。

特にデスクワークだったり、目を使うことが多い人で、頭痛がある人はコレをやってみると良いですね。

そして、2つ目の方法は、顎の動きと上部頸椎の連動を使った方法です。

先程、目と上部頸椎は関係が深いって話をしましたが、実は、歯の噛み合わせとも関連が深いんですね。

もうちょっと細かく言うと、奥歯、前から5本目6本目の歯の噛み合わせと、上部頸椎の緊張が関連が深いです。

噛み合わせと言っても、歯医者さんに行って歯を削って揃えるとかそういう話じゃなくて、顎を開け締めする左右の筋肉の緊張のバランスが崩れることで、かみ合わせのバランスが変わって、

それによって、上部頸椎の緊張を引き起こすことが結構あるってことです。

だから、結構あるのが、歯医者さんに行って、歯のクリーニングとかをしてもらったりした後に、頭痛になったり、そんなこともあります。

なぜかと言うと、口の中を掃除してもらう時に、口を開けっ放しにして、片側から道具を入れて掃除しますよね?

そうすることで、口を開け締めする筋肉の左右のバランスが変わっちゃうんです。

そうすると、この顎関節の上には耳がありますよね?

そして、耳には三半規管っていうのがあって、目を常に水平に保とうとしてるんですね。

なので、顎の左右の緊張のバランスが崩れると、目が傾いて、それを補正するために、首を歪ませることで、バランスを取ろうとするんですね、

それによって、首って緊張します。

実際には、首だけではなくて、例えば腰だったり背中だったり、場合によっては股関節や膝だったり、
色んな所をそれぞれ歪ませることで、全体のバランスを取ろうとするんです。

そうして、首も緊張するし、腰も痛くなったり、膝が痛くなったり、そんな問題の原因にもなります。

なので、まずは、この顎の左右の緊張のバランスを取っておきたいですね。

その一番簡単な方法が、綿棒を使った方法です。

これは、問題があると上部頸椎だけでなく全身似影響があるので、

まずは、立って、前屈と後屈をするとの、首を左右・前後に動かしてみてください。

どこまで曲がるのかとか、どの位曲げるとどの辺りに痛みが出るのかとか、動かしにくい感じとか、それを覚えておいてもらって、

鏡で自分の歯を見ながら、前から6個目の歯を見つけてもらって、

ゆっくり噛んでみて下さい。

ゆっくり噛んだ時に、左右の6番の歯が、どっちが先に噛み合わさるか、コレを確認してみて下さい。

そしたら、先に噛み合わさったほうの、6番目の歯に綿棒を噛みます。

そうしたら、もう一度、前屈と後屈を試してみて下さい。

かみ合わせから来ている人は、さっきよりいっぱい曲がるようになったり、痛みが減ったりします。

これが変わっていたら、噛んだまま数分間そのままにしているか、

立って、足を揃えて、カカトトントンします。

だいたい、5回位すればOKです。

そうしたら、綿棒を外して、もう一度、前屈後屈と、首を動かしてみて下さい。

多分、さっきよりだいぶ変わってる人が多いんじゃないかなと思います。

コレを、時々やることで、噛み合わせからくる、首の緊張は取れていきます。

そして、3つ目の方法は、もう直接上部頸椎を緩めちゃおうって方法で、

これは、久しぶりの登場ですが、エア枕を使います。

これは、百均のダイソーに「くるんとフィット」っていう商品名で売ってるエア枕ですが、
これがオススメです。

仰向けに寝るだけです。

これは、ただねてるだけで、この上部頸椎の緊張が緩んできます。

やってみると分かりますが、ものすごく気持ちよくって、リラックスします。

以前、コレをやる前と後で、交感神経の緊張度を測定したことがあるんですが、かなり緊張が取れたって結果も出てる方法なので、ストレスが多いような人にもものすごくオススメです。

ということで、今回3つの方法を紹介しました。

復習すると、

1つ目が、目の疲れを取ることで上部頸椎の緊張を取って頭痛を改善する方法として、パーミング、

2つ目が、奥歯のかみ合わせを取ることで、上部頸椎の歪みと緊張を取る方法、

3つ目が、直接上部頸椎を緩める方法として、エア枕を使った方法

この3つ、緊張性頭痛で困ってる人は、ぜひこの方法を試してみてくださいね。

そして、身近に緊張性頭痛で困っている人がいたらぜひ紹介してあげて下さいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。