こんにちは!
GP法のTenです。
前に、松本道別の霊学講座の中から、呼吸法と行氣法を紹介しましたが、
今回はその続きで、霊動法っていうのを紹介しようと思います。
霊動法っていうと、
野口整体をはじめた野口晴哉が子供の頃に松本道別に学んたこの霊動法が野口整体の活元運動の元になったっていう風によく言われていますが、
まあ、活元運動をやるなら野口整体の活元運動の誘導法が結構良く出来てるので、
それをやると出やすいと思うのでそれをやれば良いですし、
もう分かってて出来ちゃってる人だったら、別に特別そういう誘導とかしなくても、やろうとおもったら活元なんて出るので、
これ、いるかな?って思いもしたんですが、
昔はこうやってたのねっていうのを知っておくのも、マニアな人にとっては面白いよねってことで、解説してみますね。
ちなみに、活元運動のやり方は、以前の動画で解説してるのがあるので、知りたい方はその動画を見てほしいのと、
あとは、この松本道別とかと同じ時代、大正から昭和にかけての霊術が盛んだった頃には、霊動法に似た方法っていうか、活元運動に似たものってどうやらいっぱいあったみたいで、
以前、順性療法っていうのの中にあった、活元治病法っていうのも紹介してるので、これも興味ある人は一緒に見てもらうと良いと思います。
ということで、今日は、松本道別の霊動法について紹介しようと思います
どうやら霊動法のルーツは、神道の鎮魂法とか鎮魂帰神法とか、魂振りとか、そういう行法がルーツになってたりもするみたいですよね。
僕も20代の頃に古神道の禊ぎ祓いとか習ってたときにやったりもしましたが、
当時は訳わからずやってましたが、今思うとたしかにそんな感じですよね。
そして、宗教的なもので、霊動法みたいな自動運動を使うものって、日本だけじゃなくて世界中にあったみたいですね。
それを、健康のために使ったり、宗教的な信仰のために使ったり、そういうものが古来あったみたいで、
昔の霊術には、そういうものから取り入れたものっていっぱいあって、
松本道別以外にも、この霊動法と同じような、自動運動を使ったものって、色んな人がやっていて、
有名所では、田中守平の太霊道なんか有名ですよね。
どうも松本道別は田中守平とは仲が悪かったみたいで、本の中で太霊道についてはメチャメチャ批判的なことが書いてありますが、
まあ、どの時代にも色々ありますよね。
さて、霊動法、
やり方としては、霊動自発法と霊動他発法ってあって、
自発法っていうのが、自分で霊動を出す方法、
他発法っていうのが、人に霊動を起こさせる方法ですね。
まずは零動自発法ですが、これは立ってやっても、座ってやっても、寝てやってもどれでも良いんですが、
まずは座った状態で、
リラックスしたら、手を前にぐっと突き出して、その状態で、手の指が反るくらいに力を入れて、
そこから、胸の前に手を持ってきて合掌します。
この状態で、深い呼吸を3回して、4回目に吸い込んだ息をお腹の丹田にためて、息を止めて、
その状態で、両手を思いっきりギューッと圧をかけていきます。
このときに、何も考えなくても良いんですが、考えるなら、この両手が振動するって思いながら力を入れていくんですね。
そうすると、思いっきり力を入れながら、思いっきり両手を押し付けてるので、手がプルプルと震えだすと思います。
そうしたら、この震える動きに身を任せていくと、色んな動きが出てきます。
意識である程度方向づけするので、活元運動とはちょっと違うかもしれませんが、だいたい同じような事が起きてきますよね。
これを3分から5分続けるんですが、
これをしていると、雑念や妄想もなくなって、自然に無我の境地に入るとか、
全身が熱くなって汗もいっぱいかいて、病的な邪気を払うので、軽い風邪とか胃腸の調子が悪いのとかは、これだけで治っちゃうって説明されてます。
そしてこの霊動法は、一切の霊術の基礎となるので、初心者は毎日朝昼晩やりましょうねとかって書かれてます。
他にもいくつかやり方が紹介されてますが、まあこれは、似たような方法なので省きますね。
そして、霊動他発法、これは、他の人に霊動を起こす方法ですが、
これもだいたい一緒で、
まず、お互いに向き合って座ったら、
誘導する人がまず霊動法をやって、
こんな風にやるんだよって見せておいて、
同じことをやってもらうんですね。
同じように、力を入れて合掌させたら、
その合掌した手に、誘導する人が行氣をするんですね。
手を当てて、気を出す感じって言えばいいかな、
そうすることで、霊動が起きやすくなるので、その状態で霊動が起きるのを待って、
動きが出てきたら、背中側に回って、
肩に手を当てて、動きを誇張するように誘導するみたいな感じです。
なんかレイキのアチューメントみたいで面白いですが、
これも出来る人なら何度か試してみたら多分簡単に出来るでしょうね。
で、これを使った自己療法として、霊動療法っていうのも紹介されてますが、
これは、そんなに効果が高くないので、
「霊動が起きている手が、患部を治療する」みたいなことを観念して、やると、効果的だよみたいなことが書かれてますね。
この辺りはむしろ野口整体には引き継がれてないっていうか、
意図を持ってやるとそうなっちゃうよねってことなのかな?って思うんですが、
結構活元運動やってると、必要な動きが勝手に出て、勝手に良くなるっていうのあると思うので、
そういう意味では活元みたいになんの意図も持たずに、
天心、天のココロって書きますが、何も考えないでポカンとした状態でやった方が良い気が僕はしますね。
そういう意味では、今ある活元運動の方が良いのかな?なんて僕は思います。
この後、この霊学講座の修養編では、
観念法、気合法、観想法、精神集中法、鎮魂法と続きます。
この、後のやつは、昔の古典催眠的な今じゃあまり使わないってうか必要なさそうな物が多いっていうのと、
この修養編の中では、僕が面白いなって思うのは、
っていうか、治療家に役に立ちそうだなって思うのはこの辺りまでなので、この辺でこの修養編の解説は終了しますね。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
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16歳とき精神疾患になりいろいろやりました。精神疾患になり大きな損失を受けました。霊動が一番よかったです。これには実施に大きな問題があります。場所の制約があります。霊動のコツを言葉で説明することは難しいです。貧乏ゆすりの拡大版かな。現在74歳です、おおきな身体的疾患になり介護を受けています。
病気になった運命を感じいろいろ調べると説明してくる書籍を見つけました。