こんにちは!
GP法のTenです。

さて、今日は、「顔面神経痛と整体的対処法」というテーマで、話をしていきたいと思います。

ちょっと今回この話をしようと思って調べてみたんですが、

昔はよく顔面神経痛って言葉を使ってたって印象なんですが、検索数とかで見ると、顔面神経痛よりも三叉神経痛で調べてる人のほうが遥かに多いんですね。

まあ、ちょっと体のことを知ってる人だと、
顔面神経って運動神経なので、痛みを感じる神経じゃないから、
顔面神経痛っていう名前はちょっとおかしくて、
ホントは三叉神経痛って言うのが正解だよねみたいなのがあるんですが、

最近はそういう事をわかって調べてる人が多いってことなんですかね?

っていうか、顔面神経痛って、顔面神経っていう神経の痛みじゃなくて、顔面の神経痛って意味だと思うんで、間違いじゃないんじゃないかなって僕は思ってるんですけどね。

まあ、ただ、そうは言っても、肋間神経痛だと肋間神経だし、
坐骨神経痛だと坐骨神経だし、
だったらやっぱり正式には三叉神経痛っていうのが正しいのかなとも思うんですけどね、

まあ、この辺りはどっちが間違いとかじゃなくて、昔はそう言ってたよとか、俗にそう言うよって話だと思いますが、

なので、ここでは顔面神経痛じゃなくて、多分正式名称である三叉神経痛で話をしていこうと思いますが、

そんな三叉神経痛についてと、整体的な対処法について解説してみたいと思います

では早速、始めて行こうと思いますが、今日は三叉神経痛の話です。

三叉神経っていうのは、第5脳神経ですよね。

なので、三叉神経痛っていうのは、この三叉神経が支配しているところの痛みなんですが、

主に、片側の、その神経の支配している部分に出て、

痛みはあるけど、運動とか感覚とか反射とか、それ以外の反応は正常っていうのも特徴で、

結構な激痛が出て、しばらくすると何事もなかったように治ったり、そんな症状ですよね。

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三叉神経っていうのは、名前の通り、みつまたに分かれて、
目の上から出る眼神経と、
鼻の横から出る上顎神経と、
口の下から出る下顎神経と、
3つのルートがあって、それぞれが、顔の上の方と、真ん中辺と、下の方というかサイド側を支配してますが、

このどこかの神経のルートに問題が出ることで、痛みが出る、そんな症状ですね。

三叉神経痛の原因には大きく2つあって、

一つは、脳内の腫瘍とかそういう問題だったり、帯状疱疹とかのウイルス的な問題だったりから起きるもの、

もう一つは、この三叉神経のルートのどこかで、神経が圧迫されることで起きるものです。

脳内の腫瘍とかの問題の可能性もあるので、気になる方はまずは病院で見てもらうことも大事ですが、

その多くは、何らかの理由から神経が圧迫されることで起きることが多いです。

この何らかの理由からっていうのが問題で、

人によって当然原因は色々になるので、ここが原因ってことは言えないんですが、

考え方としては、これですね。
(動画で説明しています)
これをよく見てもらうと、この木の棒の部分が骨で、
ゴムの部分が筋肉とか筋膜って考えてもらうと、

人の体もこんな感じで、お互いがお互いを引っ張り合う形で全体のバランスを取ってるんですね。

なので、どこかでバランスが崩れると、それが全てに影響するんですね。

そして、人の体の筋膜って、頭の先から足の先まで連続してつながってます。

筋膜って、筋肉が入ってる入れ物なんですが、

ソーセージを想像してもらうとイメージしやすいと思いますが、

こんな風に、筋肉の繊維は別々にありますが、それをくるんでる入れ物って、ソーセージみたいにずーっとつながってるんですね。

そして、それが、頭の先から足の先までつながってて、
筋肉がくるまれてるのは筋膜だし、
骨がくるまれてるのは骨膜だし、
正確にはちょっと違いますが、内臓は腹膜にくるまれてますよね。
そして、脳や脊髄は硬膜にくるまれてます。

人の体って、そういうちっちゃな袋がいっぱいあって、その中に色んな組織が入っていて、

そしてその袋っていうのは、全部つながってて、お互いがお互いを引っ張り合ってるんですね。

だから、そのお互いがお互いを引っ張り合いながら、全体としてバランスを取ってる、

そのバランスが崩れることで、色んな問題が起きるんです。

それが、たまたま、三叉神経のルートの血管を引っ張っちゃったり、神経を引っ張っちゃったりして、

それによって神経痛の症状が出るってことですね。

なので、やることは、全体のバランスをとることです。

顔だけの問題じゃないんですね。

なので、全体を見て、その全体のバランスを崩している場所を見つけて、
そのバランスを崩している原因の場所に対処しながら全体のバランスが取れる状態を作っていくってことが大事になります。

ただ、ありがちな場所っていうのはあって、

例えば、首とか、胸郭とか、腕や手とか、あとはお腹ですよね、

その辺りが原因になってなることも非常に多いです。

特にお腹が原因になってることも多いと思いますが、そのさらに原因ってなると、例えば、

お腹の内臓を動かしてるのは自律神経ですよね?

なので、自律神経的な問題、更にその元には例えばストレスなどのメンタル的な問題があったりとか、
そういうことも考えられますし、

栄養的なこととか、腸内環境的な問題とかも考えられます。

なので、実際に良くしていこうと思ったら、そういう全体を見て、必要なことを必要な順番でしていく必要があるんですね。

まずは、その患部、患者さんが痛いって言ってるところっていうのは、ほとんどの場合が原因じゃなくて、結果、つまりどこかに悪さをしているとことがある、その被害者であって、

その原因は他にあるんだっていう視点で見て、その原因を探して対処するっていうことを考えていくことがすごく大事になります。

よく、こんな症状だとどうしたら良いですか?とかって聞かれることが多いですが、

まあ、対症療法的に、その場だけ楽になれば良いって考えなら、とりあえずこうすると良いよみたいなのは言えますが、

やっぱりホントの原因っていうのは一人ひとり違いますし、
その原因からホントの意味で良くしていこうって思ったら、
やっぱりこういう話になっちゃうんですね。

そして、やっぱりこういうことが分かって、そういう対応ができる治療家っていうのが、ほんとに良い治療かだと思うので、

これを見てる治療家の方には、是非そういう治せる治療家になってほしいなと思います。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。