こんにちは!
GP法のTenです。

さて、今日は、更年期のホットフラッシュを食べ物で改善する方法というテーマで、話をしていきたいと思います。

女性の更年期の症状って、

厚労省の調査だと、

ナント7割の人が何らかの症状があると答えていて、

その中でも、

「顔がほてったり、汗をかきやすい」

いわゆるホットフラッシュですね、

こういう症状があるっていう人が、一番多く、41.7%、4割以上の人があるって答えてるんですね。

だいぶ前に、更年期障害を施術で改善する方法についてこのyoutubeで話したことがありますが、

興味のある人はこちらも合わせてみてもらえればと思いますが、

今回は、更年期の症状で、4割以上の人が苦しんでいるホットフラッシュ、

コレを、食事で解消するためにはどんなことに気をつけたら良いのか、

そんな話をしてみたいと思います

今日は食事で、更年期のホットフラッシュを改善する方法ですね。

更年期障害で良くある症状は、

大きく精神神経系の症状と、身体症状に分けられますが、

精神神経系の症状としては、

イライラ、不眠、不安感、抑うつ、などがあり、

また、身体症状としては、

頭痛、めまい、ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)、動悸、息切れ、寝汗、むくみ、喉の乾き、ドライアイ、吐き気、下痢や便秘、胃もたれや胸焼け、肩こりや腰痛や背部痛、関節痛、しびれ、手の指の痛みやしびれや変形

などなど、

ほんとに、いろんな症状が現れます。

だいたい、40代なかばから50代後半頃の時期に出るこういった症状ですね。

原因は、生理が無くなることで、

女性ホルモンのエストロゲンの分泌が急激に減少して、

ホルモンのバランスが崩れて、

それによって、色んな問題が出るんですが、

じゃあ、なんで、更年期障害が出る人と出ない人がいるかというと、

更年期移行、エストロゲンを卵巣が出さなくなったら、

代わりに副腎から出すようになるんですね。

この切り替わりの時期が、更年期の時期になるわけですが、

この切り替わりがスムーズに行くと、更年期の症状ってあまり出ないんです。

逆に副腎がくたびれちゃってて、今の自分の仕事に精一杯で、エストロゲンを変わりに出すだけの余力がなかったりすると、

副腎からエストロゲンは出ないし、卵巣からも出ないし、

でも、脳はエストロゲンを早く出せ~って司令が出っぱなしになるし、

そんな感じで、脳の視床下部や下垂体も緊張して、

そこから他のホルモンバランスも崩れちゃうんですね。

ココで対策としては2つあって、

一つは、エストロゲンの代わりになるものを、食品で取るという方法ですね。

これはあくまで対症療法ですが、ちゃんと、この切り替わりが出来るまでの期間、エストロゲンの代わりになるものを取るということで、症状を緩和することが出来ます。

対症療法ではありますが、病院で出される副作用のきついホルモン剤を取るよりは遥かにマシですし、

ある時期を乗り越えれば良いので、それでも人によっては十分なこともあります。

ちなみに、病院とかで出されるホルモン剤って、エストロゲンやプロゲステロンと似たような分子構造を持った、人工的に作られたホルモンなんですが、

なんで、本物のエストロゲンやプロゲステロンを使わないかって言うと、

自然界に普通に存在するホルモンじゃあ特許が取れないからなんですね。

特許が取れなくて、二束三文の安い値段でしか売れない本物のホルモンを使うよりも、
人工的に作られて、特許で守られた高い薬品を売らないと、製薬会社って儲からないですもんね。

そして、普通にカラダの中にある本物のホルモンだったら、副作用も少ないですが、

似てるけど違うものだと、どうしても副作用って出ます。

そんな理由もじつはあるってことも知っておくと良いですよね。

そういう薬ではなくて、自然界にある、エストロゲンと似たような働きをするものとして、

エクオールっていうのがあります。

大豆の成分である、イソフラボンから、腸内細菌の働きによってつ売られる物質ですが、これが、更年期のホットフラッシュなどを抑制するのに効果があるというのが分かっています。

なので、大豆をしっかり食べたり、豆乳を飲んだりすることで、更年期の症状を緩和できる人もいるってことですね。

ここで、緩和できる人もいるってうところがポイントで、

実は、豆乳とかマメ製品が効果があるのって、一部の人だけなんです。

エクオールを腸内細菌がイソフラボンから作り出すって言いましたが、

その、エクオールを作り出せる腸内細菌を持ってない人だと、

いくら豆乳を飲んでも、豆類を食べても、全くエクオールはつくられません。

なので、効果がない人は全く効果がないんですね。

ちなみに、このエクオールを作れる腸内細菌を持っている人がどの位いるかっていう研究もあって、

アメリカで、357人の女性を対象に調べたデータでは、34%の人が、このエクオールが腸内で作られていたということです。

日本でも母数が少ないですが、同じような研究があって、

58人を対象に腸内細菌の構成を調べたところ、

ナント、97%の57人が、エクオールを生産する能力を持った腸内細菌が検出されたんですが、

実際に、エクオールが生産されているかを、尿で調べたところ、

なんと、13%の人しかカラダの中にエクオールがない、つまり、腸内細菌は能力はあっても、実際にエクオールを作ってない、

そんな結果が出てます。

ラーメンなどの小麦製品をよく食べる人や、喫煙習慣がある人が、腸内細菌を持っていても、実際にエエクオールが生産されていないってことみたいです。

母数が少ないのでこれだけでは判断出来ませんが、

さすが日本人は昔から大豆を食べてきたので、そういう最近をほとんどの人が持ってるんですね。

あとは、普段の食事内容を変えて、腸内細菌を元気にしていくことが出来れば、エクオールもしっかり作ってくれそうですね。

もしも、エクオールをつくってくれる腸内細菌を持ってなかったとしても、

エクオールのサプリもネットで買えるので、サプリで対応するっていうのが、一つの方法になります。

こういう、対症療法的な方法が1つ目で、

2つ目の方法は、

原因から良くしていこうということで、
栄養でのアプローチをすることですね。

だいたいいつもと同じような話になりますが、

大事なのは、

タンパク質と、
ビタミン・ミネラルです。

もともとの原因が、

エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンのバランスが崩れることと、

コルチゾールとかアドレナリンとかの副腎のホルモンのバランスが崩れることで、

その影響を受けて、必要な時に必要なホルモンが出なかったり、
必要ない時に、必要ないホルモンが出ちゃったり、

それが問題なんですよね。

なので、その環境を整えるのが大事なんですが、

実は、これらのホルモンの材料って、タンパク質なんですね。

タンパク質はほとんどの人が不足していて、逆に糖質のとりすぎな人が多いので、意識的にタンパク質を取る必要があります。

どのくらいかというと、だいたい体重グラム、

体重が50キロの人だったら50グラム、
60キロの人だったら、60グラム位ってことですね。

目安としてわかりやすいのが、手のひら栄養方っていうのがあって、

手のひらに乗るクラインお量の肉屋魚や豆腐や卵を1日に4枚分取ると良いです。

そして、タンパク質をアミノ酸から合成するのには、ビタミンBが特に必要になります。

すでにバランスが崩れちゃってる人は、食事だけでは足りないので、

基本はサプリで摂ることになります。

もちろん、他のビタミンAとかCとかDとかEとかの他のビタミンも全て必要です。

そして、色んなミネラルも必要になります。

鉄とか亜鉛とかマグネシウムとかですね。

特に、鉄が足りなくて更年期の症状がひどく出ている人も多いみたいです。

とりすぎになるといけないので、出来れば、栄養療法のことが分かっている病院でフェリチンっていう血液の数値を調べてもらって、

必要に応じてヘム鉄のサプリも取ると良いかもしれません。

この場合、普通のお医者さんは栄養療法的な見方は知らないので、普通の病院で聞いても、これはわからないので、その場合は、ちゃんと、分子栄養療法とかオーソモレキュラー療法が分かってる病院を探して言ってくださいね。

まずは、高容量のマルチビタミンを飲む所から始めるっていうのが良いと思います。

CBDオイルとか、5ALAとかも、更年期の症状に効果があると思うので、そういうのも合わせてとるのも良いかもしれません。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。