こんにちは!
GP法のTenです。

今日は、「万病の元「リーキーガット」を修復して腸や全身の炎症をしずめる飲む万能薬「ボーンブロス」」の話をしていきたいと思います。

ボーンブロスって聞いたことありますか?

過去の動画でも、栄養の話をした時に、ボーンブロスって良いですよって話を何度かしたことがありますし、

うちの整体院に来るお客さんにも説明することが結構あるんですが、

よく考えてみたらボーンブロスについて詳しく解説したことってなかったってことに気がついたんですね。

このボーンブロス、リーキーガットがある人とか、胃腸が弱ってる人とか、そもそもタンパク質の貯金が足りてない人とか、
アレルギーがある人とか、
なんとなくカラダがだるい人とか、
血液検査の肝臓の数値が高い人とか、
糖尿病の人とか、
うつ病の人とか、
それ以外でも何かの病気を持ってる人とか、
そういう人にものすごく良いモノで、

しかも、作って飲んでみるとわかりますが、
メチャメチャ美味しいんですね。

体の免疫の8割は腸にあるなんてことがよく言われますが、
実際、体の免疫細胞のだいたい7-8割が腸にいるんですよね。

なので、腸を良い状態にするってことが、アレルギーだけじゃなくて、あらゆる病気や体調不良を良くする秘訣でもあるんですね。

そんな腸を元気にして、さらに全身の色んな不調に効果のあるものが、実は、ボーンブロスなんです。

ということで、今日は、ボーンブロスについての話をしてみようと思います

その前にリーキーガットについてちょっと説明しておくと、

ガットっていうのは、腸のことですが、
腸がリークしちゃう、っていうもので、

腸っていうのは、ラケットのガットをイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、
こんなふうに網の目状になってて、これより大きいものって通らない、体に吸収しないようになってるんですね。

例えば、タンパク質だと、消化酵素とか腸内細菌によってアミノ酸にまで分解されて初めてここを通過できますし、

炭水化物も、糖にまで分解されて初めてここを通過できるんですが、

それが、リーキーガットになると、この網の目が大きくなっちゃって、本来通過しないはずのものがカラダに入っちゃうんですね。

他にもバクテリアとか細菌とかウイルスとか、そういうものは本来通らないんですが、それがここを通っちゃう。

そうすると、腸から吸収されたものって、門脈を通って一旦肝臓に行きますよね。

肝臓ではそういう異物が入ってきたら解毒するわけですが、
リーキーガットがあると、そういうのがどんどん入ってきちゃうので、当然肝臓には負担がかかるんですね。

さらに、本来腸から侵入することのない食品だったりバクテリアの断片だったりがカラダの中に入っちゃうと、

この食品やバクテリアの断片を免疫システムが攻撃することになるんですが、

実はこの食品の断片と同じものが自分の体の中にも当然あるわけで、そうなると、免疫システムが自分の体の一部までも攻撃しだしちゃうんですね。

そうやって、アレルギーだったり自己免疫疾患が起こるわけですが、このアレルギー反応が全身の炎症の原因になります。

更にこれが進むと、リーキーブレインを引き起こしちゃいます。

脳ってすごく大事なところなので、
脳へ向かう血管って、脳血液関門っていうのがあって、必要のないものは脳に入らない仕組みになっているのですが、コレが壊れて、本来通らないはずのものが脳の血管を通って脳に入っちゃうんですね。

実際、アルツハイマーで亡くなった方の脳を調べてみると、バクテリアやカビや真菌などのさまざまな病原体が見つかることがあるんだそうです。

本来、脳にそういうものが行かないように調整している脳血液関門がうまく働いていないと、カラダだけでなく脳内でも様々な炎症が起きてしまいます。

脳で炎症が起きちゃうと、意欲の低下だったり、脳の機能低下だったり、うつ病だったり、そういうものの原因にまでなっちゃうんですね。

だから、腸が健全であることが、実は、あらゆる病気を良くするためにも大事なことなんです。

リーキーガットになる原因としては、
小麦製品に含まれるグルテンだったり、乳製品に含まれるカゼインだったり、
あとは、糖質のとりすぎだったり、
防腐剤や食品添加物だったり、残留農薬だったり、
あとはストレスだったり寝不足だったり、
抗生物質とかの薬を飲んだことだったり、
色んなことから腸の壁がダメージを受けてなっちゃいます。

現代人は、程度の差はあってもほとんどの人にリーキーガットがあるって思っておいて間違いないだろうなってくらいですよね。

このリーキーガットを修復するのに役立つのが、ボーンブロスです。

ボーンブロス、骨スープなんて言い方をすることもありますが、

文字通り、骨を煮込んだスープのことで、

実際には骨付きの肉だったり、鶏ガラだったり、豚骨だったり、そういうものを使うんですが、

骨の部分には、アミノ酸やコラーゲンも豊富で、
腸の粘膜を修復するグルタミンだったり
腸の炎症をしずめて、肝臓の解毒能力をあげるグリシンも多く含まれていますし、
あとは、カルシウムとかマグネシムとかリンとかの色んなミネラルも入ってますし、
ビタミンも含まれていて、
その栄養素がジックリと煮込むことで、スープに溶け出て、
これが旨味のもとでもあるし、カラダにもメチャメチャ良いんですね。

さらに最近はこれに加えてダイエット効果もあることがわかってきていて、

ボーンブロスを毎日飲むことで、腸のヤセ菌を増やす働きがあることもわかってきてます。

そんなボーンブロス、作るのは実は簡単です。

骨なら鶏でも豚でも牛でも魚でも何でも良いんですが、

手羽先とかの骨付きの肉だったり、鶏ガラだったり、グラスフェッドの牛とか豚の骨付きの肉を使います。

鶏の場合は、そのへんに売ってるケージ飼いで抗生物質とか化学物質まみれの鶏を使っちゃうと、
そういうものまでカラダに取り込むことになって逆効果なので、
抗生物質とかを使ってない健康な平飼いの鶏を使う必要がありますし、

豚や牛についても、普通に売ってるのは結構、抗生物質とか化学物質がいっぱい使われているので、グラスフェッドのものを使う必要があります。

オーストラリアとかニュージーランドとかの牛だと、基本的にほとんどグラスフェッドのものなので、そういうのを使うのが安心ですね。

そういう良い骨付き肉と、だいたい骨付き肉1キロに対して大さじ1杯位のお酢と、
あとは、野菜を適当に、
例えば人参とかのヘタの部分とか、玉ねぎの外側の皮だったり、
食べないで捨てちゃう部分で良いので、そういうのも一緒に入れて、
更に旨味をもっと出したい場合は、干し椎茸とかトマトとかを入れるのもありですね。
それを、だいたい2時間から6時間位、グツグツ煮るだけです。

そして、冷めたら上に油が浮いて固まるので、それを取って捨てます。

スロークッカーとか電気圧力鍋とかを使うと、時間をセットして置いておくだけなので見てる必要もないので楽にできます。

そして、出来上がったものをそのままスープとして飲むだけです。

手術後とかの病み上がりとか、体調悪すぎる人は、これをこしてスープだけを飲めば良いですし、
そうじゃなければ、肉とかも一緒に食べてOKです。

作るのが面倒な人は、出来たものを買うっていうのでも良いです。

以前はボーンブロスって売ってなかったので自分で作るしかなかったんですが、
最近では、Amazonとかで検索すると結構色んな所から
ボーンブロスって出てるので、
そういうのを買って飲むっていうのでも良いですね。

ボーンブロス、原因不明の不調に悩まれている方は是非試してみてくださいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。