こんにちは!
GP法のTenです。
今日は、「交感神経が過緊張な人の特徴と自分で出来るセルフケア」というテーマで、話をしていきたいと思います。
自律神経には、交感神経と副交感神経っていうのがありますが、
この交感神経と副交感神経って、
よくシーソーに例えられるんですね。
こっちが交感神経で、こっちが副交感神経だとすると、
交感神経が緊張すると、副交感神経が緩みますよ、
そして、副交感神経が緊張すると、交感神経が緩みますよ、
そういう関係になってるよってよく言われますよね。
これは一つの例えで、もう一つのたとえとして、車のアクセルとブレーキみたいな感じって説明をしたりもするんですが、
交感神経が、アクセルで、
副交感神経が、ブレーキでってたとえですね。
自律神経のバランスが崩れてる人って、
言っちゃうと、アクセルとブレークを両方踏みっぱなしみたいな状態で、
ちょっとブレーキを緩めると、急発進しちゃったり、
ちょっとアクセルを緩めると、急ブレーキがかかったりとか、
そうやって、交感神経と副交感神経が、こんな感じで緊張したり弛緩したりっていうのを急激にしちゃったりとかね、
そういう事があったりするんですが、
一番の問題は、このアクセルを踏みっぱなしにしちゃってる事が問題なんですね。
つまり、交感神経の過緊張が続いちゃってる状態。
今日は、この交感神経の過緊張な人の特徴と、その対策としての、
自分で出来る簡単なセルフケアについて紹介したいと思います
自律神経の働きを考える時に、理解しやすいと思うのが、大昔に、人間がまだ野生だった頃のことをイメージしてもらうと理解しやすいと思うんですが、
交感神経っていうのがどんな時に緊張するのか?っていうのを考えると、
例えば、森の中とかサバンナとかを歩いていて、
野生の動物に出会ったよって時ですね、
ライオンがいたよとか、チーターがいたよとか、そういうときですね。
そういう時にのんびりしてたらやられちゃうでしょ?
なので、その時に、パッと、交感神経が緊張して、闘うか逃げるかって言う反応をするんですよね。
それは本能的な働きですよね、
その時に、闘うにしても逃げるにしても、まずね、カラダがそれに向けて反応するんですね。
それが、交感神経が高まったときの体の反応になるんですね。
まあ、色々あるですけど、例えばね、
戦ったり逃げたりしやすいように、全身の筋肉に血液をいっぱい送るために、
心拍が早くなるよ、
血圧も上がるよ、
あとは、
ちょっとした物音にも敏感に反応できるように、聴覚も鋭くなるよ、
とか、
例えば、怪我したときとかに、こう、どこかが切れたりしても、出血が少なくすむように、表層の血流が抑制されたりだとか、
同じ理由で、手足がちょっと冷たくなったりだとか、
あと、遠くを見渡せるように、目の瞳孔が開くんですね、
さらに、気管が拡張するよ、とか、
呼吸が早くなりますよ、
空気をいっぱい取り込めるようにするんですよね。
あとは、血糖値が上がりますよ、
もう、すぐにエネルギーが欲しいから、血液の中にすぐにエネルギーになる糖分が増えるんですよね、
そして、消化器系の機能が下げられますよ、
これから闘うって時に、一生懸命、胃が消化してたらおかしいでしょ?
なので、そっちの機能を低くして、その分の血流を他に持っていきますよ、っていうことですよね、
そして、筋肉に、エネルギーをバンバン送ると発熱するから、今度は、その温度を下げるために、汗を出しますよ、とか、
あとは、もし怪我とかで血が出たりしても、その出血がすぐ止まるように、血液が固まりやすくなりますよとか、
あとは、酸素の運搬力を向上するために、赤血球が増えますよとか、
あとは、新陳代謝の速度を高めるために、甲状腺とかのホルモンが出ますよとか、
体を動かしまくっても、炎症が押さえられるように、副腎皮質ホルモンが出たりとか、
あとは、脳から感覚をある程度遮断するための、エンドルフィンとか、そういうのが出たりしますよとか、
そういう風に、いろんな反応が起きるんですね。
そういう、人間がもともと、野生だった頃に、ジャングルとかサバンナとかにいた頃に、動物辛味を守るため、あるいは動物と闘うための、動物としての本能的な反応として、それだけのことが起きるんですね。
交感神経がバンと緊張すると、
それによって色んな問題が起きるんだけど、それがずっと緊張しっぱなしの人っていうのは、常に瞳孔も開きっぱなしだし、常に聴覚も過敏だし、
っていうことが来ちゃいますよってことなんですね。
整体院とかに来てすぐ分かりやすいのって言うのは、やっぱり、瞳孔が開きっぱなしの人ですよね。
そういう人は、交感神経が過緊張なんだなっていうのがわかりますよね。
なので、部屋の灯とかでも、スゴくまぶしがるとか、
外に出た時に、
すごいカンカン照りとかのときにね、
外に出た時に、
わー、眩しくて、目を開けてらんない、みたいになっちゃうとか、そういう人って比較的交感神経が過緊張な人が多いですよね。
そして、今、説明した内容を、なんとなくイメージしてもらうと、
ウツだったりとか、すごいストレスで過緊張を起こしてる人だったりとか、そういう人の反応って、なんとなくイメージつきますよね。
あとは、交感神経の過緊張が続いてると、
血液の血糖値を上げるために糖新生が活発になるので、糖尿病にもなりやすいし、
怪我した時に血液が固まりやすい状態ってことは、血栓もできやすいので、脳梗塞とか心筋梗塞とかにもなりやすくなるし、
心拍が上がったり血圧が上がったりするので、
高血圧だったり、心臓の問題、動悸とか不整脈とかだったり、
ホルモンのバランスが崩れたり、
ホットフラッシュ的な変な汗をかいたりとか、
消化器への血流が抑制されちゃうことから、胃腸の色んな問題が起きたり、それによってリーキーガットが促進されて、アレルギーになりやすかったり、
もうホントに、色んな問題の原因の根っこには、この交感神経の過緊張があったりするんですね。
なので、今言ったような特徴に当てはまるかも?って思った人は、
もしかしたら、普段から交感神経が過緊張かもしれないので、
なにか対策をしたほうが良いと思います。
1つは、ストレスのケアですよね。
適度な運動とか、なにか好きなことをしたりとか、遊びにいって息抜きをしたりとか、
整体の施術とかも良いですが、
何かストレスのケアをするっていうのも大事ですよね。
あとは、自分で出来る簡単なセルフケアっていうのはいっぱいありますが、
以前紹介したことがある、セルフケアで役に立つのがいっぱいあるので、それを紹介しますね。
まず1つ目は、邪気払いです。
詳しくは、過去に解説してるので、こちらを見てくださいね。
下の概要欄にリンクがあるので、そちらから飛んで見て欲しいんですが、
邪気払いっていうのは、みぞおちを緩める方法です。
みぞおちって、交感神経がいっぱい集まってる場所で、交感神経が過緊張な人って、ココが固くなってるので、ココを緩めるのがすごく有効で、
そのために自分で出来るいちばん簡単な方法がこれですね。
あとは、具体的なストレスの内容がわかってる人とかに有効なのが、
これも過去に紹介してるこの動画を見てもらうと良いですが、
ESR、エモーショナルストレスリリースって方法と、
FOホールドって言う方法です。
このどちらも、なんとなくストレスが浮かんじゃうとか、思い浮かべるとイライラしちゃうとか、そういう場合に特に有効です。
あとは、これも過去のこの動画で詳しく解説してますが、
百均のダイソーに売ってる、くるんとフィットっていうエア枕を使って寝る方法です。
これも、少なめに空気をいれて、数分コレを頭の下に敷いて寝るだけで、交感神経の緊張がスゴく下がるっていう方法ですが、
ただ寝るだけなので、すごく楽ちんです。
この方法もすごくおすすめですね。
どれも簡単な方法ばかりなので、ぜひ、自分は交感神経が過緊張だなって思った人は、生活の中にコレを取り入れて、余分な緊張をとっちゃってほしいなと思います。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
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