こんにちは!
GP法のTenです。

いつも動画を御覧いただきありがとうございます。

さて、今日は、整体の施術後のお酒について話してみようと思います。

もしかしたらあまり気にしてる人はいないのかもしれませんが、

僕が最初に整体を学んだ時に、施術後の心得としていくつか教わったことがあるんですが、

その中の一つが、「施術した当日はお酒を飲まないほうが良い」ってことなんですね。

なので、うちに施術を受けに来た人にも、施術の当日は、施術の効果を低下させないために、できればお酒はお休みしてね
って言うことを言ってるんですが、

この理由ってあんまり真面目に考えたことがなかったんですが、

ちょっと僕なりの考えをまとめてみました。

古い整体とかだと、施術をした当日は、

例えば、水はいつもより多めに飲んでねとか、

お風呂はやめて、シャワーくらいにしといてねとか、

今日はあまり激しい運動はしないでねとか、

あとは、お酒を飲む人には、出来れば今晩は控えたほうが良いですよとか、

そういうことを指導すると良いよねっていう教えがあったりします。

なので、僕も始めてきた人にはそういう説明をするんですが、

もう30年位前の何も考えてない頃に刷り込まれちゃった情報なので、あまり深く考えもせず、そうしてたんですね。

でも、それにはやっぱり理由があるはずで、ちょっとそれについて考えてみると、

例えば、手術をする時とかした後っていうのは、基本、お酒は禁止ですよね。

あとは、大きな怪我や骨折をしたときも一緒で、その治りを早くするためにも、お酒は控えたほうが良いって言われてます。

これは、

麻酔が効きにくくなったり、効きすぎたりっていうのもありますし、

傷口がくっつくのが遅れたり、
炎症を悪化させたり、
内出血しすくなったり、
あるいは、アルコールの利尿作用によって、脱水になりやすかったり、

それによって、手術後の合併症を増やす原因になるし、
治るのが遅れる原因にもなるので、
お酒は飲んじゃダメってなってますよね。

あとは、骨折については、お酒を飲むことによって、治りが遅くなるっていう研究があって、

これは、アメリカのロヨラ大学で、ラットで行われた実験なんですが、

アルコールを投与した群と、
同じ量の生理食塩水を投与した群で、骨折の治療にどんな影響が出るかっていうのを研究したっていうのがあるんですが、

アルコールを摂取した群は、優位に骨折の治癒が遅れて、なおかつ、再生した骨もアルコールを摂取してない群にくらべると、丈夫ではなかったっていうんですね。

理由としては、酸化ストレスが増加したり、
骨の再生のために必要なタンパク質が減少していたりっていうことなんですが、

これは骨折に関しての話なんだけど、

やっぱり、影響ありそうですよね。

例えば痛みがあるところって、微小な炎症があったりっていうのもあるでしょうし、

筋肉の微小な損傷っていうのもあるかもしれないですよね。

整体の施術っていっても色々やり方ありますが、

カラダを整えることで、そういう微細な損傷を、カラダが修復しようとするのに、

そういうのの回復を、もしかしたらお酒を飲むことで、遅らせちゃうってことあはるかもしれないです。

あとは、お酒を飲むことで、それを肝臓で処理するために、亜鉛とかビタミンBとかが消費されちゃうっていうのもありますね。

亜鉛が不足すると、

亜鉛っていうのは、細胞の新陳代謝だったり、免疫反応だったり、
アミノ酸からのタンパク質の合成だったり、DNAの合成だったり、
色んなものに欠かせないものなので、

それが足りなくなると、せっかく整体をして、カラダを修復しようと頑張ろうにも、

その修復するための材料が足りないなんてことにもなりかねなかったりしますよね。

まあ、コレに関しては、施術後の飲酒って話じゃなくて、

お酒をよく飲む人は、亜鉛とビタミンBは人より多めにサプリとかで飲みましょうねって話でもありますが、

そういうビタミン・ミネラルの問題も出てきますよね。

ということで、やっぱり、整体とかの施術の後は、効果をより高めるためには、お酒は控えたほうが良さそうだなって思います。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。