節分で豆をまくのってなんでだろ?

そう思ってちょっと気になって調べてみたら、

豆は「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるんだそうな。

豆=まめ=魔滅

ダジャレですか・・・。

日本は言霊の国ですからね~。

こうやって言葉にいろんな意味を持たせて色んな発想を生むんですね。

諸外国の人達は普通文字って左脳で見るものが、日本人だけ絵や風景などを見る右脳で見ているなんてほんとかどうだかわかんない話もありますが、我々日本人がそういうイメージを大事にするってのはなんだか考えてみると面白いもんです。

ところで、調べていると面白い話が。

使う豆って、地方によって違うんですね。

なんとなく聞いたことがあるような気もしますが、僕らが普通まくのは大豆の炒ったものだと思いますが、地方によっては落花生を殻付きでまくところもあるんだそうな。

考えてみると家の中とはいえ投げた豆をそのまま拾って食べるのってなんだかばっちいですよね。

ところが、落花生だと殻付きだから食べるときには殻をとって食べるから別に平気なんだって。

う~ん、なにげに合理的。(^_^;)

でもよくよく考えてみると、節分でまく豆って・・・、

季節の変わり目に生じるという邪気を豆をまくことで祓うわけで、豆がその邪気をうけるんだよね?

わざわざ炒った大豆を使うのは、その邪気をもった大豆から芽が出て邪気が一緒に育っちゃうといやだから炒るんだなんて話もあるそうだし。

ってことは・・・、

それを拾って食べちゃうって・・・、

どうなんだろ?

なんだか矛盾~。(^_^;)

ちなみに季節の変わり目として年に4回土用っていう期間がありますが、これは節分までの18日間を言うんですね。

夏にうなぎを食べる風習があるので夏にしか無いと思ってるかも知れませんが今は土用の真っ只中だったりするんですね~。

季節の変わり目は体調にもいろんな変化が出るのでこれを邪気といって色んな風習が生まれたんでしょう。

変化の激しい季節ですが皆さんも体調には十分に注意しましょうね!