すっかり猛暑続きで暑い毎日ですが、体調などは崩してませんか?

これだけ暑いと、ついつい冷たい飲み物をゴクゴクと飲んでしまったりしますね。

皆さんはペットボトル症候群という話を聞いたことがありますか?

154521ペットボトルに入った清涼飲料水を飲み過ぎる事によって引き起こされる症状を言いますが、この時期に限らず知らず知らずになってしまうこともあるので気をつけなければいけません。

コーラなどの飲料に糖分が非常に多いのは皆さんご存知だと思いますが、例えば「カロリーオフ」「カロリーゼロ」と書かれている清涼飲料水でも非常に多くの糖分が入っているということはご存知でしょうか?

このカロリーオフ等の表記は日本の飲料メーカーや団体が自主的に決めた勝手な表記で、実はカロリーゼロと書いてあっても100mlあたり5gのスティックシュガー約1.2本分の糖分が、カロリーオフに至ってはスティックシュガー約5本分以上の糖分が入っています。

500mlのペットボトルに入った飲料をゴクゴク飲むということは、例えカロリーゼロと書いてあるからと安心していてもビックリするくらい沢山の糖分をカラダに取り込むことになります。

このようなペットボトル飲料を飲むと、水に解けた糖分は非常に吸収が早いので急激に血糖値が上がります。

それに対応して急激に血糖値を下げるためにカラダはインシュリンを大量に放出します。

ところが、あまりにも血糖値が急激に上がることでインシュリンの供給が間に合わなくなり、それを薄めようと水分をカラダが要求して喉が乾きます。

そこでまたペットボトル飲料を飲んでという悪循環に陥ってしまう症状です。

急性の糖尿病になる場合もあります。

また、まだカラダの十分に発育していない子供やお年寄り等、体内の代謝機能が十分に働いてない人だとヒドイ場合には昏睡状態、最悪死ぬ場合もある恐ろしいものです。

飲料メーカーにとってはこのようなサイクルが出来ることでどんどん飲料が売れるわけですから大喜び、そのおかげなのか優良なスポンサーである飲料メーカーの悪口になるこのような問題はマスコミでは殆ど報道されませんが、我々消費者にとっては大問題です。

脱水症状などが心配される場合は吸収が早いスポーツドリンクなどが確かに有効ですが、それ以外で水分補給をしたい場合には出来るだけこのような飲料は避けて、水や麦茶などを飲むようにするのが賢明です。

暑い時期、ついついゴクゴク飲んでしまいがちですが、それによる健康被害も起きやすい時期ですから皆さんも気をつけてくださいね。