という漫画を読んだ。
作者は岩明 均。
あの寄生獣の作者といえば知っている人も多いでしょう。
以前から、面白いよと言う話は聞いていたんですが、やっと読む事が出来ました。
題材は疋田文五郎。
この作品を書くに当たって、色々と新陰流の資料にあたったんだそうです。
「悪(あ)し」
「それは悪しゅうござる!!」
良いですね~。
きっと、この作者、この作品を書くにあたって桃嶺の伝書を読んだんでしょうねぇ。
桃嶺さん、
「○○の使い方、悪し!」
って、良く書いてますもん。
良く、稽古してて、
「その使い方悪し!」
なんて言って喜んでたもんです。
上泉の出陣の姿なんて、かっこよく書いてくれてます。
何で槍が十文字なんだ?とか、そんな疑問は置いといて・・・。
久々に新陰流物のフィクションで面白かったです。
雪の峠・剣の舞
岩明 均
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