心臓の手術を昨年された方を最近みてるんですが、
かなり苦戦中。
っていうか、勉強不足で知らなかったんですが、心臓の手術って胸骨正中切開っていって胸骨のど真ん中を切って左右に開いて上から手術するんですね。
そりゃあ色んな影響残るわねぇ。
今まで同じような手術をしたって人を何人かみててもそれほど苦労した経験は無かったのであまり心配してなかったんですが、今回ほどフレッシュな方は初めてなので改めて色々考えてしまってます。
実はその方、その数年前にもお腹の開腹手術をしてて、外から触った感じではそっちの方が違和感が強かったので前回まではそっちをメインにやってたんです。
結構僕の感触的には劇的に変化して動きも出て来てて、聞いてもその場では結構良い感じになるんですが、すぐに戻っちゃうということで色々悩んでたんです。
で、普段はあまりしない検査法でもって上から丁寧に調べてみたら、ちょうど胸椎と肋椎関節の辺りに動きが全く無いってのがわかって、(っていうかそれは分かってたんだけど2次的なもんだろうと勝手に判断して深く考えてなかったんですね・・・。(^_^;))
いかんねぇ、前側の手術跡のイメージが強烈でついついそっちにばかり意識が行ってたけど、肋骨を左右に思いっきり広げて手術するんだからそこに影響がでるのは当たり前。
最近調子が良いのを良いことに細かな検査をおろそかにして感覚に頼った施術をしてたんだなと反省。
まあ普通の人だったらそれでOKなんだろうけどこういう難しい人にはやっぱり基本をおろそかにしちゃダメだよね。
ってことで、普段の方法ではちょっと力不足かなということで久しぶりにパーカッションハンマーなんぞを取り出して諸々施術。
昨年色々と繊細な施術を学んできたおかげか、ようやくパーカッションを使うときの感触が分かるようになってきた気がするのですが、今回も好感触でした。
やっぱりオステで用いる装置なのでオステの考え方にあわせてシンプルに使った方が効果が高いんですよね。
なんとか僕的には1回でする分には満足出来る結果かな?って所まで。
しかしこういう難しい人には普段多用してるGP法だけでは力不足ですね。
基本的に良くなるのであれば方法にはあまりこだわらないのでその場で方法コロコロ変えて何でも使うんですが、やはり最終的には難しい人にはほとんどオステの手技を使うことになってしまいます。
少しずつでも改善はしていっているようなのでこの調子で日常生活に支障の無いレベルまで早く持っていけたらな~と。
そのためにはもっともっと勉強しなくっちゃ!って思った今日の施術でした。
難しい症状のお客さんってのは、
「次はコレを勉強しろよ~」
って感じで定期的にちょうど良いタイミングでいつも現れるんですが、今回もそんな感じかな~。
今年もセミナー予定は結構ぎっしり詰まってて、今のところわかってるだけでも国際セミナー3つあるし、他にも出たいのイッパイあるんだけど、頑張って稼いで皆さんに少しでも還元出来るように頑張りますよ~!(^O^)/