ふと、以前ある解剖学の先生(その先生は、3千体の人体解剖を行ったという解剖学のスペシャリストだったのですが)と話をしていたときに聞いた話を思い出したので書いてみようと思います。

そもそも脂肪って、腸から吸収された後どのようなルートをたどるか知ってますか?

僕もあまり詳しくは理解できてないですが、リンパ管を通じて一旦乳糜槽(にゅうびそう)にあつまり、さらに胸管を通して静脈に吸収されるそうです。
(今これ書く為に検索して調べたら、小腸で分解されて細分化された脂肪を乳糜(にゅうび)っていうんですね。知りませんでした。)

胸管はリンパの還流に用いられる管ですが、脂肪の流通にも大きな影響を与えているんですね。

で、その先生の経験から胸管のルートに異常がある人は大抵が極度の肥満だというのです。

ダイエットする時にはこれらの流通を良くすることも大事なんだな~とその時思いました。

ただ、イマイチこのあたりの関係を理解出来てなかったり。
(吸収する側であるリンパ系の問題と肥満との因果関係は良く解りません。きっと真面目に調べると色々とややこしい理屈が出てくるんでしょうね。)

雑談の中での話しだったので僕もあまり突っ込んだ話はしなかったのですが、非常に印象に残ってるお話です。

詳しい人いたら教えてください。