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さぁ、今日の本題です。

椎間板ヘルニアネタは過去にも書いてますが、最近、椎間板ヘルニアと診断されたというお客さんを良く見たり、相談を受けたりして、色々と勉強したり、実際の施術の中で体験した事などから、思うことをつらつらと書いてみたいと思います。

結構面倒な話ですが、参考になってくれると嬉しいです。

実はうちにも病院で椎間板ヘルニアだと診断されて青い顔をしてやってくる人が時々います。

ですが、聞いて見ると、MRIを取ったわけでもなく、レントゲンと簡単な動的テストをしただけで椎間板ヘルニア或いは椎間板ヘルニアの疑いありと診断している医者はかなりいるようです。(小さい個人病院ではそもそもMRIなんて無いですからね)

まず一つ言える事は、大きな病院でMRIなどを取らずに椎間板ヘルニア或いは椎間板ヘルニアの疑いと診断されたからといって、すぐに自分は椎間板ヘルニアなんだと落胆しないで欲しいという事。

もしもそのように診断されたら、少なくともMRIを撮ってもらってしっかりと画像で確認しましょう。

また、セカンドオピニオンと言う手を使うのも大事な事です。

実は椎間板ヘルニアではなくて整形外科的には筋筋膜性疼痛症候群(名称あってたっけ?)とかいう名称で言われるものである可能性が非常に高いです。

もしそうであれば、筋膜系に働きかける事の出来る療法を行う事で軽減は可能である場合が多いです。

オステで言えば(そのまんまですが)筋筋膜リリースだとか、クラニオ、それからストレイン・カウンターストレインとか。カイロ系で言えばAK(アプライドキネシオロジー)の系統とかSOT(仙骨後頭骨テクニック)とか。あと違う手技でSI(ストラクチキュアルインテグレーション、いわゆるロルフィングですね)とかがその代表ですかね?
(ただし、施術者の技量に寄りますので、筋筋膜と名乗ってるからといってどこでも良いと言うわけではない所がちょっと難点ですが・・・。)

長くなるので、次回に続く。

椎間板ヘルニアの謎2 -ホントの椎間板ヘルニアって?
椎間板ヘルニアの謎3 -ホントに椎間板ヘルニアだったとしたら?