こんにちは!
GP法のTenです。

今日は、「ストレスの多い人が積極的に取りたい栄養Top5」というテーマで、話をしていきたいと思います。

僕の整体院に来た人には、必ず栄養の話をするんですが、

栄養が足りてないと、ストレスにも弱くなるし、疲れやすかったり、いくら休んでも疲れが取れなかったり、

そんなふうになっちゃうんですね。

そして、カラダをいくら整えても、栄養が足りないと、良くなるのもどうしても遅い。

逆に、栄養がちゃんと足りてる人って、ちょっとカラダを整えただけでビックリするくらい短期間に良くなったりします。

なんだかストレスが最近たまってるなとか、
なんだか最近疲れやすくなったなって人は、

これから紹介する栄養をしっかりとって行くと、そういうのも変わってきます

なんとなくダルいなとか、
なんとなくボーッとしたり、
なんだか頭がシャキッとしない、

さらには、思考力も低下しちゃって、仕事もはかどらないとか、
ちょっとしたことでイラッとしちゃったりとか、

そんなことってありませんか?

そんな時って、脳もしっかり働いてませんし、カラダも動きにくかったり、
自律神経のバランスも崩れちゃうし、
ホルモンバランスも崩れちゃってます。

そして、そういう訴えをする人をいっぱい見ていると、やっぱりカラダにも特徴があります。

筋肉の硬さの質が違うんですよね。
なので、ある程度いっぱい人の体を触ってると、

ああ、この人栄養足りてないよねっていうのがだんだんわかってきます。

じゃあ、そういう人って、カラダの中では何が起きているか、そんな話をしていきますね。

まずは脳の働きから。
脳がブドウ糖をエネルギー源にしているっていうのはご存じの方も多いと思いますが、
他にも、タンパク質やビタミン・ミネラルなどの栄養素が足りてなくても、脳の働きって低下しちゃいます。

脳に必要な栄養が足りてないことで、脳内の神経伝達物質をうまく作り出すことができなくなって、

疲れだったり、集中力が低下したり、そういう状態になりやるくなります。

脳内の神経伝達物質って言うと、
意欲だったり記憶だったり、学習能力の維持にかかせない、ドーパミンとかノルアドレナリンとか、
神経の興奮を鎮めるギャバとか、
幸せホルモンとも言われていて、精神を安定させるセロトニンとか、
脳内ではいろんな神経伝達物質が、お互いに影響を与えながら働いていますが、
こういう神経伝達物質のバランスが崩れると、
イライラしたり、落ち込んだり、集中力が亡くなったり、やる気が出なかったり、

メンタル的にも不安定になります。

そしてホルモンですが、全身色んなところで、ホルモンって働いてますが、
ストレスとかがあったときに働くのは、副腎から出るホルモンですよね。

副腎皮質ホルモンである、コルチゾールとか、
副腎髄質ホルモンである、アドレナリンとかノルアドレナリンとか、
こういうホルモンの材料が足りなくても、ストレスには対処しにくくなってしまいます。

こういった神経伝達物質やホルモンの材料が足りなくなると、
ストレスにも対処できなくなったり、
集中力が低下したり、やる気が出なかったり、
疲れて動けなかったり、
そういう原因になるんですね。

じゃあ、どんな栄養を取ればよいのかというと、

この5つです。

1,タンパク質
2、ビタミンB群
3,ビタミンC
4,ミネラル類
5,脂質

一つずつ説明してくと、

まずひとつ目のタンパク質ですね、
人の体って、水分を除くと半分がタンパク質でできてますが、

脳の神経伝達物資の材料でもあるし、抗ストレスホルモンの材料でもあるんですね。

なので、タンパク質が不足していると、必要なときに必要な神経伝達物質が作り出せなくなって、集中力ややる気が低下したり、

必要なときに必要なだけ抗ストレスホルモンが出ないことで、ストレスに負けちゃったり、

そういうことが起きやすくなっちゃいます。

なので、まずはタンパク質を十分に取る必要があります。

タンパク質は取れてる量がそもそも少ない人が非常に多いので、植物性でも動物性でも良いのでまずは、必要な量を取る必要がありますが、

出来れば、植物性のタンパク質と、動物性のタンパク質、動物性のタンパク質の中でも、牛肉とか豚肉とかの哺乳類の肉だったり、鶏肉とか魚とか、できるだけ同じものに片寄らずに、色んな種類のタンパク質を取るのが良いです。

その中でも動物性のタンパク質は、幸せホルモンのセロトニンを作る原料になる、トリプトファンが多く含まれています。

トリプトファンは加熱調理で壊れちゃいやすいので、

例えば肉ならちょっとレアの肉とか、
お刺身とか、
生とか半熟の卵とか、
あまり加熱しすぎてないものを食べると、さらに良いですよね。

量としては、普通の、そんなに運動の負荷の高くない人だと、だいたい体重グラム位のタンパク質を取るのが良いです。

体重が50キロの人だったら、50グラム位、
体重が60キロの人だったら、60グラム位って感じですね。

タンパク質の必要量って、

運動量が多い人と、少なすぎる人で必要量が高まって、
例えば寝たきりの人なんかも、タンパク質の必要量は上がります。

普通に生活してる人だと、だいたい体重グラムで良いですが、

何か激しいスポートとかをしている人は、必要量が上がるので、そのへんは調整すると良いですが、

大体の目安として、手のひら栄養法っていうのがあるので、それを説明しますね。

男性と女性の、だいたい平均体重くらいの人で考えると、だいたい、この位のタンパク質を取ると良いです。
(手のひら栄養法は下記↓の動画内で解説しています)

どうしても食事だけで難しい人は、プロテインとかで足りない分を補うっていうのも助けになります。

そして2つ目の、ビタミンB群、

脳内の神経伝達物質である、セロトニンやドーパミンやギャバを作り出すのに必要なのがビタミンB群なので、
ビタミンB群が足りないと、
やっぱり神経伝達物質が必要なときに必要なだけ作り出せなくなって、集中力が低下したり、不眠の原因になったりもします。

なので、ビタミンB群は積極的に取ったほうが良いですね。

これも、魚や肉や緑黄色野菜に多く含まれているので、そういうものをまんべんなく、これもやっぱり加熱で壊れてしまうので、
生か生に近い状態で食べることで、取ることが出来ますが、

普段ストレスが多い人とか、生活リズムが崩れている人っていうのは、結構それによって消費されちゃっているので、

そういう人は、サプリとかで補う必要があるかもしれません。

そして、3つ目のビタミンC、
抗酸化にも重要な働きをしますが、副腎でコルチゾールを作るのにも欠かせないビタミンです。

通常は副腎にはビタミンCが多くあるんですが、
ストレスによって、抗ストレスホルモンを作るために大量に消費されると、すぐに足りなくなってしまいます。

そして、ビタミンCが足りなくなると、
抗ストレスホルモンが十分に作り出せなくなって、ストレスに対する抵抗力が低下します。

人や一部の動物以外には、自分の体の中でビタミンCを作る働きがあるんですが、人にはないんですね。

そして、動物の実験では、ストレスを与えると、ビタミンCがカラダの中で大量に作られて、それによってストレスに対処しているんですが、

人は、カラダの中でビタミンCを作ることが出来ないので、
ストレスにさらされたときには、そとからビタミンCを取る必要があるんですね。

ところが、ビタミンCっていうのは、水溶性のビタミンで、一度に沢山とっても、カラダの中に蓄えておくことが出来ないので、必要に応じて取らなきゃいけないんです。

なので、ストレスが多いなって思ったときには意識的にサプリとかで取る必要があります。

そして、4つ目のミネラル類、
これも、神経伝達物質やホルモンを作るのに必要なものなので、十分にとっておく必要があります。

亜鉛とかマグネシウムとか、あとは女性の場合は鉄ですね。

亜鉛だと、海の牡蠣が亜鉛が多いので有名ですが、
あとは、牛肉にも結構はいってます。
ラム肉なんかもそうですよね。

マグネシウムは、海藻類とかに多く含まれてます。

そして、鉄は、出来れば動物性のヘム鉄を取りたいですが、これは肉ですね。

そして5つ目の、脂質。

脂質の中でも特にコレステロールは、抗ストレスホルモンの材料になるので、不足すると、いろんな問題を引き起こします。

コレステロールが高いことを気にする人が多いですが、多すぎはたしかに良くないですが、
多くの人がむしろ足りていないので、脂質も良い脂質をしっかり取ることも大事になります。

出来れば、オメガ3系の脂質を多く取りたいので、魚をいっぱい食べると良いですね。

ということで、これらをバランス良く取るためには、
加工食品とか添加物の多い食べ物とか、小麦製品とかをできるだけ避けて、肉と魚と野菜類と海藻類をまんべんなくしっかり摂るっていうのが大事になります。

それでも足りないなって人は、プロテインとかサプリとかで補うことで、ストレスにも強くなって、疲れにくく抵抗力のあるカラダになって、しっかり頭も働くようになります。

最近ストレス多いなとか、疲れ取れないなとか、頭が働かないな、そんなふうに思う人は、ちょっと食事を見直してみると良いかもしれませんね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。