こんにちは!
GP法のTenです。

さて、今日は、オメガ3のEPAを取ると、テロメアの長さが長くなって細胞から若返るというテーマで、話をしていきたいと思います。

オメガ3の油が体に良いからいっぱい取ると良いよって話は過去にも何度かしていて、

オメガ3の効能としては、細胞が柔らかくなるので、例えば脳梗塞とか心筋梗塞とかの予防になったり、

炎症を抑制するので、例えばアレルギーとかにも良かったり、

カラダにとっては色々良い影響がある油なんですが、

コレを取ると、テロメアが長くなった、そんな研究があります。

テロメアっていうのは、細胞の染色体の両端にあるもので、

細胞が分裂するたびに、染色体の末端にあるテロメアがちょっとずつ短くなっていって、これがなくなると、細胞分裂をしなくなって細胞が死んでいくっていうものですが、

これが長くなったっていうことなんです。

っていうことは、ナント、細胞レベルで老化を防げちゃうんじゃないのってことですね。

今日はそんな、オメガ3の話をしてみたいと思います

油には色んな種類があって、

大きく分けて、バターとか肉の脂の飽和脂肪酸と、

植物性の油や魚の油に入っている不飽和脂肪酸とに分けられますが、

この不飽和脂肪酸は、大きく分けて、
オメガ3、オメガ6、オメガ9、トランス脂肪酸があります。

このなかのオメガ3とオメガ6がカラダの中で拮抗して、

オメガ3は炎症を抑制して、
オメガ6が炎症をしやすくして、

外敵が入ってきたときとかには炎症を起こして排除して、必要ないときには炎症をしずめてみたいなことをしているんですが、

現代人はオメガ6のとりすぎで、常にカラダのどこかで炎症がおきてるような状態になってるんですね。

なぜかと言うと、揚げ物とか炒め物に使うサラダオイルって、オメガ6系がメインだからなんですが、

だから、このオメガ6とオメガ3の比率を良い状態にしたいので、
オメガ6を減らして、オメガ3を余分に取りましょうねって話になるんですが、

オメガ6とオメガ3の比率は、理想は、2:1から1:1位って言われてますが、

現代人は、これが10:1くらいになってる人が多いんですね。

外食とか弁当とかファーストフードとかばっかり食べてる人はもっとだと思います。

だから、カラダのどこかで常に炎症が起きてる状態になってる人がほとんどです。

炎症がおきてると、やっぱり細胞を傷つけますし、DNAも損傷しやすくなるんですよね。

さらに、オメガ3をいっぱい取ってると、細胞の膜ってリン脂質って言って、脂肪で出来てるんですが、

このこのオメガ3がいっぱい使われていると、細胞の膜が柔らかくなるんですね。

弾力に富んだ細胞になるので、例えば赤血球が弾力に富んだ赤血球になったら、

硬い赤血球だったら詰まりやすいのが、詰まりにくくなることで、血栓になりにくくなるんですね。

脳梗塞とか心筋梗塞とか、そういうのになりにくくなります。

さらに、カラダの隅々まで血液が回りやすくなりますよね。

そして、脳の神経細胞も当然、細胞ですから、これが柔らかくなると、神経って、お互いに枝を伸ばしてつながりあうことで、ものを記憶したり、
何かを考えたりしてますよね、

それが、繋がりやすくなるので、例えば子供だと知能が上がるし、
お年寄りだと、痴呆の予防になりますし、

あとは、記憶と学習に影響を与えるアセチルコリンを増やしたり
脳内のセロトニンを増やしたりという働きもあります。

セロトニンって、幸せホルモンとかって言われたりもしますが、コレが低下すると、脳の機能が低下したり、うつになったりしますよね。

最近主に使われている抗うつ薬でセロトニンの再吸収を阻害して、
セロトニンレベルを上げることで抑うつ状態を改善させるSSRIが有名ですが、

オメガ3を摂取することで、副作用も無くこのSSRIを飲んだのと同じくらいのうつ病の発症を押さえる効果があるなんて話もあります。

アメリカのオハイオ州立大学でこんな研究がされました。

100人以上の中高年の健康な人を集めて、4ヶ月間に渡って、
EPAとDHAが、7:1で入ったサプリメントを服用してもらった群と、偽薬を飲ませた群とで、テロメアの長さを調べたんですが、

オメガ3のサプリを飲んでたグループのほうが、有意にテロメアの長さが長くて、

テロメアが短くなるのを抑制するどころか、長くなったっていうんですね。

これがどの位の量を飲んでいたのかっていうと、2.5グラムなんですね。

ところで、今までオメガ3をとるのに、アマニオイルとかエゴマオイルとかを取りましょうねって話を過去にも何度かこの動画の中でしてきていますが、

カラダでオメガ3がどんなふうに変換されて使われるかって言うと、

アマニオイルとかエゴマオイルって、αリノレン酸なんですね、

これ、カラダの中で活用されるためには、一旦、ステアドリン酸にかわって、
さらに、EPAに変わって、このEPAから色んなものに使われるんですが、

日本人はこの反応の活性が低いって言われてます。

大昔から魚を食べて生きてきたので、EPAやDHAを一杯直接とってたっていうのもあるかもしれませんが、

だいたい10%位って説もあるみたいで、結構低いんですね。

だから、アマニオイルとかエゴマオイルを取るのもすごく良いんですが、時間がかかると思います。

なので、より効率よく、オメガ3にカラダの中で働いてもらうためには、EPAを調節取ったほうが良いですね。

なので、EPAのサプリを取るのが一番効率が良いです。

僕も、最近何か良いのないかなって探して飲み始めたものがあるんです

タラの肝油です。
普通に薬局にもあるかなと思ったけど、サメの肝油ばっかりでタラの肝油って見つからなかったので、結局アメリカのやつ買っちゃいました。

オメガ6系の油、揚げ物とか炒めものを減らして、
使う油をオメガ9系のオリーブオイルに置き換えて、

亜麻仁やエゴマオイルを大さじ1杯位毎日とって、

魚とかをよく食べるようにするだけでも効果はあると思いますが、

よりこういう効果が欲しい場合は、こういったサプリとかで取るというのも良いですね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。