こんにちは!
GP法のTenです。

前回前々回と、松本道別の霊学講座の中から数息法と強息法っていうのを紹介しましたが、

今回は、その続きです。

今回は、行氣法を紹介しますね。

行氣法っていうと、野口整体の合掌行氣なんかが有名ですが、

それのルーツが、野口晴哉の師匠であった松本道別がやってたこの行氣法なんですね。

ということで、松本道別の行氣法を紹介しようと思います

行氣法には色んな方法があります。

①合掌行氣法
②丹田行氣法
③内観的大行氣法
④延髄行氣法
⑤脊髄行氣法
⑥中心管行氣法
⑦胎息行氣法
⑧自己治病行氣法

っていうのがこの本では紹介されていますが、

今回は、この中の合掌行気法と丹田行氣法を紹介しますね。

まずは、一番の基本になるのが合掌行氣ですね。

それは、
他人の病気を治療したり、読心術や催眠術を行ったりするときにも、使うのは手のひらだし、
手は神経がもっとも発達して、氣の流通が最も盛んでなければいけないところなので、
まずは、この練習をまず最初にするのが大事だっていう風に書かれてます。

やり方はホントに野口整体の合掌行氣と同じで、

座った状態で、両手の指を揃えて、鼻先1寸位、だいたい3センチ位のところで合掌して、

精神をこの合掌した手に集中させて、

息を吸うときに、手のひらと指先から息を吸い込んで、
手のひらと指先から息を吐く
って言うことを、続けるんですね。

これを長く続けていると、だんだんと手が暖かくなってきたり、
ピリピリする感じが出たり、ムズムズする感じが出てきたりします。

なんとなくそういう感じが出てきたら、

こんなふうにして、手を近づけたり離したり、
あとは指をこんな風に動かすと、
こっちの手で感じれたり、

他の人の手とかで試してみても、そういうのを感じるようになります。

これが一番の基本になるし、
治療家の人は、こういう手って絶対必要なので、
手を作る方法はいくらでもありますが、
結構簡単な方法なので、こういうので手を作っていくっていうのも良いですよね。

そして、2つ目の行氣法が、丹田行氣法ですね。

さっきの合掌行氣法が、手で息を吸ったり吐いたりしましたが、

今度は、丹田です。

これは、息を吸うときに、全身の毛穴から息を吸って、それが、全身を通り抜けて、丹田に集まるっていうイメージで、息を吸って、

そして、丹田に集まった息が、また全身の、臓器とか血管とか筋肉とか、全身の細胞を通って、出ていくイメージで息を吐いていくことで、
全身のあらゆる組織が刺激されて、
それによって全身の活力が増進する、そんな方法です。

さらに、この方法によって、情動、怒りとか悲しみとか焦りとか、そういう感情も、この呼吸をすることで、沈静化することができるんですね。

全身の、頭とか、首とか肩とか背中とか胸とかお腹とか腰とかお尻とか、腕とか手とか、太ももとかふくらはぎとか足とか、全身から息を吸って、それが、体の中を通って丹田にみんな集まって、
そして、その集まった息がまた、全身を通って外に出ていく、そんな呼吸法です。

これも、全身に意識を向けるのが最初はちょっと練習が必要かもしれませんが、
かなり全身がリラックスする方法なので、とても良い方法ですよね。

8つあるうちの2つ目まで紹介しましたが、長くなったので続きはまた次回紹介させてもらいますね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。