こんにちは!
GP法のTenです。

て、今日は、「妊娠や出産を考えてる人は毎日亜鉛をしっかり取ろう!」ってことで、亜鉛についての話をしてみたいと思います。

これから子供が欲しいって時に、

男性側に亜鉛が大事って話は知ってる人は多いと思いますが、

実は、女性にとってもメチャメチャ大事なミネラルなんですが、

あまり意識して取ってる人って少ないんじゃないかなってことで、

今回は、この亜鉛について話してみようと思います

亜鉛って、体の中の、いろんな酵素やタンパク質の成分でもあるし、

色んなカラダの中での反応にも関わっていて、

アミノ酸からのタンパク質の合成とか、

DNAの合成にも必要ですし、

あとは、新しい細胞が作られる組織ではなくてはならないミネラルです。

なので、男性が精子を作るときにも亜鉛って大事ですが、

実は、女性が卵子を作るときにも亜鉛ってとっても大事なんですね。

さらに、妊娠した時に、亜鉛がカラダの中に足りない、欠乏症があると、

その欠乏の度合が軽度であっても、

死亡率とか、流産率とかに影響を与えます。

マウスによる実験では、

妊娠前に、亜鉛を十分に含んだ餌を食べさせた群と、亜鉛が欠乏した餌を与えた群では、

亜鉛が欠乏した群では、

流産・死産の発生率が増加したり、

胎児の成長も、小さいサイズにしか成長しなかったり、

発達の遅れや異常が出たりということが確認されていて、

人間でも、同じようなことが起きると考えられているんですね。

そして、亜鉛が欠乏しているからと言って、妊娠してから慌てて亜鉛をとっても、実は遅くて、

卵子の質にも、胎盤の質にも、胎児の正常な発達にも影響を与えちゃうので、

妊娠する前から十分に亜鉛を取っておく必要があります。

さらに、妊娠中も、お腹の中の赤ちゃんは、すごい勢いで成長していくので、

先程、新しい細胞が作られる組織ではなくてはならないミネラルって言いましたが、

その赤ちゃんの成長を邪魔しないためにも、十分な亜鉛が必要になるんですね。

しかも、お腹の中の赤ちゃんの成長にどんどん消費されちゃうので、

毎日しっかりと摂ることも大事になります。

さらに、亜鉛をしっかり取ったお母さんから生まれた赤ちゃんおは、欠乏したお母さんから生まれた赤ちゃんに比べて、知能指数も高いという研究もあります。

健康で賢い赤ちゃんを欲しい人は、亜鉛をしっかり取るようにしましょうね。

また、

亜鉛は、インスリンの合成や分泌にも重要なので、

亜鉛が不足していると、糖尿病のリスクが上がったり、糖尿病にすでになってる人でも、合併症のリスクが上がったり、

後は、ホルモンの活性にも影響を与えたり、

免疫にも影響を与えるので、そういう意味でも、亜鉛をしっかり取るってことがとっても大事になります。

じゃあ、どの位取ればよいのかって言うと、

日本の摂取基準だと、女性の推奨量は、8mgです。

亜鉛が多い食品で有名なのは、牡蠣ですが、

他にも、魚や肉にも比較的多く含まれているので、魚や肉をしっかり食べることで取れますが、

牛や豚の肉を200g食べて、やっと4~5mg、

鶏肉だと亜鉛は少なくて、200g食べても、1.6mg位しか取れないので、

結構、推奨量まで取るのって大変かもしれません。

さらに、ファーストフードとか、スーパーやコンビニの弁当とか、お菓子類とか、そういったジャンクな食べ物を多く食べてる人は、どうしても不足しがちなので、

なるだけ、ちゃんと作ったものを食べるように心がけて、

さらに、足りないかなという人は、サプリなどで補うようにすると良いですね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。