こんにちは!
GP法のTenです。
今日は、「よく噛むことでストレス解消ができる」というテーマで、話をしていきたいと思います。
セロトニンっていう神経伝達物質がありますよね、
幸せホルモンともいわれていて、
ストレスの多い生活を続けていると、このセロトニンが作られにくくなります。
前回、ジンギスカンでストレス解消の話をしたときにもこのあたりの話をちょっとしてるので、興味のある人はそちらも合わせてみてもらえたらと思いますが、
ストレスなどによって、交感神経が緊張し続けていると、
糖新生によってセロトニンの材料になるタンパク質が使われちゃうために、セロトニンが作られにくくなって、
脳の興奮を鎮めることがしにくくなったりするんですが、
そのために、まずは、材料になるタンパク質をしっかり取りましょうねって話を全開したんですが、
実は、良く噛むことでも、このセロトニンを増やすことが出来るんですね。
セロトニンがしっかり分泌されれば、不安感とか気分の落ち込みを抑制することも出来るし、
睡眠もしっかり取れるようになります。
今日は、そんな噛むことで、セロトニンを増やす方法をお伝えしたいと思います
今日は良く噛むことで、幸せホルモンであるセロトニンをしっかり分泌させて、ストレス解消をしようって話です。
実際に、東邦大学で学生に対してこんな実験があるんですが、
まず、4分間、暗算をすることで、ストレスを与えた学生に、
ガムを5分間噛んでもらうっていう実験をしたんですね。
そして、その間とその後のストレスの変化を調べたんですが、
対照群として、ガムを噛んでいない学生は、
すっと興奮状態を維持して、その後の10分経過後も、そのまま緊張状態を維持していたという結果だったのに対して、
ガムを噛むと、最初は緊張するんだけど、4分くらい経つと、だんだんリラックスしてきて、
その後10分間安静状態を保っていたときも、そのリラックス状態が続いていた、
そんな研究があるんですね。
食事じゃなくても、ただガムを噛むだけでも、リラックスするんですね。
良く、海外のスポーツ選手とかがガムを噛んでるシーンとかを見ることがありますが、
あれも、本能的になのか、分かっててやってるのか分かりませんが、
効果があるってことですよね。
ガムを噛んでも良いですが、食事で、よく噛んで食べるってことをするだけでも、リラックスしますよね。
そこで、前回話したみたいな、セロトニンの原料になるトリプトファンを多く含む肉などをしっかり噛んで食べると、その相乗効果でさらにセロトニンは出やすくなりますから、
これは意識すると良いと思います。
他にも、ただ口をパクパクするだけでも、交感神経の緊張がしずまって、リラックスするっていうのもあって、
これはとってもかんたんで、
ただ、歯を噛み合わせないようにして、口をパクパクするだけなんですが、
これでも、しっかりリラックス効果があるんですね。
これも確か、もともとはボクサーが、ボクシングの試合の前とかに口をパクパクさせることで、緊張を取ってたのを見た人が始めたとか、そんな話じゃなかったかなと思いますが、
結構カンタンなのに効果があるので、これも良いですよね。
アゴって、側頭骨にくっついてて、そこを動かしたり、
あとは、筋肉としては咬筋とか側頭筋とかで口の開け閉めってしますよね。
この辺りをしっかり動かすことがストレス解消になるっていうのは面白いと思います、
そう考えると、ストレスの多い人が寝てる間に無意識にしちゃってる、歯ぎしりってありますが、
これも、脳が本能的に、ストレスを解消するためにやってることって思うと、納得いきますよね。
歯ぎしりする人は、葉を見ると、たいがい削れてるのですぐわかりますが、
そういう人は、普段も歯を噛み締めちゃってたり、アゴが緊張していたりする人が多いので、
時間をかけて食事をよくかんで食べたり、
口をパクパクする運動をしたり、そういうことをすると、歯ぎしりも解消できるかもしれませんね。
是非試してみて下さいね。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
↓