良く心理学などでは、潜在意識は否定語を理解しないなんてことを言ったりします。

自分に何かを言い聞かせるときには否定語を使っちゃダメなんてことも言いますね。

それってどういう事かと言うと、

たとえばこういう事です。

あなたが、

「犬の事を・・・、考えないで下さい」

って誰かに言われたことを想像してみて下さい。

間違いなく犬をイメージしちゃいますよね?

繰り返し言えば言うほどイメージしちゃうと思います。

そんな感じで否定語を入れることで逆にそれをイメージしちゃったりするんです。

だから肯定的な言葉を使いましょうなんて話になるわけですが、

ただ肯定的な言葉を使ってれば良いってわけでもないという良い例があります。

例えば「健康」ってことば。

「自分は健康になる!」

って言った場合、まず何をベースにイメージするかというと、健康ではない状態をイメージしちゃうんですね。

そもそも、健康な状態っていう具体的なイメージって持ちにくかったりしますもんね。

だから、健康ではない状態=病的な状態をベースにしてそうではない状態って感じでイメージしちゃうんだと思います。

病気だったりカラダの不調ってかなりの部分こころが関わってたりして、そこを変えることが出来ればどんどんよくなっちゃったりすることもあって色々いわれてたりしますが、それがなかなか難しいってのには実はそんな理由があったりします。

だったら最初っからそういう事を考えずに、例えば笑いが健康に良いってなれば健康のことなんて一旦忘れてお笑い番組とかみたりした方が良かったりってこともあるのかなと。