こんにちは!
GP法のTenです。

さて、今日は、「ツライ生理痛の原因と食事と整体で解消する方法」というテーマで、話をしていきたいと思います。

厚労省の調査によると、

働いてる生理のある女性の、76%が生理痛があると回答していて、

その中でも、会社を休むほどの症状がある人は、2.8%
薬を飲めばなんとか仕事にはいけるけど、結構ヒドいという人が、25.8%
我慢できる程度という人が、47.9%
生理痛は感じないという人が、21.6%

仕事にもいけない位ヒドいって人は2.8%と少ないですが、

仕事を休まないまでも、薬を飲まないとどうしようもない位ヒドいって答えてる人が25.8%で、4人に一人くらいの割合でいるんですね。

結構多いんですよね。

生理痛になる原因って、色んな問題が絡み合っていて、

人によって、例えば整体をしただけで生理痛が無くなるって言われる人は結構な割合でいますが、

やっぱり整体だけじゃ軽くはなるけど良くはならないって人とか、

整体してもあまり変わらない人とかっています。

色んな原因が絡んではいますが、その中の大きい原因が、栄養と、体の歪みと、自律神経やホルモンのバランス、この3つだと思っていますが、

これらの原因を整えて、生理痛を解消していく方法を紹介できたらと思います

先程の、厚労省の調査ですが、

実は、年齢別の生理痛の症状の程度についてもあって、

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これをみると、

一番左のかなりヒドいっていうのが、薬を飲んでも仕事に行けないくらいのレベルでツライ症状がある人で、

その次の、ヒドいっていうのが、薬を飲めばなんとか仕事にはいけるけど、結構ヒドい症状があるって人ですが、

かなりヒドい、と、ヒドいっていうのが、25歳未満が一番多くて、年齢が上がるにつれて、減っていってます。

逆に、感じないって人が、年齢が上がるとともに増えていってます。

若い人ほど、生理痛がヒドいってことですよね。

そして、年齢以外の指標でも調べられていて、

出産経験と妊娠経験がある人ほど、生理痛の度合いも少ないという結果なのと、

ストレスを感じていると答えた人と、感じていない問人とを比べると、ストレスを感じている人のほうが、1.46倍、生理痛がヒドいという結果も出ています。

また、BMIが高い人は、そうじゃない人に比べて、1.42倍、生理痛がヒドいという結果です。

あとは、これはちょっと意味が分かりにくいんですが、高温多湿を不快だと感じやすい人と、感じない人では、高温多湿を不快に感じる人のほうが31.3%、生理痛が少なかったっていうんですね。

最後の考察の部分では、これは、高温多湿の環境が、生理痛を緩和させるという解釈が出来るって書いてあるので、

多分、冷えと乾燥が、生理痛を悪化させる要因の一つになってるって意味なのかな?と思います。

あとは、当然ですが、子宮筋腫とか内膜症とか、そういうのがある人は、生理痛がひどくなりますよね。

コレをあわせて考えると、

生理痛がひどくなりやすい要因としては、子宮筋腫とか内膜症とかの器質的な問題を除いたら、

1,出産経験の有る無し
2,年齢が若いことによる、子宮の発育不全、
3,ストレス
4,肥満
5,冷えと乾燥

こういうのが生理痛の悪化に関与しているってことですね。

ちなみに、生理痛の痛みって、プロスタグランジンっていう発痛物質が、出過ぎちゃうことで、痛みを強く感じるわですが、

このプロスタグランジンって、脳の体温調節中枢では、体温を上げるために使われてたりしていて、

このプロスタグランジンを抑制する薬が、鎮痛解熱剤になります。

生理痛のときとかに飲む痛み止めの薬が、熱が出た時に飲む解熱剤と同じだったりするのはこういう理由からなんですが、

これが出すぎちゃう原因としては、ホルモンバランスと、自律神経のバランスと、あとは血流ですね。

なので、ホルモンバランスを取って、自律神経のバランスを取って、

そして、体を整えて、血流を改善することで、軽減させることは可能だと思います。

そして、冷えに関しても、体を整えて血流を良くして、栄養状態を良くすることで、代謝が上がって、冷えも解消されますし、

ホルモンバランスについても、ホルモンの材料ってタンパク質ですから、栄養状態を良くすることで、材料を増やせば、解消しやすくなりますし、

あとは肥満についても、これは多分になりますが、肥満の人は糖質は多くとっていますが、ほとんどの人がその分タンパクが足りなくて、しかも、ビタミン・ミネラルなどの必要な栄養も足りていないので、

栄養状態を良くして、代謝を上げていくことで、肥満も勝手に解消されていきますし、冷えも解消されていきます。

あとは、ストレスですが、

このストレスについても、色んなストレスが有る中の、栄養的なストレスと、カラダのストレスを取っていくことで、ストレスの総量は減るので、

それによって、メンタルのストレスがあっても、対応しやすくなります。

さらに、栄養状態を良くしていくことで、ホルモンの材料がしっかりある状態になれば、

副腎などから出る抗ストレスホルモンも、必要な時にちゃんと必要な量出せるようになって、

それによって、ストレス耐性も上がり、ストレスに適切に対処できるようになります。

そうすることで、結果として、女性ホルモンのバランスも整いやすくなっていきます。

まとめると、対処としては、まずは栄養状態を良くして、

さらに、体の歪みを整えて、カラダの血流を改善する、

それが、一番必要な方法ですね。

まずは、栄養の話からしていくと、

もちろん、状況によって違うので、実際には個別にみていかないといけませんが、

おそらくほとんどの人に足りてないのが、

1,タンパク質
2,ビタミンB群
3,鉄
4,糖質、特に小麦製品を減らす
5,牛乳や乳製品を減らす
6,それ以外のビタミン・ミネラル
7,オメガ3の油

この7つです。

1つ目の,タンパク質ですが、

タンパク質に関しては、普段思ってるよりも必要な量って多いので、意識的に取る必要があります。

それがどの位かというと、だいたい、あまりハードな運動をしていない普通の人だと、体重グラム位必要になります。

わかりやすい目安としては、手のひら栄養法っていうのがありますが・・・

このくらいを意識して取るようにしてみて下さい。

お腹が硬かったり、腸内環境が悪い人は、もしかしたらその前に腸内環境を整えるために、乳酸菌とか酪酸菌とかのカラダに良い菌を取ったり、

あとは、繊維とか難消化性のオリゴ糖とかを取る必要がある人もいるかも知れません。

そして、2つ目の,ビタミンb群ですが、

これも、ホルモンを作ったり、筋肉を作ったり、色んな反応に必要になるビタミンなので、食事だけではなく、サプリなどで取るのが大事ですね。

そして、3つ目の,鉄ですが、

肉とかに多く入っているヘム鉄が、植物性の鉄である非ヘム鉄よりも吸収率が10倍以上有るので、肉や魚をしっかり取るというのでも補給できますが、

さらに、ヘム鉄のサプリとかで取るのが有効です。

これは、薬局とかでは普通売ってないので、ネットで買うのをオススメします。

アマゾンや楽天で買えますが、ワカサプリというところのヘム鉄がおすすめです。

この最初の3つがほとんどの人に足りてないので、まずはこれらをしっかりと取るようにするのが第一ですね。

そして、4つ目の、糖質、特に小麦製品ですが、

小麦製品を取りすぎているおかげで、生理痛がひどくなっている人もいます。

実際、小麦製品を1月取らないようにしたら、かなりなくなりましたって人もいます。

そして、5つ目の、牛乳や乳製品ですが、

これも、極力減らしたほうが良いです。

チーズとかヨーグルトとか、そういうのも合わない人には合わないですし、

人によっては、1ヶ月、牛乳や乳製品を取らないようにしただけで、生理痛がかなりなくなりましたって人もいますから、これも、試してみると良いですね。

そして、6つ目の、それ以外のビタミンやミネラルですが、

これも必要に応じてとるということをしていくと良いですね。

さらに、7つ目の、オメガ3の油ですが、

これも、細胞を柔らかくしたり、血流を良くしたり、さらには、ストレスを緩和する働きもあるので、魚やアマニオイルやエゴマオイルなどからしっかり取るようにするのも大事になります。

実際には、いくつかの原因が重なって症状として現れてるわけですが、

原因の一つがきっと今言った7つの中にあるので、これをひとつひとつ試してみると良いと思います。

そして、その上で、体を整えて、肉体的なストレスを減らして、

血流を良くしていくことで、生理痛が解消していく人は非常に多いです。

今回は、自分でやる方法ではなくて、人にやる方法になりますが、

有効な方法をいくつか紹介したいと思います。

整体の施術などをしている人は、コレを参考に試してみたら良いかなと思いますし、

施術家じゃない人も、そんなに難しい方法でもないので、身近な人にコレをやってもらうっていうのも良いかもしれませんね。

骨盤の調整と、内転筋の調整法をお伝えしますね。

実際にはどっちをやるのかとか、どの順番でとかもありますが、まずは、両方やると良いです。

カエル足

内転筋の小手返し

2つの方法を紹介しましたが、コレをベースに、全身を整えるってことをしていくと、それだけでも症状が良くなる人は非常に多いので、

これも是非試してみてもらえたらなと思います。

まとめると、栄養としては、

1,タンパク質
2,ビタミンB群
3,鉄
4,糖質、特に小麦製品を減らす
5,牛乳や乳製品を減らす
6,それ以外のビタミン・ミネラル
7,オメガ3の油

この対策を、大事なのは最初の3つですが、他のも必要に応じてやってもらうとよいのと、

カラダの調整としては、

骨盤の調整と、内転筋の調整をまずは試してみると良いと思います。

是非試してみてくださいね。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。