昨日は月に1度の栄養療法の勉強会。

その前についでに前回血液検査をした結果を聞こうということでその診察も一緒に受けてきました。

分子整合医学っていって、ものすごく詳細な血液検査をして、今の自分のカラダにどんな栄養が足りてなくて、どんな栄養が多すぎるのか?っていうのを教えてくれるんです。

で、その結果を見て食事の指導と足りない分をサプリなどで補うわけですが、

今回は嫁ちゃんと2人で行ってきました。

僕の方はマアマアな結果。

自分である程度考えてサプリとかも摂っていたのですが、ほぼこのまま現状維持で大丈夫でしょうって感じ。

前回は、調子に乗って亜鉛いっぱい取ってたら摂り過ぎだって指摘があって減らしたら今度は減らしすぎだってのがあったくらいでした。

う~ん、なかなか難しいもんです。

今栄養療法の勉強をしてるからって事で多分普通の人にするよりも細かく説明してくれたんだと思うけど、まだ勉強始めたばかりの僕にはチンプンカンプンな内容もあって、でも、実際に自分のカラダで試しながらってのは勉強になりますね。

そして、その後はメインの勉強会。

今回のテーマは口腔内。

口腔内には常在菌がいるわけですが、その常在菌の種類が健康な人と不健康な人では違って、健康な人にはあるパターンがあるんだとか。

面白いのが、歯医者とかでスケーリングとかしてキレイにして、例えば9割以上殺菌出来たとしても3時間後にはほぼ同じ量まで戻るんだそうな。

で、その戻った時の細菌叢が、たまたま良い菌が増えれば良いし、たまたま悪い菌が増えればまた悪い状態に舞い戻ると。

ま、ある意味ギャンブルみたいなもんなんだね。

で、今の通常の考えでは、歯垢とかはとったほうが良いって考えで積極的に取ることをしてるんですが、必ずしもそれが良いわけではないというのが最近の新しい考え方なんだそうで、

良い細菌叢がある歯垢を取り除いてしまって、たまたま悪い細菌叢が増殖してしまったら、あっという間に虫歯が増えちゃったりとか、そういうことが起きうるんだそうです。

だから、一概にスケーリングを定期的にすれば良いってわけでもないと。

でも、悪い菌は取らないといけないし、難しいものみたい。

で、口の中の細菌叢が悪いものだった場合、歯周病とかにもなりやすいですが、

それが結果として色んな問題を引き起こす原因になるんですね。

例えば妊婦さんとかにはとっても大事な問題で、それが早産だったり流産を引き起こす遠因になったりもするんだそうです。

確かに妊婦さんに歯科検診って進められるけど、それがなんでなのかは不勉強なことに知らなかったですが、そういうことがわかってるからなんですね。

口の中の状態が悪いと、それが結果として消化管(胃とか腸とか)の健康状態に影響を与えて、それが結果としてホルモンバランスにも影響を与えて、全身に問題が広がる事があるってのはちょっと驚きな感じでしたが、あそこまで細かく研究がされてるんですね~。

面白かったです。