では、昨日の続きです。

昨日までの記事はこちら↓
肩こりの原因を分析してみよう
肩こりの原因を分析してみよう-その2

さて、肩こりの原因となるもの、その三です。

これが一番重要な原因になります。

では、その一番重要となる原因とは・・・

腰です。

腰と肩こりというのは、整体などに行くと良く言われる事と思いますが、そのことを良く説明してくれる人はあまりいないのではないか?と思うので、この際説明してみましょう。

ちょっと説明しにくいのですが・・・。

肩こりが酷いといって来店される人は、多くは腰痛に対しては無頓着な方が多いです。

もちろん、腰痛と肩こりと両方を持っている方も多くいますが、自分は腰痛は無いけど肩こりが酷いという人が非常に多いです。

実際、触れて見ると腰の状態が非常に良くない方は多いのですが、それで不具合を感じているという方は何故か少ない印象を持っています。

それは何故か?

以前は単に腰痛に対する感覚が鈍いのだろうと思っていました。

単純に腰の状態が悪くともその辺りへの感受性が悪いという人も多くいるようですが、それ以上に、以前は腰痛もあったけど・・・って人が多いようです。

そのうちに、腰に対する感受性が鈍ってきて、腰痛というものを感じなくなった人と言うのが多いのでは無いかと思います。

この前に書いた首も腕も、本来は力の発生は腰から起きているものですが、この腰が上手くつかえなくなることによって、その働きを腕や首が受け持ってしまう事によってそれらがオーバーワークになって問題を起こすという事が多いようです。

以前に、肩の始まりは腰ですよという事を書いたことがありますが、この腰の状態が、前に書いた首にも腕にも影響を与えています。

腰から上が重力に対して真っ直ぐに立つんだという事を意識できると、(色んな組織が固まってしまってなかなか自分だけでこれをするのは難しいですが、)肩こりなどの症状も驚くほど改善します。

また、さらに言うと、腰の下にあるのは足ですから、この足の状態も腰の状態にとても影響を与えます。この辺りの話はまたそのうち書くことにしましょう。