今日、腰痛で来たお客さんと話しをしていて・・・、
「やっぱり腹筋とか背筋とか鍛えた方が良いんですかね~?」
「いや、全然必要ないですよ!必要なのはバランスですから。バランスよく立って歩くって事が出来てれば大丈夫!」
「でも、立つためにも腹筋とか必要じゃないんですか?だったらやっぱり鍛えた方が・・」
「そんな事ないですよ。だって、赤ちゃんが立つときだって、別にそのために筋トレしてからじゃないと立たないなんて事ないでしょ?」
「なるほど・・・。(^_^;)」
・・・、
詳しい話の内容忘れちゃったんですが、こんな感じのお話をしました。
赤ちゃんが立つことが出来た時から、必要な筋肉は既にあるんです。
だからそのために中途半端な近代トレーニングもどきで鍛える必要なんてありません。
何をするにおいても必要なのはバランスなんですから、どこか1ヶ所を取り出して鍛えるなんて事をしたら、バランスが崩れて悪くなるしかないんですからね。
良く色んな掲示板とかで、腰痛にはどうしたらよいですか?みたいな質問に対して、
「腹筋を鍛えたほうが良いよ」とか、
「いや、背筋を鍛えたほうが良いよ」とか、
そんなアホなアドバイスをしてる輩を良く見かけますが、ホント、アホかと思っちゃいますよ。
例えば、腹筋が強いから腰痛になるんだ!って言って、背筋を一生懸命鍛えたとしても、今度は背筋の方が強くなっちゃったらどうするんですか?
今度はしょうがないからもう一回腹筋を鍛えて・・・、そんなことしてたらきりがないし、両方からかたよった強い力で引っ張りあってたらいつか潰れちゃいますよね。
そうじゃなくて、腹筋が強かったら弱く出力できる方法を覚えればそれで良いだけの話です。
って事で、簡単な腰というか腰の骨の周りの細かな組織をゆっくりと緩める体操をちょろっとやりました。(^^)
緩めるって事は実は、緊張っていうのは脳が筋肉に対して「緊張しろ!」って命令している状態なんだから、それをやめる方法を脳とカラダに教えてあげるだけで良いんですよね。
ただ、慣れてない人にはこの「することをやめる」って事が非常に難しかったりするんですが・・・。
でも、カラダのどこか1ヶ所ででも出来るようになれば後はそれを広げていくだけですから、一度に全部!って考えずにちょっとづつ覚えていけば良いんです。
そうすれば簡単ですよ。
だって、昔、子供の頃には出来ていたことを思い出すだけで良いんですからね。