ども、Tenです。

今回は随分前に書いた記事の続きです。

いや~、すぐに書こうと思ってたんですがバタバタしてる間に続きがなかなか書けませんでしたが、ボチボチいきますね。

ということで、前回は、

人って、カラダもココロも、全体のバランスの中で今一番最適だと判断した選択を常にしている

ってお話でした。

肯定的意図

ちょっと分かりにくかったかもしれませんが、

どんな症状であっても、それには必ず理由があって、

心理学なんかではそれを肯定的意図なんて言ったりするんですが、

全てのバランスの中で一番良い選択をした結果が今の状態なんですね。

だから、より良くするためには、あなたの脳の神経システムがまだ気がついていないような、もっと良い選択肢を見せてあげることが出来れば、

システムがそれを納得して採用したら、あとは勝手にカラダは変わっていくんです。

人のカラダってよく出来てるんですね~。

そして、それはカラダもココロも全てを統括しているあなたの脳の神経システムが無意識レベルでやっていることなので、

カラダもココロも一緒に変化して行ったりするんですね。

まあ、この辺りの考え方が一番ベースなんですが、

膜のつながり

それに加えて、

膜のつながりをとっても意識しています。

どういうことかって言うと、

人のカラダって、実は小さな袋の集合体なんですね。

これはソーセージをイメージしてもらうとなんとなく理解しやすいんですが、

sosage
ソーセージって、袋の中に肉が入ってますよね?

で、その外側の皮ってず~っとつながってるでしょ?

そんな感じで、筋肉って筋膜という袋に入ってるんだけど、

その筋膜って、ソーセージの皮と一緒でず~っとつながってるんですね。

そして、その筋膜が、あたまの先から足の先までず~っとつながってるんです。

そして、その筋膜っていう袋の中には、筋肉や骨や内臓や神経や脳が入っていて、全てが連続的につながっていて、

更に、お互いに引っ張りあってバランスをとっているんです。

テンセグリティー構造

こういう構造を、テンセグリティー構造って言ったりするんですが、

これ、テンション(張力)とインテグリティ(統合)を合わせた造語で、

張力によって統合された構造物ってことなんですが、

人の体も実はこういう構造をしているんです。

そして、その全体の張力のバランスをとっているのが、全身の筋肉。

そして、その筋肉に指令を出しているのが、脳のシステムなんですね。

だから、このバランスを取るということが、カラダを良くするということに直接的につながるってわけです。

全身が全部で一つ、お互いに引っ張りあってるから、どこかだけが単独で悪くなるなんてことは無いんですね。

そして、手や足を動かすだけで全身の圧痛が取れちゃったりするっていうのは、こういう全体の張力バランスを考えて、バランスを取っていくからなんですね。

よく施術を受けに来られた方に、

「不思議~!」

って言われますが、こういう理屈を理解したら、実は不思議じゃないんです。

って言いながら、僕も不思議だな~っていまだに思っちゃいますけどね。(^^)

今回もちょっと分かりにくかったかな~?