ども、Tenです。
さて、今日は、制約理論ってお話を。
「ザ・ゴール」という本がありますが、ご存知ですか?
Tenは随分前にススメられて読んだんですが、
最近はマンガも出てるんですね~。
もちろんマンガも読みました。(^^)
ナント、いつのまにやらマンガの2巻も出てました。
これ、最初日本語に訳された時に一部で話題になったんですが、
この本の作者が、長い間日本語に翻訳することを禁じていたらしいんです。
それは何故かと言うと、
元々、日本のトヨタの生産方式等を研究して導き出した理論を書いたものなんですが、
これを元にアメリカのメーカーに日本に追いついて欲しいって思って書いたんだそうで、
それなのにこの本を日本語に訳しちゃうと、日本がもっと力を持っちゃうから、
「翻訳しちゃダメ!」
って言って、出版から17年間翻訳を禁じていた本なんだそうです。
なんだか逸話を聞いただけでも凄そうですよね。(^_^;)
で、この本で書かれているのは、
「すべての物事が上手く行かないことは、
一つの原因から起きている。(その原因になるものは一つしか無い!)」
っていう理論なんですね。
本の中では、工場の生産性の話で解説してるんですが、
スゴく単純化して言ってしまうと、
生産ラインの中で生産性が上がらないのは、
何処かにボトルネックがあって、
そこを見つけて改善したら、全てが改善するんですよ~
って話。
こんな話を聞くと、
「ホントかよ?」
って思っちゃいますよね?
でも、よくよく考えてみると、そうなのかもね?って思うような話なんです。
これをそのまま施術に当てはめてみると理解しやすいかな?
施術をする時って、
究極的にはその来院したお客さんのカラダの不調を作っている一番の原因になっている1ヶ所(1次障害)を見つけることが出来たら、
そこに施術したら基本的にはOKですよね?
その一次障害が簡単に見つかるのか?ってのはあったとしても、
もし見つかったとしたら、そこだけやればよいわけです。
というのは、
人のカラダって、常に今選択できる中で一番良い状態になろうと常にしているわけだから、
例えカラダに不調があった場合でも、
脳が理解しているレベルでの最適な選択をした結果が今の状態なんですね。
つまり、脳が色んな全てのバランスを見た中での最適の選択をしたのが、今の痛みがある状態だったりするわけです。
そこで、最適な1ヶ所に対して施術をしたら、
あとはつねに一番良い状態になろうとしている脳が勝手に、カラダのバランスを取って再統合して、
新たなバランス点を求めて変化していくわけです。
そして、
新たなバランス点に到達したときが、次の施術のタイミングになって、
その新たなバランスの中での、最適な1ヶ所を見つけて施術をして・・・、
と、繰り返していくことで、カラダってどんどん良くなっていきますよね?
そんな風に、1点を改善することで、全てが良くなるというのが一番ベースになる考え方、
それを「制約理論」っていうんだそうです。
面白いですね。
柴垣さん、
お久しぶりです~!!
お元気ですか?
メカニカルリンク、興味あります!
でもまだ本を読んだだけで体験したこと無いんですよね~。
機会があったら勉強してみたいです。(^^)
ご無沙汰しております。
神戸の柴垣です。
表題の「プライマリーを探して治療する」をやるのがメカニカルリンクなんです。
興味あったら、受けてみてくださいね。