ネットを色々とさまよってたらこんなサイトを見つけました。

「礼法教室」

小笠原流礼法の教室らしいんですが、これ、面白そうですね~。

っていうか、懐かしい感じ。(^^)

実は、学生時代にTenも小笠原流の礼法をベースにしたものを東京のとある先生から習ってたことがあるんですよ。

ココの稽古、

何をやるかというと、

まあとにかく、ただ歩くだけ。

「立つことと座ることと歩くことが出来なきゃあとはな~んにも出来ないでしょ!」

「武術がどうとか何流がどうとか偉そうなこと言ってても、ただ立って歩くってこともできてない人ばっかりなんだよね。」

「まずはこういうことをしっかりやらなくっちゃ昔の人と比べたらスタート地点にも立てないでしょ!」

って感じで、ただひたすら稽古時間中は歩いたり座ったり立ったりという動作を繰り返すだけ。

結局習えたのはその3つに加えてまわることと捧げることだけ。

僕がいた所は基本的に武術関係者しかいなかったんですが、結構みんなヒーヒー言いながらやってたのを覚えてます。

そういう人達でも付いて来れず(or理解できず)辞めていく人が多かったので多分それなりにきつかったんだろうなと思いますけど・・。

で、やってるうちに足はプルプルと震えてくるし、そりゃあもうきつかったんですが、でもこれがまた楽しかったんですよね。

カラダが変わってくるという変化を感じることもですが、それ以上に動きの精度が上がっていくということを実感できるということが面白かった。

それで一時期ハマってしまって、自分の稽古でもそんなことばっかりやってた時期があって、就職して地元に戻った最初の頃に稽古相手を募集して、応募してきた人相手に、

「まず刀なんて持つ前に立って歩くって事できなきゃ何も出来ないよね~」

って、全く受け売りのようなことを言って一緒に立ったり座ったりの稽古してたら・・・、

1時間位たったあたりで、

「すみません、用事があったの思い出したので帰ります~。(T_T)」

見たいな感じでいきなり途中で帰っちゃって・・・。

ポツ~ンと武道場に一人残された僕はちょっぴり寂しかったですが・・・。

負荷的にはそこでやってたことの10分の1位しかやってないつもりだったんだけど・・・。(^_^;)

な~んて思い出もあったりとか。

まあ、あの頃やってたのと同じ事を今やれと言われても出来ませんが・・・。

あんなことをやってるのって当時僕がいた所位なんだろうと思ってたんですが、そうでもないんですね。

そういう場があればまたやってみたいな~。