ども、Tenです。

今日はTenが整体で考えていることをつらつらと書いてみようかな。

人って、

常に良くなろうとしている生き物だと思ってます。

常に、昨日より今日、今日より明日と、今よりもより良い状態になろうと日々いろんな事をしているのが人間だと思うんです。

仕事でも日常生活でも、より良くなろうって頑張ってるでしょ?

それって、実はカラダもココロも一緒なんですね~。

カラダも常に前より良い状態になろうと頑張ってるんです。

その結果として、例えば風邪を引いたり、胃が重くなったり、鼻水ジュルジュルでたり・・・、(^_^;)

そんな風にカラダは一生懸命頑張って、より良い状態になろうとして頑張ってるんですね。

その昔、野口晴哉先生という整体の有名な先生がいました。

その先生のところにこんな人が来たんだそうです。
(ちょっと記憶が定かじゃない曖昧な記憶で書いてるので細かい所は違うと思いますが。)

その人、いっつも同じ足の同じ指ばっかり怪我をしちゃうんですね。

テーブルの足に指をぶつけて骨折したり、

車に足の指を踏まれちゃったり、

テーブルとかから物を落としたら何故だかまた同じ指の上に落下したり、

しまいには交通事故を起こしたら何故だかそこだけ怪我をしたり・・・、

「先生、なんで同じ所ばっかり怪我をするんでしょう?」

って野口先生に聞いてみると、

「それは、あなたのカラダが崩れていて、その崩れを補正するためにその指に刺激が必要なんだよ。」

って説明をしたんですね。

そして、その崩れについての施術をしたら、

そうしたら・・・、

それ以来、その同じ場所ばっかり怪我をするってことが無くなったんだそうです。

これ、面白い話でしょ?

カラダって、今のその人のカラダ(と脳)が認識している範囲で常に良くなろうという選択をし続けているんですね。

無意識レベルで勝手にやっちゃうんです。

でも、今認識している範囲内でってことは、あなたのカラダが気がついてないもっと良い選択肢があったら、どうなると思いますか?

Tenのやってる整体って、何をしてるかって言うと、

これ、当院に来た人には結構話す話なんですが、

例えば痛みや不調がある場所がより楽になる状態に持って行って、

あなたのカラダに、

「今までのやり方より、このやり方のほうが良いんじゃない?」

ってそっと提案するんですね。

そのためにちょっとした刺激を入れるんです。

結局やってるのは基本的にはこれだけなんですね~。

そして、

「お!その方が楽で良いじゃん!」

ってあなたのカラダ(と脳)が認識したら、

より良い方法を常に探しているので、そういう状態を作ろうと新たなバランスを求めて全体で勝手に動き出すんです。

そして、段々と良くなっていくんですね。

だから、当院の施術を受けた人って、

施術を受けた直後より、次の日、さらに次の日と、段々調子が良くなっていくって言われる人が多いんですね。

その昔、平田内蔵吉が、

「我々は医者と患者の関係になってはいけない、教師と生徒の関係になるのが良い」

みたいなことを書いてるんですが、

なんとなくそういう意味だったのかな~?って最近ふと思いました。

ただ良い状態や方法をカラダに教えてるだけなんですね~。