こんにちは!
GP法のTenです。

今日は、下痢について。

下痢気味の人って結構多いと思いますが、

今回はその原因と、対処法について紹介してみたいと思います。

下痢になる原因って色々ありますが、

普段はそうじゃないのに、急になったとか、そういう場合は食中毒だったり細菌やウイルス性の場合も考えられますし、

あとは、例えば潰瘍性大腸炎とか大腸がんとか、そういう可能性も無くはないので、

気になる人はまずは病院で調べてもらってくださいね。

そうじゃない場合の下痢っていう話ですが、

ちなみに僕の場合だと、手術で胆嚢を取ってるので、結構下痢気味なことが多かったりします。

胆嚢を取ってるので、胆汁が常にポタポタと十二指腸に出ている状態だと思うんですよね。

そうなると、油ものとか食べたりすると、やっぱり便はゆるくなったりっていうのはあるので、そういう場合はしょうがないですが、

そういうのでもない場合の下痢ですね。

そんな下痢の原因と対処法について紹介します

下痢と一言で言っても、実は4種類に分類されていて、

1,腸運動性下痢
2,滲出性下痢(しんしゅつせい)
3,分泌性下痢
4,浸透圧性下痢

の4種類あるって言われてますが、コレ説明すると難しくなっちゃうので、こういう細かいメカニズムは置いといて、

なるだけ分かりやすく説明してみますね。

下痢の原因というと、

やっぱり大きいのは、腸内環境と、ストレスなんですが、

まずはストレスからいくと、

ストレスによって、自律神経のバランスが崩れると、

腸をコントロールしているのって、自律神経ですから、

腸が刺激を受けて、腸を通る内容物の水分を十分に吸収することが出来なかったり、腸が緊張しすぎて内容物を十分に消化する前にどんどん送り出して行っちゃって、下痢になったりすることがあります。

これ、例えば通勤電車の中でいつもお腹が痛くなって、とか、
苦手な上司と話をしてるとお腹が痛くなって、とか、

そういう、特定の状況でお腹が痛くなったり、急に便意を催して、下したり、
そういうのを、過敏性腸症候群なんて言ったりしますが、

そういう感じで、ストレスによって、下痢になったりする場合があります。

逆に、ストレスによって、腸の働きが悪くなりすぎて、便秘になるっていう逆のことも同じストレスで起きたりすることもあります。

あとは、ちょっとした細菌やウイルスが体に入ったことで、
腸が過敏に反応して、下したり、そういうこともありますよね。

でも、食中毒とかを考えてみると、

例えば牡蠣を食べてあたったとかっていうときも、

一緒に同じものを食べてたのにあたらない人もいますよね?

それって何が違うかというと、

腸のバリア機能がどれだけ正常に働いてるのか?ってことでもあります。

同じものを食べても食中毒にならない人って、
腸内環境がしっかりしてるから、
多少変なものが腸に入ってきても、
腸内細菌とか免疫細胞とかがやっつけてくれちゃうから大丈夫なんですね。

そして、

人のメンタルと腸内環境って結構リンクしているっていうことが分かってきていて、
ストレスから腸が過敏に反応しちゃう、そんな問題も、実は、腸内環境が関係しています。

例えば、アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究では、

1. 様々な乳酸菌が入ったヨーグルトを1日3回、4週間食べ続けたグループ
2. 見た目も味もヨーグルトに似ているものの、乳酸菌は入っていない乳製品を食べ続けたグループ
3. 特に決まった食べ物を取らなかったグループ

に分けて感情の反応をテストしたところ、
①のグループは、主要な脳幹と認知に関わる前頭前野が活発になり、
②、③のグループは、脳の感情や感覚に関わる部分が活発になる

つまり、乳酸菌を摂ってないグループは、取っているグループに比べると、
思考が抑制されて、感情的になりやすいってことですよね。

こんな感じで、腸内環境と、脳の働きってリンクしてるので、

腸内環境が良くないと、メンタルにも影響を与えちゃうんですね。

だから、この腸内環境を良くしていくってことが、止まらない下痢を改善していく一番の近道になります。

じゃあ、どうやって改善していけばよいのか?ということですが、

まずは、腸内環境、腸内細菌って、
大きく、善玉菌と日和見菌と悪玉菌がいるって話はよく言われていますが、

日和見菌っていうのは、善玉菌と悪玉菌の勢力の強い方に味方して、

悪玉菌の勢力が強いと、そっちに味方して、悪さをするんですね。

だから、方法としては、悪玉菌を減らして、善玉菌を増やしていけば良いんです。

まずは、悪玉菌をへらすために出来るのが、

例えば、
オリーブリーフとか、
梅肉エキスとか、
あとはローズベリーとか、タヒボとか、リンゴ酢とか、エキナセアとか、そういう、
抗菌作用とか抗カビ作用とか、抗ウイルス作用とかのあるものを、サプリとかハーブティーみたいなので取るってことですね。

僕が個人的におすすめなのは、オリーブリーフのサプリです。

僕も、ちょっと調子悪いなとか、ちょっと風邪気味かな?とか、そういうときには飲むことがあって、
そのためにいつも家にもお店にも常備してますが、

これはオススメです。

あとは、梅肉エキスなんかも薬局にいけばどこにでも売ってるので手に入りやすいですし、良いですよね。

まずは、こういうのを飲んで、お腹の悪い菌とかウイルスとか真菌類とか、そういうのをやっつけるっていうのが、良いです。

そして、下痢の原因になる食べ物としては、実はいっぱいありますが、

例えば、
抗生物質
乳製品
小麦製品
化学調味料
人工甘味料
お酒の飲みすぎ
マグネシウムの取りすぎ
ビタミンCの取りすぎ

などがあります。

抗生物質は、腸の中の悪い細菌もやっつけますが、ついでに善玉菌もやっつけちゃいます。

ところが、カンジダ菌みたいな真菌類やウイルスには何もしないので、
結果として、善玉菌を減らして、悪玉菌を増やすことになって、腸内環境を悪化させます。

だから、できれば抗生物質はどうしても必要な時以外は撮らないほうが良いですし、

以前は風邪を引いただけで全く効果のない抗生物質をどこの病院でも出してましたが、
そのおかげで抗生物質の効かない耐性菌がどんどん出来てきて問題になっているので、国の指導でだんだん出さない方向になってきていますが、
でも未だに平気で出している病院もあるので、
出された場合は、その必要性をしっかりと確認して、しょうがないときにだけ飲むようにしましょう。

そして、飲んだ場合は、腸内環境は必ず悪くなるので、その対策をする必要があります。

そして、牛乳とかの乳製品ですね、

日本人はたしか96%以上位だったと思いますが、ほとんどの人が乳糖不耐症っていって、乳製品に入ってる乳糖を分解できないので、それが下痢の原因にもなりますし、

乳製品に含まれるタンパク質の約80%はカゼインって言われてますが、

このカゼインも多くが人間には消化できなくて、

消化されないカゼインが腸壁に滞留することで、腸の炎症を引き起こして、リーキーガットを促進して、
全身の炎症を増加させていろんな疾患のもとになります。

そして、腸内環境をあっかさせて、腸の働きを悪くします。

なので、極力乳製品はとらないようにしたほうが良いですね。

さらに、乳酸菌が入ってるからっていって、ヨーグルトを毎日食べてる人もいますが、乳酸菌は体に良いですが、ヨーグルトも乳製品なので、腸の働きを悪くする作用もあるってことを知っておいたほうが良いですね。

なので、ヨーグルトではなくて、サプリで摂るか、漬物とかキムチとかの植物性の乳酸菌を取るようにしたほうが良いです。

そして、小麦製品、

小麦や大麦に含まれるグルテンも、乳製品のカゼインと一緒で、腸の壁を広げて、リーキーガットを促進して、
全身の炎症を増加させていろんな疾患のもとになりますが、

同じように腸内環境を悪化させて、腸の働きを悪くさせるので、なるだけ撮らないようにしたほうが良いです。

乳製品も小麦製品も、体に良いものではないってことを認識して、取るようにしたほうが良いですね。

これは、タバコを吸ったりお酒を飲んだりするのと同じで、嗜好品として取るっていう認識でとったほうが良いです。

間違っても、健康に良いはずだから、毎日牛乳を飲まなきゃとかって思わないでくださいね。

タバコやお酒と一緒です。とりすぎは毒です。

そして、化学調味料とか人工甘味料、
これも、カラダの反応を騙して旨味を感じさせたり、甘みを感じさせたりするものなので、いろんな問題が起きる可能性がありますが、

とりすぎによって下痢を引き起こすこともあるって言われてます。

これも、全く避けることって難しいですが、できるだけ避けるようにしましょうね。

あとは、お酒の飲みすぎ、これはまあ、当たり前ですよね。

なので、飲み過ぎには注意をしてもらえば良いですね。

次のマグネシウム、
マグネシウムは足りてない人が多いので、とったほうが良いミネラルですが、

マグネシウムってそもそも下剤の成分でもあるので、取り過ぎたら当然下痢するの当たり前ですね。

これは取りすぎるってことはあまりないと思うのでそんなに気にしなくて良いと思いますが、

健康のためにニガリを飲むとかって昔流行ったことありましたが、そういうのすると下痢になることはあるかもしれませんね。

そして、ビタミンC、これも、過剰摂取の副作用が下痢ですが、
これは、むしろビタミンCはとったほうが良いもので、
その自分が飲める限界量を知るために、
下痢をするまで飲んで、自分の限界量をしって、
そこまで飲みましょうねみたいなのがあるくらいなので、
そんなに気にしなくても良いです。

っていう感じで、いろんな食べ物の話をしましたが、この辺りで、自分に関係してそうだなっていうものがあったら、それを減らしてみたりするのも良い方法です。

あとは、腸内環境を良くするために、

発酵食品を食べたり、乳酸菌とか酪酸菌とかをサプリで取ったり、

あとは、プレバイオティクスとして、繊維をいっぱい食べたり、

フラクトオリゴ糖とかを取るというのが有効です。

こういうのをすることで、腸の中の善玉菌が元気になるので、これは積極的にやると良いですね。

そうやって、腸内環境を悪くしている原因を減らして、腸内環境を良くすることをして、

腸内環境が良くなってくれば、ストレスにも強くなって、下痢になる原因もどんどん無くなっていきます。

ぜひこういうのを試してみてください。

詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。