こんにちは!
GP法のTenです。
最近流行りのクラブハウスも始めました、そちらのフォローもお待ちしてますね。
さて、今日は、左の下腹部が痛い、そんな症状について、
そもそも、なんでそんな所が痛くなるのか?
そして、そんな時にはどうしたら良いのか?
そんな話をしてみたいと思います。
急に激痛になる人もいれば、
なんとなく最近この辺りが重いんだよね~みたいな違和感をずっと感じてる人もいるかも知れませんし、
でも、そういう痛みがあると不安になることってありますよね?
そんな人のために、あるいはそんな症状の患者さんやお客さんが来て困ってる治療家の方の役に立つ話をしていきます。
今日は左の下腹部が痛い、そんな時にどうしたら良いのか?という話です。
左の下腹部に痛みが出る原因って色々考えられるんですが、
大きく分けて、
1,尿路系の問題
2,生殖器系の問題
3,消化器系の問題
って感じで、大雑把に3つに分けれると思うんですが、
1つ目の尿路系っていうのは、いわゆる尿管結石とかそういうのですね。
これは尿管とかを、結石が通るときとか、途中の狭いところで引っかかったときとかに、激しい痛みが出るものです。
左の尿管を通る時は、左の腰の痛みとして感じたり、左の下腹部の痛みとして感じたりしますが、通過して出てしまえば痛みは収まります。
この場合は、まずは水をいっぱい飲んで、沢山おしっこをして、早く出しちゃうっていうのが良いですが、心配な場合は病院で調べてみてもらってくださいね。
そして、2つ目の生殖器系の問題、
これは、女性のばあいだったら、たとえば内膜症だったり筋腫だったり、卵巣出血だったり、そういう時に起きることがありますし、
場合によっては子宮外妊娠とかでも激しい痛みが出ることもあります。
この場合も、まずは病院ですね。
男性の場合は、可能性としては、前立腺炎とか、そういうので痛みが出ることもあります。
これも、まずは病院に行ってみてもらうっていうのが必要かもしれません。
そして3つ目の、消化器系の問題。
左の下腹部っていうと、ここには何があるかと言うと、大腸の出口に近い部分、
S状結腸がありますよね。
ここに痛みが出るってことがよくあります。
その原因としては、
例えば大腸がんなんかが原因として痛みが出ていることもありますし、
単に便秘や下痢などの、腸の蠕動運動によって痛みが出ている場合もありますし、
あるいは、憩室とかポリープがあって、それによって便が引っかかったり、あるいは引っかかったところが細菌に感染して、それによって痛みが出たりということもあります。
ここで一番気にしないといけないのが、大腸がんですが、
例えば、血便が出るとか、便秘や下痢が以前はなかったのに最近になって出てきたとか、そういう事がある場合は、まずは消化器内科とかの病院にいって検査を受け他方が良いですし、そうでなくても心配な場合はまずは病院で検査を受けてくださいね。
今回は、コレまで言ったどれでもなかった場合、
一番多いのは、自律神経の乱れからくる、蠕動運動の問題ですね。
腸が緩みすぎちゃって、蠕動運動が上手く出来なくて、便をちゃんと送り出してくれなくて、それによって、必要以上に水分が吸収されて便が固くなりすぎたり、
それによって、なかなか便が出てこなくて、左の下腹部あたりでとどまっちゃって、痛みが出る、そんなこともありますし、
逆に、腸が緊張しすぎて、便の通り道が狭くなって、上手く蠕動運動が出来ない、そんな状態でも痛みが出ることがあります。
この場合は、上手く便を送り出せなくて便秘になることもありますし、
逆に、ちゃんと消化できてない状態でどんどん送り出されちゃって、水分も十分に吸収されなくって、下痢になったりと言う場合がありますが、
どちらでも、痛みが出ることがあります。
こういう原因から来ている場合は、原因は、自律神経の乱れだったり、腸内環境の悪化からくるので、
腸内環境を改善して、なおかつ自律神経のバランスを整えていくことで解消していくことが出来ます。
具体的な方法としては、
一つは、自律神経のバランスを整えるために、例えばストレスを発散したり、ストレス耐性を上げたり、
腸内環境を改善するっていうのが対策になります。
カラダからのアプローチでは、僕のやってるGP法とかでは、自律神経を整える施術があるので、そういうのでカラダを整えながら、自律神経を整えていくことで改善していくことが出来ますが、
自分で出来る方法としては、やはり栄養的なアプローチが一番ですね。
栄養的なアプローチとして、やるとよいのは、4つあります。
1,乳製品と小麦製品を極力減らす
2,プロバイオティクス
3,プレバイオティクス
4,タンパク質を十分に取る
の4つです。
一つづつ解説していくと、
1つ目の乳製品や小麦製品を極力減らす
ですが、
小麦に含まれるグルテンや、牛乳に含まれるカゼインっていうのは、腸の壁を広げて、リーキーガットという状態を促進する働きがあるので、
これをとっていると、腸内環境も悪化しますし、
自律神経のバランスも崩れますし、
カラダの免疫も下がります。
アレルギーなんかも起きやすくなりますしね。
それによって、便秘や下痢の原因にもなりますし、下腹部痛の原因の一つになります。
なので、乳製品と小麦製品は極力減らすようにするのが対策になります。
そして、2つ目が、プロバイオティクス、これは、体に良い菌を外からサプリなどで取るということですね。
乳酸菌とか酪酸菌というのをサプリで取ると良いです。
ヨーグルトで取るという方法もありますが、
ヨーグルトって、乳製品だから、ヨーグルトのなかの乳酸菌とかは体に良いですが、
ヨーグルトの中に入ってるカゼインとかはほとんどが人間には吸収できないですし、腸に悪さをするので、ヨーグルトで取るよりも、サプリでとったほうが良いです。
あるいは、漬物とかキムチとかですね。
ただ、普通のスーパーとかだと、本物の、ちゃんとした漬物とかキムチってなかなか売って無くて、
化学調味料とか色んな添加物で漬物っぽい味と見た目にしたなんちゃって漬物とか、なんちゃってキムチとががほとんどなので、
身近にそういうのを買えるところがあったり、あるいは自分で作ったりが出来ないんだったら、
サプリで摂ったほうが良いですね。
そして、3つ目が、プレバイオティクスです。
コレは何かというと、体の中の善玉菌の餌ですね。
善玉菌の餌になる、繊維とか、難消化性のオリゴ糖、たとえばフラクトオリゴ糖なんかをとるのが良いです。
これも、普通のスーパーによく売ってるオリゴ糖は、難消化性じゃなくって普通に消化しちゃうオリゴ糖がほとんどなので、
ちゃんと、難消化性のオリゴ糖だけのものを買うのが大事です。
僕は、フラクトオリゴ糖をアマゾンで買って使ってます。
まあ、漬物やキムチも一緒ですが、ちゃんと健康に気を使ってるこだわりのスーパーなら違うかもしれませんが、その辺にある普通のスーパーでは、なんとなく健康に良さそうな雰囲気のものはいっぱい売ってますが、ホントに健康に良いものってなかなか売ってないんですよね。
僕も昔、オリゴ糖を探して何軒も回ったことありますが、
難消化性のオリゴ糖が主成分のってほとんど無いんですよね。
パッケージには、腸内のビフィズス菌や乳酸菌の、増殖を助けるとか色々書いてますが、
たいてい、難消化性じゃなくて、普通に消化されて血糖値を上げるオリゴ糖で、
入ってても30%だけで他は普通に消化される糖質だったりします。
だから、ネットで探したほうが早いので、ネットでちゃんと難消化性のオリゴ糖、
フラクトオリゴ糖とかガラクトオリゴ糖を買って、それを使いましょうね。
そして、4つ目が、タンパク質をしっかり取るです。
体の半分はタンパク質で出来てますから、コレが足りないと色んな問題がおきて、
そのしわ寄せとして、その人の弱いところに問題が出たりします。
たまたま弱い左下腹部が弱い人だったら、そこに痛みがでたりってことですね。
なので、タンパク質はしっかり取る必要があって、
その量っていうのが、目安としては、体重グラムです。
体重が50キロの人だったら、50グラム、
60キロの人だったら、60グラムですね。
卵で言うと、卵がだいたい6グラム位のタンパク量なので、
60キロの人が卵だけで1日分のタンパク質を取ろうと思ったら、10個必要ってことです。
結構多いですよね。
まあ、卵だけでってことはないと思うので、それを、豆腐とか肉とか魚とか、色んなものでとって、足りない分は、プロテインとかで補うといいですよね。
そうやって、タンパク量の貯金が体にたまっていくと、お腹の痛みだけでなく、色んなカラダの問題やメンタルの問題の原因の一つが無くなるので、それによって改善していきます。
ちなみに、タンパク質を手軽に取ろうと思って、ハムとかソーセージとかばっかりとるっていうのはやめてくださいね。
コレについては、以前違う動画、
「肉は大事だけど、この肉には気をつけよう!発がん性、糖尿病、アトピー等々の原因物質がいっぱい!」
っていう動画で解説してますので、こちらもぜひみてください。
ということで、復習すると、
栄養的なアプローチとして、やるとよいのは、4つあって、
1,乳製品と小麦製品を極力減らす
2,プロバイオティクス
3,プレバイオティクス
4,タンパク質を十分に取る
の4つでした。
その場しのぎじゃなくて、そういう痛みがそもそも出ない体になるために、この4つを是非試してみてくださいね。
詳しくはyoutubeで解説してますので、こちらを見てくださいね。
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